2022年ホンダ 新型ステップワゴンの価格は299万8600円から! おすすめグレードは実用装備を厳選した364万1000円の「スパーダ e:HEV」だ
MōTA / 2022年6月20日 11時0分
ミニバンの購入を考えるユーザーにとって、気になるクルマが2022年5月27日に発売されたホンダ 新型ステップワゴンでしょう。 ミニバンの本質とされる「安心と自由」「くつろぎの室内空間」をテーマに開発されました。 今回はそんな新型ステップワゴンの室内空間やプラットフォーム、グレード別の装備について解説。新型ステップワゴンのおすすめグレードを紹介します。
新型ステップワゴンはファミリーで使うミニバンとしての居住性や乗り心地を高めた
スペック、サイズ
まずは新型ステップワゴンのスペックをみていきましょう。
新型ステップワゴンの車内は広々としています。室内容量は先代型と大差ないですが、車内のつくりをシンプルにしたことで、スッキリと気持ち良く乗車できます。
峠道を走ると少し曲がりにくく感じますが、後輪の接地性は良く、左右に振られにくくなっています。3列目に座る乗員も快適で、危険を避ける時の運転操作も的確に行えます。
新型ステップワゴンのグレードは3種類! エアは開発テーマに沿った本命グレードといえる
グレード
新型ステップワゴンのグレード構成は、エア、スパーダ、スパーダプレミアムラインの3種類が用意されます。そのすべてに1.5Lターボエンジンと、2Lハイブリッドのe:HEVを組み合わせました。
エアはフロントマスクなどを穏やかな印象に仕上げ、内装色はブラックと明るいグレーの2種類を設定しました。シート生地はベーシックなファブリックですが、伸縮性があるために、座り心地も柔軟です。
そのために衝突被害軽減ブレーキ、運転支援機能、サイド&カーテンエアバッグ、両側スライドドアの電動機能、16インチアルミホイールなどは、エアにも標準装着されています。
エアとスパーダの違いは装備! 便利機能や安全機能はスパーダの方が充実している
装備、機能
ただしエアの装備内容をスパーダと比べると、装着できないものが含まれます。
後方の並走車両を検知して知らせるブラインドスポットインフォメーション、曲がる方向を照らすLEDアクティブコーナリングライト、7人乗りの2列目シートに装着される膝から先を支えるオットマン、テールゲートの電動開閉機能などは、スパーダには標準装着されますが、エアではオプションでも用意されません。e:HEVの回生度合いを調節する減速セレクターも、e:HEVエアには採用されないのです。
新型ステップワゴンの場合、エアとスパーダでは、ボディ後端の形状が異なります。エアではボディ後端の下側に丸みがあるため、ブラインドスポットインフォメーションのメカニズムが収まらないのです。そのためにスパーダには標準装着されますが、エアではオプションでも装着できない違いが生じました。
主にデザイン面から車両のコンセプトを明確に反映させたグレードはエアですが、装備も考えると、スパーダの推奨度が最も高いといえます。
アルミホイールのサイズは、エアとスパーダは16インチですが、スパーダプレミアムラインは17インチです。
実用装備を厳選するならスパーダですが、上級の内外装や機能が欲しいユーザーは、スパーダプレミアムラインも検討すると良いでしょう。
スパーダプレミアムラインを設定した背景には、生産を終えたオデッセイのユーザーを新型ステップワゴンへ誘致する狙いもあるのです。
新型ステップワゴンのパワーユニットは2WDであればe:HEVがおすすめ!
おすすめグレード
グレードの選択が決まったら、次はパワーユニットを選びましょう。4WDが欲しい時は、必然的にターボになるのですが、2WDであればe:HEVも選択肢に入ります。
そしてWLTCモード燃費は、ターボのスパーダが13.7km/Lで、e:HEVのスパーダは19.6km/L。
しかし8万8000kmという距離は微妙で、走行距離が短いユーザーは取り戻せない場合もありますが、e:HEVはモーター駆動が基本。
ターボに比べると実用域の駆動力に余裕があり、加速は滑らかでノイズは小さくなります。走りの満足度の違いも考えると、e:HEVを選ぶ価値が高いといえます。
以上のように、最も推奨度の高いグレードは、スパーダのe:HEVです。
その意味でも、今後は割安なエアにブラインドスポットインフォメーション、LEDアクティブコーナリングライト、オットマン、テールゲートの電動開閉機能などをオプション設定することが大切になります。
約20万円高い319万円で、充実装備のエアを選べると穏やかな雰囲気のミニバンが欲しいユーザーに喜ばれるでしょう。販売台数の上乗せにも繋がるはずです。
4〜6か月の納期は、遅延の多い昨今では平均水準ですが、新型車は人気の上昇により短期間で納期を大幅に延ばすことも多くなります。
新型ステップワゴンに限った話ではありませんが、購入を希望するなら、商談は早めに開始しましょう。
【筆者:渡辺 陽一郎】
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