積載性が大幅に向上したダイハツ 新型ハイゼットカーゴ/アトレー│便利装備も充実して軽キャンパーもおすすめの1台を写真でチェック
MōTA / 2022年3月26日 16時0分
2021年12月に17年ぶりにフルモデルチェンジしたダイハツ ハイゼットカーゴ/アトレー。室内空間や荷室の拡大、先進運転支援システムの搭載など大幅刷新した新型モデルを写真と共に解説していく。
好調な受注状況の新型ハイゼットカーゴ/アトレー
ダイハツは、軽バンでTOPシェアを誇る「ハイゼットカーゴ」及び「アトレー」を17年ぶりにフルモデルチェンジし、2021年12月20日(月)より発売を開始した。その後、発売から1カ月時点となる2022年1月20日(木)までの受注状況では、新型ハイゼットカーゴの受注台数が月販目標5700台の2.3倍となる約1万3000台、新型アトレーの受注台数は約8000台と月販目標1000台の8倍もの好調なスタートを記録している。先代のダイハツ ハイゼットカーゴは、2004年にデビュー。以来、マイナーチェンジを重ねてきたが、17年ぶりのフルモデルチェンジにより新型へバトンタッチ。また、アトレーは先代モデルの「アトレーワゴン」が5ナンバーだったのに対し、新型からは4ナンバー登録の商用車となり、新型ハイゼットカーゴの上級モデル的位置づけとなっている。
荷室空間を大幅刷新し、積載性能が拡大
ダイハツ 新型ハイゼットカーゴ/アトレーのエクステリアは、先代モデルに対し存在感を増し、車体側面を限界まで立たせたスクエアなものに。 さらに荷台フロアのフラット化や側面の凹凸を減らしたことにより、軽商用バンで重要な積載性が先代モデルから拡大(みかん箱なら65個から68個、パンケース66個から71個、畳8枚から9枚)。 また、荷台には「棚を作る/ハンガーを掛ける棒を付ける」といった際に便利なユースフルナット(穴)が多数付く。その数は先代モデルの倍となっている。昨今の車中泊ブームもあり、この荷台の大幅刷新は新型ハイゼットカーゴ&アトレーを軽キャンパーに検討しているユーザーにも好影響だろう。
商用車ながら充実した便利機能を備える
インテリアは、運転席周りに収納スペースが多数備わるなど、機能性の高いものとなっている。新型ハイゼットカーゴの上級グレードには、スマートキー&プッシュボタンスタートが標準装備された。 また6.8インチないし9インチのスマホ連動ディスプレイオーディオがメーカーオプション設定されるなど、装備内容の充実は著しい。 後席は、荷室空間の確保や前席シート下にエンジンが搭載されることなどからやや足元空間は狭い。上級モデルの新型アトレーでもシートの座り心地はやや平板。この点は商用バン化もあり、やむを得ないといったところ。CVTを新開発したほか、先進運転支援システムも充実
搭載するエンジンは、新型ハイゼットカーゴはNA(ノンターボ)とターボ、アトレーはターボのみを設定しており、2ペダル車には、従来の4速ATに代わり、新開発されたFR用CVT(自動無段変速機)が採用されている。新設されたCVT車の4WDには、2WD、4WDオート、4WDロックの3モードを持つ電子制御タイプが採用された。一方、5速MT車は、従来通り切り替え式のパートタイム4WDとなっている。 また、衝突回避支援ブレーキ機能をはじめとする先進運転支援システムでは、夜間の歩行者にも対応する自動ブレーキや、車線逸脱抑制機能といった充実した機能から構成されるスマートアシストの最新版が新型ハイゼットカーゴ、新型アトレーともに全グレードで標準装備される。さらにアトレーの上級グレードには、停止まで対応する全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロール(ACC)と、車線の中央をキープしようとするレーンキープコントロール(LKC)も標準装備される。
ここまで、新型ハイゼットカーゴと新型アトレーの内外装や装備類について解説してきた。そのほか細かな部分などはフォトギャラリーでもぜひチェックしてみてほしい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
- 2021年末デビューの軽バンが早くもキャンパーに! 人気シリーズ「ミニチュアクルーズ」に新型アトレーが登場【ジャパンキャンピングカーショー2022】
- デビュー直後の新型車が早くも軽キャンパーに! アルミ材を活用したベッドに注目の「ラクネル・バンツアー 新型アトレーver.」【ジャパンキャンピングカーショー2022】
- 新型軽バン「アトレー/ハイゼットカーゴ」の車中泊性能を実際にチェック! ライバルのスズキを強く意識した設計が随所で効いていた
- コンパクトながら広く使い勝手も抜群! 「JP STAR HAPPY1」は軽トラベースの高コスパなキャンピングカー【東京アウトドアショー2022】
- 軽バン進化の陰に「N-BOX」人気あり!? ダイハツが軽商用バン「ハイゼットカーゴ/アトレー」を17年ぶりにフルモデルチェンジで豪華装備も満載に!
この記事に関連するニュース
-
2人乗りのみ! ダイハツに斬新「スライドドア付き軽バン」あった! 新車140万円以下で「リアシート」なし! 超割り切ったシンプルバン「キャディー」とは
くるまのニュース / 2024年11月19日 17時10分
-
約156万円から! ダイハツ人気の「小型ハイトワゴン」! “多彩な装備”と“先進機能”満載の「トール」ってどんなクルマ?
くるまのニュース / 2024年11月8日 22時10分
-
スバル新型「サンバー」発表! “悪路に強い”スバル伝統の「商用ワンボックス」が進化して登場! 超タフな「ブラック顔」採用で“110万円”から発売!
くるまのニュース / 2024年11月7日 17時40分
-
110万円!? トヨタ新型「軽バン」発表!「見える」安全装備が登場!? 3段階の“電子制御4WD”で悪路も強い! 一部改良の「ピクシスバン」発売
くるまのニュース / 2024年11月5日 19時30分
-
130万円! 4人乗れる「軽トラ」が新車で買える! ダイハツの斬新すぎる「個性派トラック」が凄い! “仕事×アウトドア×日常使い”まで大活躍な「商用モデル」とは
くるまのニュース / 2024年10月30日 17時10分
ランキング
-
1昨年上回る規模の経済対策、石破色は一体どこに?【播摩卓士の経済コラム】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月23日 14時0分
-
2農協へコネ入社の元プー太郎が高知山奥「道の駅」で年商5億…地元へのふるさと納税額を600万→8億にできた訳
プレジデントオンライン / 2024年11月23日 10時15分
-
3スシロー「パペットスンスン」コラボに言及「追加販売を検討」 発売当日に一部完売したグッズも
ORICON NEWS / 2024年11月22日 17時45分
-
4《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン / 2024年11月23日 16時15分
-
5ドーミーイン系4つ星ホテル「3300円朝食」に驚愕 コスパ最高、味も絶品!極上のモーニングがここに
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 8時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください