【2022年】日産 新型エクストレイルの高級感に賛否の声! ライバル車を圧倒する質感の高さが魅力のSUVだ【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2022年10月17日 11時0分
2022年7月末に、およそ9年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たし4代目へと進化した日産 エクストレイル。初代モデルを彷彿とさせるスクエアなフォルムに高級感あふれる内装、待望のe-POWER搭載と、注目度満点の新型エクストレイルについて、実際に試乗した購入検討層などからSNSに挙げられているみんなの声を紹介していきます。
新型エクストレイルはタフギア感と高級感をあわせ持つSUVに進化
新型エクストレイルは日産のミドルサイズSUVとして2022年7月末にフルモデルチェンジしました。
2000年に登場した初代エクストレイルは、アウトドアシーンにも合う独特のタフギア感がウケて人気となったモデルです。今回の4代目では、先代まで好評だったその“タフギア”感に最先端技術、そして当時の顧客が成熟したことにより求められる“上質さ”を加えて、大幅に進化しています。
新型エクストレイルのボディサイズは全長4660mm × 全幅1840mm × 全高1720mm、ホイールベースは2705mm。先代に比べホイールベース自体は同等ながら、30mm短く、20mmワイドで、20mm低いボディサイズとなります。 新型エクストレイルは1.5リッター可変式VCターボとし、106kW/250Nmを実現しています。フロントのモーターは150kW/330Nm、リアは100kW/195Nmと、それぞれ日産 ノートと比べるとフロントで1.2倍、リアで1.9倍の出力があります。
新型エクストレイルのパワーユニット(動力を生じさせる装置)は、この直列3気筒VCターボエンジンを搭載するe-POWERのみです。駆動方式は、前輪駆動の2WDと後輪をモーターで駆動する4WDがあり、最上級グレードのG・e-4ORCEは後者です。 エンジンは、圧縮比を8から14まで変化させる可変機能を装着しており、なおかつターボも備えています。このエンジンは発電を担当して、駆動はモーターが行います。発電用エンジンとしては、メカニズムがとても贅沢に思えますが、発電性能、燃費効率、静粛性などの上質感をバランス良く向上させました。新型エクストレイルのWLTCモード燃費は、2WDが19.7km/L、4WDは18.4km/L(3列シート車は18.3km/L)です。
新型エクストレイルのデザイン
新型エクストレイルはこれまで好評だったタフギア感に上質さを組み合わせた新しいエクステリアデザインが特徴的です。
内装はインパネには柔らかいパッドが使われ、合成皮革でカバーされています。ステッチ(縫い目)もあしらわれ、ていねいに造り込まれています。 新型エクストレイルを実際に見た層のポジティブな声としては、「いま大きめのSUVを選ぶなら新型エクストレイルだろう」
「見た目がカッコいい」
「内装の高級感がすごい」
など、これまでのエクストレイルのイメージとは異なる高級感を肯定的に捉える声が多く見受けられました。
一方で、
「とても良い車だと思うがデザインがいまいち。米国で出しているインフィニティーのデザインでほしかった」
「顔は変えた方が良い。中身が良いだけにもったいない」
「ヘッドライト周りのデザインと設定価格の高さがネック」
といったフロントマスクのインパクトについての否定的な声も見られました。
新型エクストレイルの乗り心地、走行性能
新型エクストレイルを試乗してみると、モーター駆動の特徴として、アクセルペダルを踏み増した次の瞬間には速度を素早く高めます。そのために巡航中にアクセルペダルを踏み増した時の感覚は、V型6気筒3.5Lエンジンに相当するような印象でした。
しかも通常はエンジン音が小さいです。登坂路でアクセルペダルを深く踏み込むと、3気筒特有の粗いノイズが聞こえたり、低速域でエンジンが始動するとゴロゴロとした音質になりますが、頻繁に生じるわけではありません。さらに、コーナリングに入ると、一般走行速度域でも活きてくるのがe-4ORCE(4WD)の高度な四輪制御です。電気式の四輪駆動は、前後左右輪それぞれをきめ細やかに独立してマネジメント出来るのが特徴です。
そんな新型エクストレイルの乗り心地、走行性能について、「SUVの中でここまでバランスが取れた車は多くないと思う」
「トルクの盛り上がりがないので走りがスムーズで知らないうちに車速が思ったより上がっていく」
「静粛性はワンクラス上の車格を狙っている」
といった前向きな意見が多く見られました。
新型エクストレイルの納期
新型エクストレイルの納期は2022年9月中旬時点で約9カ月の2023年6月納車となります。気になった方はぜひ試乗して、新型エクストレイルの質感を体感してみてください。
【筆者:MOTA編集部 カメラマン:小林 岳夫/茂呂 幸正】
外部リンク
- 日産 新型エクストレイルは安心感ある走りに内装の高い質感が魅力┃価格やおすすめグレード、現在の納期状況なども解説【2022年】
- 【SUVライバル比較】ホンダ 新型ZR-V vs 日産 新型エクストレイル vs トヨタ RAV4 vs マツダ CX-5! サイズ、内外装、走行性能などの実用性から価格&買い得度まで徹底比較【2022年】
- マツダ 新型CX-60はCX-5よりもディーゼルの力強い駆動力、FR由来の機敏な運転感覚が特徴┃おすすめグレードは400万4000円の「XD・Lパッケージ(2WD)」だ!【2022年】
- 【2022年】ホンダ 新型ZR-Vは294万9100円〜と価格の割安度に注目! 買い得グレードはホンダセンシングがついた「e:HEV・X」だ
- ホンダ 新型ZR-V、押しの強いデザインに「最近のホンダにしては攻めた」と好意的な印象|価格設定にも「いい値付け」の声【みんなの声を聞いてみた】
この記事に関連するニュース
-
日産が新型「セレナ」発売! ミニバン初のスゴい4WD×地上高アップでパワフルな走りを実現! 「e-4ORCE車」361万円から
くるまのニュース / 2024年11月14日 9時30分
-
日産「“改良型”エクストレイル」まもなく登場!? 「ガチガチオフロード仕様」も設定? 期待の「プレミアムSUV」米国では先行販売も
くるまのニュース / 2024年11月10日 21時10分
-
日産「新型“4WD”ミニバン」公開! 最低“地上高”もアップで「走破性向上」! 400万円超えもある“史上初”のe-4ORCE”搭載「セレナ」誕生
くるまのニュース / 2024年11月5日 21時10分
-
日産が「新型セレナ」をまもなく発売! 超スゴい「高性能4WD」&地上高アップの「イーフォース」追加! 待望の「性能向上モデル」に販売店でも反響あり
くるまのニュース / 2024年11月4日 15時10分
-
マツダCX-80試乗記・評価 すべてに大人の余裕を感じた国内フラッグシップ3列SUV
CORISM / 2024年10月26日 18時47分
ランキング
-
1「築浅のマイホームの床が突然抜け落ちた」間違った断熱で壁内と床下をボロボロに腐らせた驚きの正体
プレジデントオンライン / 2024年11月22日 17時15分
-
2三菱UFJ銀行の貸金庫から十数億円抜き取り、管理職だった行員を懲戒解雇…60人分の資産から
読売新聞 / 2024年11月22日 21時35分
-
3物価高に対応、能登復興支援=39兆円規模、「103万円」見直しも―石破首相「高付加価値を創出」・経済対策決定
時事通信 / 2024年11月22日 19時47分
-
4【独自】船井電機前社長『不正を働いたことはない』 “破産の申し立て”は報道で知る「本当に驚いた。なんでこんなことに…」
MBSニュース / 2024年11月22日 18時20分
-
5相鉄かしわ台駅、地元民は知っている「2つの顔」 東口はホームから300m以上ある通路の先に駅舎
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください