予想価格は440万円!トヨタ 新型クラウンエステートの発売日や内装、サイズなどを紹介
MōTA / 2023年5月8日 15時0分
トヨタは2022年7月に16代目となる新型クラウンの4つのボディタイプを発表しました。すでに発売されている新型クラウンクロスオーバーを合わせ、2024年までには4タイプがすべて出そろいます。 今回は2024年登場予定の新型クラウンエステートの予想価格やボディサイズ、グレード構成などについてカーライフ・ジャーナリストの渡辺陽一郎さんが解説します。
1990年には2022年のN-BOXよりも売れていたトヨタ クラウン
トヨタ クラウンは日本を代表する高級車とされ、好景気だった1990年には、1か月平均登録台数が約1万7300台に達しました。2022年の売れ行きに当てはめると、国内販売1位になったホンダ 新型N-BOXの1か月平均1万6800台を上まわります。
それでもトヨタは伝統あるクラウンを廃止できず、売れ筋カテゴリーのSUVに発展させ、クラウンクロスオーバーの販売を2022年10月頃から本格化させました。
新型クラウンでは4つのボディタイプを設定する
注目されるのは、クラウンの廃止を避けるために、4種類のボディを用意してシリーズ化したことです。既に販売されている新型クラウンクロスオーバーの後には、SUVの新型クラウンスポーツと新型クラウンエステート、さらに新型クラウンセダンの発売も控えています。
2024年に登場する新型クラウンエステートのボディサイズ
新型クラウンエステートのボディサイズは、全長が4930mm、全幅は1880mm、全高は1620mm、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2850mmとされます。
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | |
---|---|---|---|---|
新型クラウンエステート |
4930mm |
1880mm |
1620mm |
2850mm |
全長とホイールベースは、新型クラウンクロスオーバーと同じです。全幅は新型クラウンエステートが新型クラウンクロスオーバーよりも40mmワイドで、全高も80mm高いです。
また新型クラウンクロスオーバーは、SUVでありながら、ボディの後部に独立したトランクスペースを備えるセダンですが、新型クラウンエステートはルーフを高く設定して後方まで伸ばしました。ボディ後端のリヤゲートも角度を寝かせておらず、車内は広く実用性にも配慮された典型的なSUVです。
荷室も広く、ボディの後部にリヤゲートも装着されるため、荷物の出し入れがしやすいです。トヨタの発表では、乗車定員は5名とされますが、荷室に3列目のシートを装着した7人乗りを用意する可能性も高いです。
新型クラウンエステートのパワーユニット(動力源)はハイブリッドとプラグインハイブリッドを設定
新型クラウンエステートのパワーユニット(動力源)は、新型クラウンクロスオーバーにも搭載される直列4気筒2.5Lのハイブリッドと、2.4Lターボのハイブリッド、さらに2.5Lの充電可能なプラグインハイブリッドです。PHEVはハリアーなどと同様のシステムが搭載されます。
実用的には2.5Lハイブリッドで十分です。パワフルな走りを重視するなら2.4Lターボハイブリッドになります。充電機能が必要である場合、静かで滑らかな走りを求めるなら2.5Lのプラグインハイブリッドを選ぶべきです。
その一方で、車内が広く荷物の積載性も優れるため、新型ハリアーと同様の人気車になる可能性が高いです。1990年頃のクラウンは、大量に売られる高級セダンでしたので、この性格を受け継ぐ新しいクラウンの主役が新型クラウンエステートです。従ってグレード構成も幅広く、多彩な選択肢が提供されます。
新型クラウンステートの価格は440万円前後から! 上級グレードは670万円程度
この価格は新型クラウンクロスオーバーX(435万円)、新型ハリアーハイブリッドG・E-Four(433万9000円)、マツダ 新型CX-60・XD・Lパッケージ(400万4000円)などの売れ筋グレードに近く、価格競争力の面で大切になります。
プラグインハイブリッドは、2.4Lターボに比べて、さらに20万円程度高いです。従って比較的求めやすいグレードが630万円(ハリアー プラグインハイブリッドZ・E-Fourは充実装備で620万円)、上級グレードは690万円くらいです。
クラウンが700万円を超えると、さすがに高額で手が出しにくいです。それでもレクサスブランドを除くと、価格帯の高い上級SUVになります。
新型クラウンエステートが気になっている方は以上の価格も踏まえながら、購入を検討してみてください。
【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:島村 栄二/堤 晋一/茂呂 幸正/MOTA編集部】
車の買取価格が知りたい方や、MOTA車買取の口コミが気になる方、車を少しでも高く売りたい方は下記バナーをクリック!
見積もり後でも無料でキャンセル可能です。まずはお気軽にお申込みください。
外部リンク
- 【2023年】トヨタ 新型クラウンスポーツの予想価格は570万円〜? 新型クラウンセダンのボディサイズや発売時期など最新情報をお届け
- 【2023年】トヨタ 新型クラウンクロスオーバーの納期やボディサイズ、燃費、内装など最新情報をお届け|納期は約1年待ちですでに契約できないグレードも
- 【2022年】トヨタ 新型クラウンクロスオーバーの2.4Lターボはスポーティなドライビングが体感できる! 2つのエンジンを試してオススメするのは2.5Lの「Gアドバンスト」だ
- 【2023年】マツダ CX-60の悩ましいグレード選び! 価格や内装、燃費まで最新情報をお届け
- 【2023年】トヨタ ハリアーの納期や燃費、価格まで最新情報をお届け|おすすめはお得感のあるハイブリッドGグレードだ
この記事に関連するニュース
-
トヨタ新型「超スポーティ“クラウン”」現状は? 「ハリアーサイズ」にド派手デザイン採用! 300馬力超え「クラウンスポーツ」オーナーの評価とは
くるまのニュース / 2024年6月19日 6時10分
-
トヨタが「新たなクラウン」を発表! 斬新“幾何学グリル”採用の「ラージSUV」! 「上質内装」が超カッコイイ「新型SIGNIA」今夏に加で登場へ
くるまのニュース / 2024年6月18日 13時10分
-
17年ぶり復活! トヨタ新型「ラージSUV」 全長5m級ビッグな“ワゴンSUV”「クラウン エステート」どんな人が買う?
くるまのニュース / 2024年6月14日 12時10分
-
トヨタ「新型ラージSUV」まもなく登場 超オシャレな「豪華ブルー内装」も採用! 17年ぶり復活の「エステート」 内装の特徴は?
くるまのニュース / 2024年6月8日 8時10分
-
トヨタ「新型ハリアー」そろそろ登場!? 斬新サメ顔&高出力化か? 「鷹マーク」復活に熱望の声! 新たな「高級SUV」はどうなるのか
くるまのニュース / 2024年6月8日 6時10分
ランキング
-
1Q. 納豆をより健康的に食べるには、どのような食べ合わせがおすすめですか? 【管理栄養士が解説】
オールアバウト / 2024年7月2日 20時45分
-
2藤井聡太“八冠再独占”への道 最大の難関は伊藤匠・新叡王への挑戦権獲得、トーナメントでの4連勝が必須
NEWSポストセブン / 2024年7月3日 7時15分
-
3"ホワイト化"する企業で急増中…産業医が聞いた過剰なストレスを抱えてメンタル不調に陥る中間管理職の悲鳴
プレジデントオンライン / 2024年7月3日 9時15分
-
418÷0=?物議を醸した小3の宿題に東大生が反応。「教員の力不足」「思考力を磨く良問」などの声
日刊SPA! / 2024年6月30日 15時52分
-
5洗濯用洗剤、計量せず詰め替えパウチから注ぐ人がいるって本当!? メーカー「目分量はNG、原液こぼすと洗濯機が傷むことも」
まいどなニュース / 2024年7月1日 11時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)