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三菱 新型デリカミニが2023年に登場予定! 可愛らしいヘッドライトが特徴的なアウトドアレジャーにピッタリの軽スーパーハイトワゴンだ【2022年】

MōTA / 2022年11月9日 11時0分

三菱 デリカミニ 三菱 デリカミニ

三菱自動車は2022年11月4日(金)、新型軽自動車「デリカミニ」のスペシャルサイトを開設しました。 新型デリカミニは2023年初夏に発売予定で、2023年1月13日(金)〜15日(日)に千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2023」に参考出品されます。 詳細は後日明らかになりますが、今回発表されたエクステリアデザインについてご紹介しつつ、スペックを予想します。

三菱 デリカミニ 三菱 デリカミニ

スーパーハイトワゴンの派生タイプとしてアウトドア系が人気

新型デリカミニは軽自動車販売全体の4割以上を占めるスーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーに属する人気のボディタイプです。三菱自動車の調べによりますと、軽自動車市場は今後も年間約60万台で推移し、安定した需要が見込めると言います。

また、スーパーハイトワゴン市場では三菱 eKスペースと三菱 eKクロススペースのようにノーマルとカスタムの2種類が用意されることが定番となっています。最近ではその派生として、スズキ スペーシアギアやダイハツ タントファンクロスなどといったSUVテイストのアウトドア系モデルが各メーカーから続々と登場、今後マーケットの拡大が予想されます。

スズキ スペーシアギア, ダイハツ タントファンクロス

スズキ スペーシアギア, ダイハツ タントファンクロス

新型デリカミニのデザイン、ボディカラー

そうした中で三菱自動車では「DAILY ADVENTURE(毎日の冒険)」をデザインテーマに、SUVの力強いスタイリングが特徴的な新型デリカミニの投入を決めました。

三菱 デリカシリーズはSUVとしての走破性と多目的乗用車としての居住性を融合させた三菱自動車ならではのオールラウンドミニバンとして、家族や仲間達とアウトドアレジャーを楽しむユーザーに親しまれています。現行モデルとしてはミニバンタイプのデリカD:5が用意されており、アウトドアユーザーを中心に人気のモデルです。

三菱 デリカD:5

アウトドアレジャー人気が高まる昨今、新型デリカミニは気軽にアウトドアを楽しみたいファミリー層をメインターゲットに、デリカシリーズの世界観を軽スーパーハイトワゴンに詰め込んだモデルとなっています。

新型デリカミニは力強さと安心感を表す三菱特有のデザイン「ダイナミックシールド」を用い、デリカシリーズのタフさを表現しています。一方で、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせ、コンパクトで可愛らしい、親近感の湧くデザインに仕上げています。

半円形のヘッドライトが特徴的な新型デリカミニ

さらに、フロアバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴを採用。ブラックのホイールアーチに加え、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状を用い、三菱 デリカD:5を彷彿とさせるSUVらしい走破性の高さをイメージしています。他にもアルミホイールにはタフさを表す形状とスタイリッシュさを持ち合わせたダークシルバー塗装とし、足元を引き締めました。

新型デリカミニにはフロントとリアに立体的な「DELICA」のロゴが入る

新型デリカミニのボディカラーはコンセプトに合わせて新開発した、都会からアウトドアレジャーまであらゆるシーンに馴染むアッシュグリーンメタリックを新色として採用。このアッシュグリーンメタリックを含むブラックとの2トーンカラーが6種類、モノトーンカラー6種類を展開します。

新型デリカミニのボディサイズ、エンジン、燃費予想

今回、新型デリカミニについての発表はエクステリアデザインのみとなりましたが、スペックの予想を立ててみました。

画像を見る限り、おそらくベースとなるのは2020年に発売されたスーパーハイトワゴン、三菱 eKクロススペースでしょう。eKクロススペースもダイナミックシールドのデザインを採用していますが、新型デリカミニと比べるとeKクロススペースの方が都会的でスタイリッシュな外観になっています。

三菱 eKクロススペースのフロントマスク

eKクロススペースのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm(4WDモデル)で、同等のサイズになると考えられます。悪路走破性に定評がある「デリカ」の名が車名に含まれていることからも悪路に強い4WDモデルは投入されると思います。

eKクロススペースは全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm

eKシリーズではすでに電気自動車のeKクロスEVも発表されており、新型デリカミニも電動化が期待されますが、アウトドアユースであることを考えると最初に登場するのはガソリンモデルではないでしょうか。

三菱 eKクロスEV

eKクロススペースのエンジンはNAとターボの2種類が存在します。新型デリカミニにはどちらか1種類、あるいは両方がラインアップされるでしょう。

eKクロススペースのWLTCモード燃費はターボモデルで17.5km/L(4WD)〜19.2km/L(2WD)、NAモデルで19.0km/L(4WD)〜20.9km/L(2WD)となっています。ボディサイズや車重などが分からないため、あくまで予測値ではありますが、おおよそ近い数値になるのではないでしょうか。

もちろん新型デリカミニとeKクロススペースは競合する車種となりますので、外観だけでなくスペック、機能、装備面においても何かしら差別化が図られるはずです。今後新しい情報が入り次第、速やかにお伝えしていきます。

新型デリカミニは、初代デリカの発売から55周年となる2023年初夏に発売される予定です。気になる方はぜひスペシャルサイトをチェックしてみてください。

三菱 初代デリカ

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部) カメラマン:三菱自動車、森山 良雄、茂呂 幸正、和田 清志】

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