高速道路を降りてでも行きたい！ 関越道周辺のオススメラーメン店3選

渋滞のメッカ、関越道下り 鶴ヶ島JCT付近

空いている高速道路は一定のリズムで走れるため楽だが、祝日が連続する長期休暇期間中は、高速道路が渋滞することも多い。そのため、途中でやむなく下道を選択するというシチュエーションもあるだろう。 今回はあえて高速道路を降りてでも寄りたいラーメン店を3つ紹介する。 紹介する店舗は関越道周辺に絞った。いずれの店舗も筆者が行ったことがある場所だ。なぜこのお店が入っていないんだ！ とお怒りになる読者もいるかもしれないが、行ったことのある場所の中から選択していることをご容赦いただきたい。

自家製ラーメン大者(群馬県高崎市)

豚骨ベースの醤油味のラーメン「ラーメン二郎」に触発されて開発された「二郎インスパイア系」に分類される大者(ダイジャ)。二郎系のラーメンは麺が極太、丼には麺を覆い尽くすほどのモヤシなどの野菜を山盛り、ニンニクや背脂などのトッピングを任意に選ぶことができる。そんな二郎系の中でも麺がかためなのが大者の特徴だ。

麺のかたさに負けない濃厚なスープ、極めつけは肉厚なチャーシューで、好みは分かれるだろうがかための麺が好きな人にはぜひ足を運んでみてほしい。ラーメン、油そば、汁なしが選べるが、最初はラーメンが無難。

筆者の好みは汁なし、出来上がる直前に店員から尋ねられるコールと呼ばれるトッピングメニューのオススメはニンニク、アブラ。ヤサイは水気があるためあえてコールしないが、トッピングは好みなので、はじめての場合などは普通でも良い。

また、二郎系と聞くと店員が怖いイメージがあるかもしれないが、こちらの接客は優しいので初心者にもオススメ。しかし、平日でも行列ができていることが多いので、時間に余裕を持って訪れてほしい。席はカウンターで13席用意されている。

店舗のすぐ前に小さい駐車場があるが、人気店ということもあり、すぐに満車になってしまうこともある。目の前の駐車場以外にも駐車場所があるため、決して許可されていない店舗の駐車場には止めないというルールを守ってほしい。最寄りは関越道の高崎ICでクルマでおよそ7分。

自家製ラーメン大者

住所：群馬県高崎市貝沢町1281-1

電話番号：027-363-1760

定休日：水曜日

中華そば四つ葉(埼玉県川島町)

四つ葉は埼玉県のラーメンランキングで上位に入る人気のお店だ。綺麗な醤油ベースの魚介系スープが特徴で、先ほど紹介した大者のようなコッテリしたラーメンが苦手という女性でもおいしく食べられる。

席はカウンター6席、テーブル6人がけ、4人がけがそれぞれ1卓ずつ用意される。

メニューは四つ葉そば、蛤そば、煮干しそば、つけそば、濃厚たまごのまぜそばなどがあるが、筆者のおすすめは看板メニューとも言える四つ葉そば、蛤そばも変化があって面白い。また期間限定で趣向を凝らしたラーメンも提供されているのでそちらを試してみるのも良いだろう。土日祝日はつけそばはお休みとなるので注意が必要だ。

駐車場は二箇所用意されており、土日などの混雑が予想される時には第二駐車場に真っ先に向かうのがおすすめ。第一駐車場は特に駐車待ちでクルマが並んでいる場合、一度254号線に出て回り込む必要があるため余計に手間がかかる。

こちらは関越道から向かう場合、鶴ヶ島JCTで圏央道に接続し、川島ICが最寄りでクルマでおよそ5分。

中華そば四つ葉

住所：埼玉県比企郡川島町伊草298

電話番号：049-297-5192

定休日：火曜日

中村屋総本山(埼玉県川越市)

中村屋総本山は濃厚な煮干しの出汁が効いたセメント色のスープが特徴のラーメン店だ。夜限定の極濃厚煮干しそば以外は無料で中盛、大盛にできるため、量をたくさん食べたいという人も満足できることだろう。

煮干し系は濃いと臭くなりがちだが、エグ味はそれほどなく、酸味とマイルドな醤油味が口いっぱいに広がり、香りが鼻を突き抜ける。また、追加できる卓上の内臓オイルが味変にぴったりでオススメだ。

メニューは煮干しそば、濃厚煮干しそば、煮干しそば白醤油、夜限定となる極濃厚煮干しそばがある。筆者の好みは極濃厚煮干しそばで、店舗のウリである濃厚な味わいが一番楽しめる。麺はかためだが、バリカタもしくはやわらかめに変更も可能とのこと。

席数はカウンター6席、テーブルが2卓用意されており、駐車場は店舗の前と裏側に18台分止められるスペースがある。最寄りは関越道の川越IC。クルマで17分ほどかかるため少し遠いが、煮干し系の濃厚スープが好きな人なら行って損はしないはずだ。

中村屋総本山

住所：埼玉県川越市伊佐沼397-3

電話番号：049-236-3704

定休日：なし

【筆者：大田 夏輝】