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「ウインカー操作」に「修復歴あり」、「軽油」にまつわる意外とあるある!? クルマに関する勘違い3選

MōTA / 2022年4月1日 18時0分

右左折や車線変更イメージ

普段街中を運転しているときなどに「えっ?」とびっくりしてしまうような光景を目にしたことがある人もいるのではないだろうか。 何気なく運転している人も多いだろうが、勘違いして覚えている人が多そうな事柄を3つ紹介したい。

右左折や車線変更イメージ

ウインカーを出すタイミングは交差点手前60〜70mほど前から!

まずは安全に関係する交通ルールから紹介しよう。

わざとなのか、思い込みなのか分からないが、直前になってウインカーを動かすドライバーが多い。

ウインカーを出すタイミングは「交差点の30m手前」「進路変更する3秒前」と道路交通法施行令第21条に規定されている。しかし、車は絶えず速度を変えながら動くもの。

時速40kmで走行していたとしても、3秒間で30m以上もの距離を移動しているため30m手前と判断してウインカーレバーを操作するのでは遅い。幹線道路ならさらに遅いタイミングになることもあるだろう。

左折のイメージ

右左折する際には交差点の30m手前で進路変更は終わらせておく必要があるため、交差点手前では進路変更の約3秒+30m分のウインカーを出すことになる。あくまでも目安だが、距離にすれば交差点手前60~70mほどの距離が安全なウインカーのタイミングだ。

ウインカーを出すタイミングがあまりにも早すぎると混乱してしまうため、適切な頃合いというのも重要だ

また交差点手前のウインカーは減速という意味も含まれる。

意外に多く行われているのが、ブレーキを踏んで減速してからウインカーを出すこと。後続車は前走車がどのような動きをするのか、ウインカーやブレーキから情報を得ている。そのためブレーキだけでは前走車が止まるのか、曲がるのかを判断できない。ウインカーを出してからのブレーキ操作が正しい順序だということを覚えておこう。

中古車の「修復歴あり」は事故に遭ったことがあるわけではない!

これはかなり勘違いしている人が多いのではないだろうか。修復歴は交通事故や災害などで交換できない箇所を修復した場合に「修復歴あり」となる。車体の骨格部位を損傷してしまい、修正あるいは交換により修復したことをいう。

骨格部位を損傷し、修正や交換を行うと「修復歴あり」となる

事故を起こしてなくとも修復歴に該当する車体の骨格部位が損傷もしくは修正されていた場合、修復歴となる。一方、骨格でない箇所、例えばドアやバンパーなどを修正、交換しただけでは修復歴とはならない。

軽自動車に入れるのは「軽油」ではない!

またよくある勘違いが、ガソリンスタンドでの油種の選び方だ。

セルフサービスのガソリンスタンドにはハイオク、レギュラー、軽油の3つの油種があるが、この軽油を軽自動車の燃料だと勘違いしている人がいる。

ガソリンスタンドで選べる油種は3つある

最近高額なガソリンに比べて価格が低廉であること、「軽」油と表記されていることから、勘違いする人が多いのではないだろうか。しかし、軽油はディーゼル車に用いられるもので、ディーゼル車以外には給油してはいけない。

万が一、間違えてガソリン車に軽油を入れてしまった場合はエンジンをかけない方が良い。

多少混ざる程度ではすぐ壊れないが、思わぬ不具合が起きてしまう可能性が高いため、燃料を抜いて指定の燃料を入れ直してほしい。

間違えて入れてしまった場合にはエンジンをかけない方が良い(画像はイメージ)

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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