約6年ぶりにフルモデルチェンジした新型ムーヴキャンバスは2種類のデザインを設定┃価格は149万6000円〜191万9500円
MōTA / 2022年7月15日 11時0分
約6年ぶりにフルモデルチェンジし2代目となったダイハツ 新型ムーヴキャンバス。デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンとして女性を中心に幅広い世代に人気のモデルですが、新型で初代の可愛らしさを継承しつつ、すっきりと洗練したモデルに。そんな新型ムーヴキャンバスをカーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎氏が解説します。
スライドドアを装着した“背の低い”軽自動車「ムーヴキャンバス」が2代目へフルモデルチェンジ
このように今の軽自動車は、背の高い車種を中心に売れ行きを伸ばしています。その中で以前から注目されていたのが、2016年に投入されたダイハツ ムーヴキャンバスでした。
そのためにムーヴキャンバスは息の長い人気車になり、ダイハツ ムーヴ全体の60〜70%を占めました。2022年1〜6月には、1か月平均で5000〜5500台のムーヴキャンバスが届け出されています。
この販売実績は、2020年に登場したダイハツ タフトよりも多く、スズキ ハスラーに匹敵します。つまりムーヴキャンバスは、ダイハツの国内販売を支える大切な存在になったのです。
新型ムーヴキャンバスでは「ストライプス」と「セオリー」2種類のデザインを設定
先代ムーヴキャンバスは、丸みのある外観で人気を得たため、2代目の新型ムーヴキャンバスも外観の見栄えをあまり変えていません。
上質な質感に高い視認性や操作性も確保された新型ムーヴキャンバスの内装
新型ムーヴキャンバスのシート生地には伸縮性の優れたファブリックが使われ、座り心地が柔軟です。背もたれの下側と座面の後方をしっかりと造り込んだので、腰の支え方も良好です。
新型ムーヴキャンバスのWLTCモード燃費(2WD)は、ノーマルエンジンが22.9km/L、ターボでは22.4km/L
新型ムーヴキャンバスのターボには、CVT(無段変速AT)にギヤを組み合わせたD-CVTが採用され、変速比の幅を広げています。高速道路を巡航する時など、従来のCVTに比べるとエンジン回転数が下がり、燃費の向上を可能にしました。
動力性能を左右する最大トルクは、ノーマルエンジンが6.1kg-m、ターボは10.2kg-mで、後者の数値は1.7倍に増強されます。ところがWLTCモード燃費(2WD)は、ノーマルエンジンが22.9km/L、ターボは22.4km/Lと0.5km/Lしか悪化しません。これは誤差の範囲で、走行状況によっては、ターボの実用燃費がノーマルエンジンを上まわることも考えられます。
新型ムーヴキャンバスの価格、おすすめグレード紹介
また車間距離を自動制御するアダプティブクルーズコントロールなどを含んだ運転支援機能も、標準装着、あるいはメーカーオプションとして設定しました。
新型ムーヴキャンバスのグレードと2WDの価格は、ストライプス、セオリーともにベーシックなXが149万6000円、上級のGは167万2000円、Gターボは179万3000円です。
セオリーは同じ価格で2トーンカラーにならない代わりに、ボディサイドのピンストライプとボディ後部のメッキリヤバンパーモールが加わり、GとGターボについてはステアリングホイールも本革巻きになります。
新型ムーヴキャンバスのベストグレードは、フルLEDヘッドランプなどを標準装着するGです。長距離を移動する機会が多いユーザーには、Gターボも推奨できます。
Gターボの価格は、Gに比べて12万1000円高いですが、Gに4万4000円でオプション設定される運転支援機能を含んだスマートクルーズパックが標準装着されます。従ってターボの正味価格は7万7000円です。この価格には、先に挙げたD-CVTの搭載も含まれるので、ターボは実質的に6万円で装着されています。
街中を中心に使うならG、バイパスや高速道路を走る機会があるならGターボという選び分けが良いでしょう。
【筆者:渡辺 陽一郎 撮影:MOTA編集部】
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