スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」の予想価格は190万円台!
MōTA / 2024年3月27日 14時30分
近年、世界中で人気が高まっているコンパクトSUV市場。スズキもこの市場に参入するため、インドで生産されている「フロンクス」を日本市場に投入する計画があるようです。 本記事では、スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」について、ボディサイズ、外観、内装、パワーユニット、予想価格などを詳しくご紹介します。
スズキからコンパクトなSUV「フロンクス」が登場する?
今はSUVの人気が高く、特に日本の道路事情に合ったコンパクトな車種は、新型車の投入も活発です。
最近の新型SUVには、ホンダ WR-Vやレクサス LBXなどがあり、スバル XVもクロストレックとして生まれ変わりました。
SUVが盛り上がる一方で、販売を終えるコンパクトSUVもあります。その1つがスズキ エスクードです。
激戦となっているコンパクトSUV戦線に投入予定のフロンクス。どのようなクルマなのでしょうか。続いて、フロンクスとはどんなクルマなのか解説していきます。
(※)記事でご紹介するフロンクスの写真はすべて海外仕様のものです
スズキ フロンクスとは?|インド製を導入する理由
フロンクスは2023年に海外で発売されたスズキのコンパクトSUVです。
スズキはこれをエスクードの代わりに日本へ輸入販売する予定です。
ホンダでは「近年、海外工場の生産精度が向上しており、海外製の日本車を輸入販売することが十分に可能になりました」と述べています。
スズキも同様の考えに基づき、フロンクスの日本導入を決定したのでしょう。
スズキ フロンクスのボディサイズ
フロンクスのボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,765mm×全高1,550mm、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2,520mmです。
既存のコンパクトSUVに当てはめると、全長はトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキー(全長3,995mmx全幅1,695mm x全高1,620mm)とほぼ等しく、全幅は少しワイドですが、それでもトヨタ ヤリスクロスと同じ数値です。
全高は1,550mmですから、SUVでは低く、都心に多い「高さ制限1,550mmの機械式駐車場(立体駐車場)」での利用も可能です。
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | |
---|---|---|---|---|
フロンクス | 3,995 |
1,765 |
1,550 |
2,520 |
ライズ/ロッキー | 3,995 |
1,695 |
1,620 |
2,525 |
ヤリスクロス | 4,180-4,200 |
1,765 |
1,580-1,590 |
2,560 |
スズキ フロンクスの外観
スズキ フロンクスの内装
スズキ フロンクスのパワーユニット予想
スズキ フロンクスのレビュー・評価
ここではスズキ フロンクスの海外仕様をもとに日本仕様を想定し、評価しています。
外観 | 4.0 |
★★★★☆ |
---|---|---|
内装・居住性 | 3.0 |
★★★☆☆ |
走行性能 | 3.0 |
★★★☆☆ |
運転のしやすさ | 4.0 |
★★★★☆ |
乗り心地 | 3.0 |
★★★☆☆ |
燃費 | 4.0 |
★★★★☆ |
価格の割安度 | 5.0 |
★★★★★ |
〇 スズキ フロンクスの良い点
・1,550mmに抑えた全高により、都心の機械式駐車場が利用できる
・ベーシックなグレードは車両重量も1トン以下で走りが軽快
・190万円台のグレードも用意されて購入しやすい(価格はあくまでも予想)
× スズキ フロンクスの気になる点
・ボディ後端のピラー(柱)が太めで後方視界はいま一歩
・輸入車のためグレードやメーカーオプションの選択肢が限られる
・輸入すると国内生産に比べて納期も遅延しやすい
スズキ フロンクスの価格予想|190万円台に抑えそうな理由とは?
冒頭でお伝えしたように、スズキのコンパクトSUVの販売状況を振り返ると、販売を終了したエスクードは低調でした。
同車は、2023年の1ヶ月平均登録台数が約130台に留まり、トヨタ ライズの約5,410台に比べると約2%程度と苦戦しました。では、なぜ販売に伸び悩んでしまったのでしょうか。
エスクードの販売が伸び悩んだ理由
エスクード販売低迷の背景には、価格の割高感も影響していました。
エスクードは2015年に1.6Lエンジン搭載で登場しましたが、その後1.4Lターボが追加されて1.6Lは廃止され、最終的に1.5Lハイブリッドのみとなりました。
ハイブリッドは4WDのみの設定で、グレードも1種類です。トランスミッションは変速時に若干のショックが生じやすい6速オートギヤシフト。そして装備を充実させる代わりに価格は297万円に達していました。
これら販売には不利な条件が重なり、エスクードはコンパクトSUVが人気を高める中で、販売に伸び悩んだのです。
フロンクスでは190万円台に抑えながら他社SUVに対抗
これらの反省を踏まえ、フロンクスは低価格グレードが設定されるでしょう。
1.2Lノーマルエンジン搭載のベーシックグレードが導入されるとすれば、衝突被害軽減ブレーキや運転支援機能を標準装備としながら、価格を190万円台に抑える見込みです。
スズキの「アンダー200万円シリーズ」により販売も堅調になるはず
フロンクスに190万円台のグレードが設定されると、コンパクトカーのスズキ スイフトハイブリッド MX(192万2800円)、コンパクトで背の高いスズキ ソリオハイブリッド MX(192万1700円)などと並び、スズキの小型車に「アンダー200万円シリーズ」が形成されます。
【筆者:渡辺 陽一郎/写真:マルチ・スズキ/森山 良雄/茂呂 幸正】
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