【2023年】日産 ルークスの価格や内装、燃費まで最新情報をお届け|2023年夏にもマイナーチェンジして発売予定だ
MōTA / 2023年3月17日 10時0分
日産 ルークスは2020年2月25日に発売されました。2014年から発売されていたデイズ ルークスの後継モデルで、現行ルークスへのモデルチェンジを機に車名が改められています。 2023年夏にもマイナーチェンジが予想されるルークス。そんなルークスの最新情報と燃費やカラー、内装などをモータージャーナリストの青山尚暉さんが詳しく解説します。
ルークスのおすすめポイント
1. スーパーハイト系軽自動車ならではの広大な室内空間
2. 日産が一から開発したことによる操縦安定性や安定感の高さ
3. 充実した先進運転支援機能とコネクテッド機能
4. シーリングファンによる後席を含めた空調環境の良さ
ルークスのレビュー・評価
外観 | 4.0 | ★★★★☆ |
内装 | 4.5 | ★★★★★ |
走行性能 | 4.0 | ★★★★☆ |
運転しやすさ | 5.0 | ★★★★★ |
乗り心地 | 4.0 | ★★★★☆ |
価格の割安度・燃費・維持費 | 4.0 | ★★★★☆ |
良かった点
前席はスーパーハイト系軽自動車クラス最大級のサイズで上級感ある分厚いクッション感と自然な着座姿勢、ミニバン並みの着座高によるパノラミックな運転視界の良さが美点。運転のしやすさは文句なしです。
足元は電子パーキングブレーキの採用ですっきり広々としています。
走行性能ではマイルドハイブリッドを採用し、微力ながらもモーターアシストによって出足の加速感はスムースかつ静かです。
また、オートブレーキホールド機能が付くのも運転ストレスの低減に直結します。さらにはSOSコールや日産コネクトナビによるオペレーターサービスも大いなる安心をもたらしてくれることでしょう。
気になった点
ほぼ欠点のないルークスですが、後席を格納した時のフラット度では、やや角度がついて、先代ルークス、現行スズキ スペーシアに及びません。
また、センタータンクレイアウト採用のホンダ N-BOXは後席がどの位置にあっても、乗降性につながる立ち上がり性の良さに直結する足引き性がいい(席から立ち上がる際、足を引くことで立ち上がりやすくなる)のですが、後席下に燃料タンクを置くルークス(ダイハツ タント、スズキ スペーシアも同じ)は、後席最後端位置だと足が引けません。もちろん、後席を前出しすれば解決するのですが、少し不便さを感じます。
ルークスの基本スペック・価格表
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格(税込) |
S | BR06-SM21 | エクストロニックCVT | 2WD | 146万3000円 |
4WD | 159万7200円 | |||
X | 2WD | 159万3900円 | ||
4WD | 172万8100円 | |||
ハイウェイスターX | 2WD | 176万円 | ||
4WD | 189万4200円 | |||
ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 2WD | 189万900円 | ||
4WD | 202万5100円 | |||
ハイウェイスターX アーバンクロム | 2WD | 183万1500円 | ||
4WD | 196万5700円 | |||
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション | 2WD | 196万2400円 | ||
4WD | 209万6600円 | |||
Xターボ | BR06-SM21 インタークーラーターボ |
2WD | 171万500円 | |
4WD | 184万4700円 | |||
ハイウェイスターGターボ | 2WD | 184万9100円 | ||
4WD | 198万3300円 | |||
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 2WD | 195万8000円 | ||
4WD | 209万2200円 | |||
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム | 2WD | 192万600円 | ||
4WD | 205万4800円 | |||
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション | 2WD | 202万9500円 | ||
4WD | 216万3700円 |
※後述する2023年のマイナーチェンジにより、グレード及び価格が変更される可能性があります。
ルークスのボディサイズ
駆動方式 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
2WD | 3395mm | 1475mm | 1780mm | 2495mm |
4WD | 1800mm |
ルークスの燃費
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード | |
2WD・ノンターボ | 20.9km/L | 19.6km/L | 22.1km/L | 20.7km/L |
2WD・ターボ | 19.2km/L | 16.7km/L | 20.6km/L | 19.6km/L |
4WD・ノンターボ | 19.0km/L | 17.0km/L | 20.5km/L | 19.0km/L |
4WD・ターボ | 17.5km/L | 16.2km/L | 18.3km/L | 17.6km/L |
より実燃費に近いWLTCモード燃費は、NAエンジンが20.9km/L、ターボエンジンが19.2km/L。これは標準車、ハイウェイスター、プロパイロットエディションで違いはありません。
ちなみにスーパーハイト系軽自動車のベストセラーモデルであるホンダ N-BOXはNAエンジンが21.2km/L、ターボエンジンが20.2km/Lとなります(すべてFF車)。
N-BOXの方が少し上回ってはいますが、ルークスの燃費とN-BOXの燃費はほぼ同程度と言って良いでしょう。
ルークスの発売日と納期の目安
ルークスは2020年2月25日に発売されました。2014年から発売されていたデイズ ルークスの後継モデルで、現行ルークスのモデルチェンジを機に車名が改められています。
2023年3月中旬時点でルークスの納期については日産の公式ホームページに「一部、仕様・グレード・カラーについては、生産上の都合でご用意できない場合がございます。詳しくはお近くの販売店にお問い合わせください」と記載されています。現行モデルは在庫販売のみの対応です。
ルークスのマイナーチェンジ情報
変更点としては、先に登場した日産 新型セレナにも使われている新しいVモーショングリルを採用。エクステリア、インテリアともに高級感のあるデザインへと進化しています。
また、ハイウェイスター アーバンクロムにはダーククロムのフロントグリルや防水シートなどに加え、新たに専用デザインの15インチアルミホイールや、専用2トーンのボディカラーなどを採用します。
ルークスのおすすめポイント解説
1. スーパーハイト系軽自動車ならではの広大な室内空間
また、320mmもの後席スライド量によって、ラゲッジルームの最大奥行きはクラス最大級の675mmに達します(ライバル車のホンダ N-BOXは最大600mm、スズキ スペーシアは最大525mm、ダイハツ タントは最大460mm)。大人4人乗車も居住空間的にはまったく無理なく座ることができます。
2. 日産が一から開発したことによる操縦安定性や安定感の高さ
基本部分を共用する軽ハイトワゴンの日産 デイズも山道の下りでスポーティカーについていけるほどの操縦安定性に驚かされますが、車高、重心の高いルークスで同様の走りの良さを実現しているのだから立派と言うしかありません。
ターボモデルなら4人乗車での遠出、高速走行も余裕でこなしてくれるはずです。
なお、JNCAPによる自動車安全性能2021の評価で最上級のファイブスター賞を受賞しており、安全性も申し分ありません(ハイウェイスターX 2WD、ハイウェイスターXプロパイロットエディション2WD、日産オリジナルカーナビゲーション装着車)。
3. 充実した先進運転支援機能とコネクテッド機能
また、日産コネクトナビを装備すれば、オペレーターサービスを利用することも可能。走行中にナビの目的地設定を遠隔で行ってくれるなど、オペレーターによる様々なコネクテッドサービスが受けられます。1人で乗っていても、こうしたサポートが充実しているおかげで1人ではない安心感があります。
4. シーリングファンによる後席を含めた空調環境の良さ
それを解決してくれるのが、天井に設置されるサーキュレーターです。
多少のノイズはありますが、後席までしっかりと冷風が届く空調環境を実現してくれます。スーパーハイト系軽自動車ではこのルークスと兄弟車の三菱 eKスペース、スズキ スペーシアのみの装備となります。
外観(エクステリア)
内装(インテリア)
後部座席
安全装備
インテリジェントアラウンドビューモニター、SOSコールなどを用意するほか、前方衝突予測警報、踏み間違い防止アシストなど、先進運転支援機能は充実しています。
ルークスのおすすめグレード
一方、一家に一台のファーストカー、フル乗車、遠出、高速走行の機会も多いというならターボモデルを推奨します。
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(195.8万円)なら価格と装備のバランスがちょうど良いでしょう。
ルークスのカラーバリエーション
ハイウェイスター
ボディカラー | |
2トーン | アメジストパープル/フローズンバニラパール |
スパークリングレッド/ブラック | |
ホワイトパール/チタニウムグレー | |
プレミアムオリーブ/ホワイト | |
ソーダブルー/アッシュブラウン | |
モノトーン | ホワイトパール |
チタニウムグレー | |
ブラック | |
アッシュブラウン | |
アメジストパープル | |
フローズンバニラパール |
X、Sグレード
ボディカラー | |
2トーン | ホワイトパール/セレニティゴールド |
フローズンバニラパール/アッシュブラウン | |
ソーダブルー/アッシュブラウン | |
ワントーン | ホワイトパール |
スターリングシルバー | |
ブラック | |
スパークリングレッド | |
ブロッサムピンク | |
アッシュブラウン | |
プレミアムサンシャインオレンジ | |
フローズンバニラパール |
ルークスはこんな人におすすめ
2. 先進安全機能が欲しい人
3. オシャレなボディカラーを楽しみたい人
クルマのダウンサイジング、運転のしやすさ、自宅の駐車環境から小さいクルマを望む人にとって、ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションのツートーンカラーボディは、まさに小さな上級車的存在となります。
また、緊急通報サービス=SOSコール、日産コネクトナビによるオペレーターサービスが装備されていれば、運転初心者、運転に自身のない人、高齢者ドライバーでもより安心して運転でき、カーライフを楽しめるに違いありません。
もちろん、標準車のNAモデルでも、メーカーオプションでそうした安心を付けることはできます。
【筆者:青山 直暉 カメラマン:茂呂 幸正/小林 岳夫/日産自動車】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
期間限定カラー追加でさらに選びやすく! 日産が「デイズ」と「ルークス」の新型モデルを発売
バイクのニュース / 2024年6月18日 15時10分
-
660ccの新型「小さな高級車」公開! ラグジュアリーすぎる「日産の軽」! 新型「アーバンクロム」発売 約201万円から
くるまのニュース / 2024年6月18日 8時10分
-
日産『デイズ』と『ルークス』、一部仕様を変更し新色も追加
レスポンス / 2024年6月15日 7時30分
-
日産「デイズ」「ルークス」に新色登場! バブルガムピンクってどんな色?
マイナビニュース / 2024年6月13日 11時15分
-
日産新型「軽ワゴン」発売! “ド派手ピンク”の「新デイズ」期間限定で登場! 約143万円から
くるまのニュース / 2024年6月10日 14時0分
ランキング
-
1『虎に翼』は歴代最高の朝ドラになりつつある…ドラマ偏愛ライターが選ぶ「前半戦名場面ランキング」
プレジデントオンライン / 2024年6月18日 7時15分
-
2痩せたい人は注目!体が冷えないアイスコーヒーの飲み方3つ
つやプラ / 2024年6月18日 12時0分
-
3生きてたよ… 絶滅危惧の「ロータリーエンジン」パトカー発見! 注目度バツグンだけどパトカーとしては致命的!?
乗りものニュース / 2024年6月18日 8時42分
-
4「niko and ...」カフェ事業が人気急上昇の必然 苦節10年で黒字に転換 、平日でも活況に
東洋経済オンライン / 2024年6月18日 13時0分
-
5【ドライバー必見】夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は? - JAFが検証
マイナビニュース / 2024年6月18日 13時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)