新型GRカローラ、電動化が進む中であえての登場に期待が集まる! 高価格予想も「これからもわくわくさせてほしい」の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2022年4月8日 10時0分
TOYOTA GAZOO Racingは2022年3月31日、米カリフォルニアで新型GRカローラを世界初披露した。GRの名を冠したハイパフォーマンスモデルのカローラについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
300馬力オーバーを達成したハイパフォーマンスモデルの新型GRカローラ
トヨタ 新型GRカローラは、モリゾウこと豊田章男社長の「お客様を虜にするカローラを取り戻したい!」という強い思いから開発がスタート。カローラは同社初のWRC優勝を飾った「TE25カローラ」や、その後の1000湖ラリーを制した「カローラ・レビン」など、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の礎を築いたモデル。今回の新型GRカローラはその流れを汲んでいる。
新型GRカローラにはGRヤリスにも搭載されている1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを更に強化し、トランスミッションには6速iMTが組み合わされる。これにより、GRヤリス比で32馬力向上の最高出力304馬力/6500rpm、最大トルク370N・m/3000〜5550rpmを実現。また、同じくGRヤリスに搭載されたスポーツ4WDシステムGR-FOURをGRカローラ仕様に最適化して搭載するなど、限界領域でも安心・安全にコントロールできるクルマへと仕上げられている。
また、新型GRカローラは、カローラスポーツのボディをベースにロングホイールベースが生み出す高速安定性を受け継ぎながら、フロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化することで高い旋回性能を実現。加えて5ドア5人乗りの利便性は失わず、日常生活での使い勝手と走る楽しさを高次元で両立している。ボディサイズは全高4410mm×全幅1850mm×全高1480mm。エクステリアはベースとなるカローラスポーツと比較し、フロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大するとともに、エンジンを高出力化するために生まれた3本出しマフラーが力強くスポーティな外観となった。
インテリアではショートストロークのシフトレバーを採用し、ステアリングから自然に腕を下ろした位置に配置することで素早いシフト操作を可能にした。ドリフト走行など限界域での車両コントロールにも対応するため、パーキングブレーキは手引き式を採用している。さらにGR車両専用に開発したフルTFTメーターを新規採用。レーシングカーを手本にプロドライバーの意見を取り入れ、スポーツ走行時の視認性を高めている。
そのほかドライバーの操作へ俊敏に反応する走りを目指し、ボディ剛性を強化。安定した制動力とコントロール性を両立する対向キャリパーブレーキを搭載したほか、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」も標準装備している。
さっそく購入検討する声やトヨタの展開に期待する声
そんな新型GRカローラについてSNS上では、
「こんな時代にMTのフルタイムAWDは素晴らしい」
「電動化が進む中、このような高性能モデルは残せるならどんどん残した方が良い」
「趣味性の高いクルマだけど、いつまでもMTに乗りたい人はいるわけでこれは純粋にあり」
「これはマジで欲しい」
「最後のエンジンカーとして本気で検討する」
などポジティブに捉えている声が多く、まだ日本仕様が登場していない中、すでに最後のエンジン車として購入検討に動き出しているとした声まで見受けられた。そうした上で、
「ハイパフォーマンスモデルを継続的に開発してくれるトヨタはありがたい」
「車好きの豊田社長だから市販出来たのだと思う」
「やっぱり車屋のトップは車好きじゃないとね!」
「CAFE規制があり、低燃費車を多数取り揃えるトヨタだからこそできること。その企業努力に感謝」
「企業として体力のあるトヨタだからこそできること。これからも期待したい」
「他メーカーが足踏みしている中、トヨタだけは次々と新型車や派生車を発表していて底力を感じる」
といった、トヨタの姿勢を評価する声も多く非常に見受けられた。スーパー耐久レースでは、同じくカローラ(こちらは水素エンジンモデル)で、自らドライバー「モリゾウ」としてエントリーまでしている章男社長の想いに賛同する声は多いようで、自動車の電動化が進む中でのこういったハイパフォーマンスモデルを展開するトヨタに期待が寄せられている。
「昔のラリーの頃を思い出してこれは純粋に楽しみ。これからもわくわくさせてほしい」
新型GRカローラの発売は、アメリカではコアグレードが2022年後半、サーキットエディションが2023年の予定。気になる価格は500万円オーバーとの噂も挙がっているが、正式なアナウンスは2022年後半とのこと。また、日本での発売も2022年後半を予定している。価格に関してはやはり多くの声が上がっており、
「日本円で500万円オーバーだったら中々手が出せない‥」
「GRの冠がついているとはいえ、カローラの価格ではない」
「この値段を出して買う人がどれだけいるのか?」
と、やはり高すぎるとした声も少なくはない。それでも、
「GRヤリスでも高いと思ったけど、GRカローラを見たらスペック含め、お買い得に見えてくる不思議」
とした声もあり、新型GRカローラの登場により、GRヤリスの購入を考え出したとする声も一部で見受けられた。
そんな中、
「昔のセリカGT FourやカローラWRCなど、トヨタモータースポーツの歴史を知っている層からしたら胸熱」
「なぜカローラで高性能モデルとか高価とか言っている人いるけど、昔のラリーの頃を思い出してこれは純粋に楽しみ。これからもわくわくさせてほしい」
など、かつてのWRCなどトヨタのモータースポーツの歴史を知るファンからは国内での登場を今か今かと待ち望む声が挙がっている。
果たして気になる価格や日本仕様やいかに。新型GRカローラについては、今後も新たな情報が入り次第速やかにお届けしていく。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタの「超凄いヤリス」登場! 1.6L直列3気筒ターボ搭載!? 公道でアクセル“ベタ踏み”!? 爆速で駆け抜けるRally2の現状は
くるまのニュース / 2024年11月22日 10時40分
-
車名は体を表さず? レクサス「LBX モリゾウ RR」は別次元のいいクルマだ(小沢コージ/自動車ジャーナリスト)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月20日 9時26分
-
トヨタが「スゴいハチロク」世界初公開! 「次期セリカ復活」の布石? カローラ四駆技術採用の“レガシィ仕様” 米国でお披露目
くるまのニュース / 2024年11月7日 7時10分
-
レクサス新型「小型スポーツカー」登場! 6速MT×爆速ターボ搭載の「小さな高級SUV」が早くも人気に! 「スゴいLBX」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年10月31日 12時30分
-
トヨタ&ヒョンデの意外なアジア最強コラボ!(でナニ狙う?)…もしや水素連合もアリ?(小沢コージ)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月31日 9時26分
ランキング
-
1農協へコネ入社の元プー太郎が高知山奥「道の駅」で年商5億…地元へのふるさと納税額を600万→8億にできた訳
プレジデントオンライン / 2024年11月23日 10時15分
-
2スシロー「パペットスンスン」コラボに言及「追加販売を検討」 発売当日に一部完売したグッズも
ORICON NEWS / 2024年11月22日 17時45分
-
3「無人餃子」閉店ラッシュの中、なぜスーパーの冷凍餃子は“復権”できたのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月20日 6時15分
-
4【独自】船井電機前社長『不正を働いたことはない』 “破産の申し立て”は報道で知る「本当に驚いた。なんでこんなことに…」
MBSニュース / 2024年11月22日 18時20分
-
5ファミマ、プラ製スプーン「有料化」の実験結果を発表 大手コンビニで初、どうなった?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月21日 12時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください