【2024年】新車で買える国産&外車スポーツカー16選! 選び方や注意点も解説
MōTA / 2024年7月19日 19時0分
スポーツカーは一度は所有してみたい憧れの車。気になるのは「新車で購入できるスポーツカーは今どんなものがあるのか」ではないでしょうか。 この記事では、手ごろな価格の国産スポーツカーから高価な外車スポーツカーまで「国産・外車で人気の高いスポーツカー16車種」を厳選し、車の特徴やスペック、価格などをご紹介! あわせて「スポーツカーの選び方」についても解説します。
スポーツカーとは
車は荷物を積んで人を運ぶためだけが目的ではありません。運転を楽しむことも車の重要な目的です。
スポーツカーは、運転を楽しむことを考えて作られた車で、最低限の実用性も備えていますが、操縦性や機敏性、動力性能が重視されています。
そして誰にでもわかるスポーティーな見た目を持ち、颯爽と走りぬける姿は、多くのドライバーのあこがれではないでしょうか。スポーツカーには、「人馬一体となってドライブを楽しみたい人」「車と対話しながらハンドルを握りたい」という感覚を持つ人に向いています。快適性よりも見た目や走行性を重視する人におすすめです。
スポーツカーの主な種類|ボディタイプ別で紹介
スポーツカーには複数のボディタイプがあり、スポーツカーにおいて重要である見た目に最も影響のある部分です。そこで、まずはボディタイプ別に特徴をご紹介します。
クーペ
フランス語で「切られた」という意味が語源となったクーペは、車両後方が切り取られたように絞り込まれた形状をしています。クーペは空力と運動性能を重視したボディ設計のため2ドアが主流で、形状から2シーターが多く、後席があっても狭く快適とはいえないことが大半でした。
現在は4ドアクーペという、頭上の空間がある程度確保され、快適性も高いスポーツカーも増えています。クーペはスタイリッシュなデザインで知られている車種が多く、トヨタ GRスープラ、日産 フェアレディZが有名です。
オープンカー
オープンカーとは、屋根を開くことができる車です。オープンカーはルーフトップを格納するスペース確保のため、スポーツカーの場合は運転席と助手席しかない2シーターが一般的。2シーターのオープンカーは実用性は高いとは言えないことから、走るということを重視した非常に贅沢な車であり、スポーツカーとして楽しみを追求した車種が中心です。
国産車の代表例はマツダ ロードスターやダイハツ コペンです。
超軽量・クラシカルなデザインで有名なオープンカーである、イギリスのケータハム セブンシリーズなどもあります。ハッチバック
ハッチバックとは、後部座席のすぐ後ろに荷室空間があり、車内に荷室との仕切りがない車のことです。近年のコンパクトカーの多くがハッチバック形式です。後輪よりも後ろが短いボディ形状のため、旋回性能を高めやすいところがスポーツカーとして魅力のボディタイプです。
ただし、ハッチバックタイプはバックドアが上に大きく持ち上がるため、開けるときには頭上のスペースが必要なので、天井が低い場所では注意しましょう。
トヨタ GRヤリス、スズキ スイフトスポーツなどがハッチバックでは有名です。
セダン
車両構造がエンジンルーム、乗車空間、荷室と明確に分かれている形状がセダンです。スポーツカーのセダンはスポーツセダンとも呼ばれます。ほとんどの自動車メーカーが製造していることでも知られており、車といえば真っ先に思い浮かべる形ともいえるでしょう。
ホイールベースが長い車も多く、直進安定性に優れています。一方で後方に荷室となるトランクがあるため、ボディは長くなります。また、運転席から死角も多く、小回りがしにくいのも欠点です。
日産 スカイライン400R、レクサス ISシリーズなどは、セダンの形状を持つスポーツカーとして知られています。
その他
正確にはスポーツカーではありませんが、スポーツ性を持たせたミニバンなどもあります。
ミニバンは、背も高く重量もあるため、運動性能がいいわけではありません。ですが、運転を楽しみたいユーザーに対して、さまざまなスポーツパーツなどを組み合わせて提供している仕様があります。たとえば日産 セレナ ハイウェイスターが有名で、専用のエアロパーツなどを装備し、見た目にもわかるスポーティなデザインです。トヨタ ヴォクシーやホンダ ステップワゴンスパーダなどが同じようなコンセプトを持っています。
スポーツカーの選びでの注目したい8つのポイント
続いて、スポーツカーを選ぶ上で特に注目したいポイントを8つに絞ってご紹介します。
スポーツカー選びの注目ポイント
1. ボディ形状・ルックス
2. パワーユニットや重量などのスペック
3. 過給機の種類
4. 駆動方式
5. 変速方式
6. ボディサイズ
7. カスタムパーツの豊富さ
8. 維持費
1つずつ解説していきます。
1. ボディ形状・ルックス
さきほどボディタイプでご紹介したように、スポーツカーにはさまざまなボディ形状があります。走りや見た目にこだわるのであれば、ボディ形状はとても重要です。
スポーツカーのボディ形状は大きく2つに分けられます。スポーツカーとして専用設計されているか、一般車にスポーツ性能が付加されているかです。
スポーツカーとして専用設計されたボディ形状
スポーツカーとして専用設計されたボディ形状の代表例は、トヨタ GRスープラやポルシェ 911などのクーペです。
高い運動性能や空力特性を追求したデザインが特徴ですが、居住性などが犠牲になる場合があります。
一般車のボディ形状にスポーツ性能を付加したもの
一般車のボディ形状であるハッチバックにスポーツ性能を付加したものの代表例は、スズキ スイフトスポーツやホンダ シビックタイプRなどです。
買い物や送迎などで使えるような居住性を保ちつつ、スポーツ性能を格段に向上させています。
どちらもメリットとデメリットがありますが、ボディ形状はデザインにおいてもっとも影響のある部分です。そしてスポーツカーを所有する上での満足度は、デザインによって左右されるといっても過言ではありません。そのため自分が本当に欲しいデザイン、必要とするボディ形状のものを選ぶことを優先すると良いでしょう。
2. パワーユニットや重量などのスペック
スポーツカーにとって、エンジンはまさに心臓。そのスペックは、車の性能だけでなく、乗り心地や燃費にも大きく影響します。
しかし、スペックだけを見て判断するのは危険です。それぞれのスペックが何を表し、どのように車に影響を与えるのかを理解することが重要です。
馬力:瞬時の力強さを示す指標
馬力は、エンジンの仕事量を表す単位です。1秒間に75kgの重りを1m持ち上げる仕事量を1馬力とします。
そしてトルクと回転数から求められる、スピードにつながる数字です。トルク×回転数×定数(0.00136)で馬力が算出できます。国際基準はkWで、1ps=0.7355kWです。
つまり、馬力が高いほど、瞬間的に大きな力を発揮できるということです。しかし、馬力が高いからといって、必ずしも速いわけではありません。馬力は回転数とトルクによって決まるため、高回転型エンジンは高馬力傾向となりますが、低速でのトルクが細い場合、実用性は低くなります。
例えるなら、F1マシンは高馬力エンジンで圧倒的なスピードを誇りますが、渋滞路では扱いにくいでしょう。一方、トルク重視のエンジンは、低速から力強く加速するため、街乗りや山道での運転に適しています。
トルク:力強さの源泉
トルクは、エンジンの力の大きさを表す指標です。トルクが大きいほど、力強くスムーズな加速や登坂が可能になります。
特にスポーツカーでは、低速からトルクが出ていることが重要です。高回転型エンジンは、高回転まで回さないと力がでないため、街乗りでは扱いにくい場合があります。
前述のとおり、トルクは馬力と密接な関係にあります。馬力はトルクと回転数から算出されるため、トルクが大きければ大きいほど、高馬力になりやすいです。
しかし、高回転域でのトルクを維持することは難しく、一般的に高馬力エンジンは低回転域でのトルクが犠牲になります。
排気量:エンジンのポテンシャル
排気量とは、エンジンのシリンダーが1行程で吸い込める空気と燃料の量を表します。排気量が大きいほど、多くの燃料を燃焼させられるため、トルクが生まれやすくなります。
しかし、排気量と馬力は比例しません。馬力は回転数も関係するため、高回転型エンジンは少ない排気量でも高馬力を発揮することができます。
排気量が多いエンジンは、低回転から力強くパワフルな走りを実現します。一方、排気量が少ないエンジンは、軽量で燃費が良く、高回転域での伸びが特徴です。
車重:軽さは重要
車重は、車両全体の重さです。車重が軽ければ軽いほど、加速性能や燃費が向上します。特にスポーツカーでは、軽量化は重要な要素の一つです。
軽量な車体は、路面への追従性が良く、コーナリング性能も向上します。また、同じエンジンを搭載していても、車重が軽ければ、より力強く感じられるでしょう。
ここまで、パワートレインにおけるスペックの主要な指標について説明しました。しかし、これらの数値だけを見て判断するのは危険です。実際に試乗して、エンジンのフィーリングを確認することが重要です。
なかなか試乗は難しいですが、一部の車種はレンタカーや個人間カーシェアでも借りることができるため、購入前に一度試乗するのがおすすめです。
3. 過給機の種類
過給機とは、エンジンに圧縮空気を送り込む装置のことです。スポーツカーの多くが過給機を備えています。
エンジンから出る排気ガスのエネルギーを利用して、羽をもつタービンを回して、コンプレッサーに伝えて回転させ、空気を吸い込んで圧縮します。
この空気をエンジンに大量に送り込むことで、爆発力を高めるのがターボです。一方で、クランクシャフトの回転を利用してコンプレッサーを回すのがスーパーチャージャーです。
エンジンの回転を利用するターボは、回転数が高まらないと効果が出ません。その代わり、コンプレッサーを高回転させるため、高い出力も得られます。
スーパーチャージャーは、クランクシャフトの回転数のおかげで、低速でもレスポンスに優れます。発進時の加速においては、スーパーチャージャーのほうが効果を発揮します。
4. 駆動方式
エンジンの位置と駆動輪の組み合わせによって、車の基本的な特性は変わります。大まかに分けると5種類あり、FF、FR、MR、RR、4WD(AWD)と呼ばれます。
最初のアルファベットはエンジンの位置で、Fならフロントエンジン、Mはミッドシップエンジン、Rはリアエンジンのことです。エンジンは車の部品のなかでも最も重量があるため、運動性能に大きな影響を与えます。
2番目のアルファベットは、駆動輪のことです。Fなら前輪駆動、Rは後輪駆動を示します。
特殊なのは4WDで、メーカーによってはAWDとも表記されますが、4輪とも駆動させている方式です。エンジンの位置や駆動力の配分によって性格が変わります。
MRとRRの違いは、MRは後輪軸の中心よりエンジンが前で、RRは後ろです。MRは重量の前後配分が最適化しやすく、RRは後輪のトラクションを高めやすい特徴があります。
駆動方式 | エンジン | 駆動輪 |
---|---|---|
FF |
フロント |
前輪駆動 |
FR |
フロント |
後輪駆動 |
MR |
後輪軸の中心より前 |
後輪駆動 |
RR |
後輪軸の中心より後 |
後輪駆動 |
4WD |
さまざま |
4輪駆動 |
それぞれの特徴を解説していきます。
FF
FFの特徴
エンジン位置: 前部
駆動輪: 前輪
FFは、フロントエンジン・フロントドライブのことです。
エンジンを含めほとんどのパーツが前に集中しており、FFには後輪にエンジン回転を伝えるプロペラシャフトもありません。そのため軽量でコストも削減でき、居住スペースを広くとりやすいのが特徴です。
ただしフロントが重いことや、駆動が前輪に集中することで、後輪は押し出す力がなく、小回りが利かないことがあります。車両価格を抑えたい、居住スペースも確保したい人におすすめです。
FR
FRの特徴
エンジン位置: 前部
駆動輪: 後輪
FRはフロントエンジン・リアドライブです。
重量配分に優れており、後輪が動力を伝えていくため、フロントの荷重がいい具合に抜け、加速力にも優れています。前輪の可動域も広くしやすいこともメリットです。
ただしFFに比べコストがかかりやすいことや、雪道のように低グリップ路面は苦手という点はデメリット。
乗り心地も優れることから、スポーツカーの中でも高級車志向、走りにも徹底的にこだわりたい人におすすめです。
MR
MRの特徴
エンジン位置: 車両中央
駆動輪: 後輪
MRは、ミッドシップエンジン・リアドライブのことです。
エンジンはほぼ中央にあり、後輪駆動とすることでFRよりも軽くなります。一番重いエンジンが中央にあるため、旋回性能に優れた設計です。
ただし旋回性能に優れた半面、尖った性能は取り扱いが難しく、ドライバーの技量がはっきり出ます。室内のスペースも余裕がなく、走りに特化させたい人向けといえるでしょう。
MRには高級車が多いのも特徴です。
RR
RRの特徴
エンジン位置: 後部
駆動輪: 後輪
RRは、リアエンジン・リアドライブのことで、かなり希少なレイアウトです。
すべてリアに集中しており、フロントが軽いため、加速性能に優れます。
デメリットとして、フロントに荷重がかかりにくい設計であることです。後輪が強力に押し出すため、フロントが浮き上がり、直進性能が極端に下がります。そしてFR同様に旋回性能がいいように思われますが、限界域が狭く、ドライバーの技量が問われるのも問題です。
簡単にオーバーステアになることがあるため、他に比べると癖が強いと思っていいでしょう。
4WD
4WDの特徴
エンジン位置: 前部(通常)
駆動輪: 前輪と後輪
4WDは、すべてのタイヤが駆動するため、滑りやすい路面や悪路でも安定した走りと優れたトラクション性能を発揮します。
エンジンの位置は決められていませんが、日本車はFFベースがほとんどです。必要パーツがFRよりもさらに増え、複雑化します。これによって重量がかさむことにより、燃費は落ちることになるでしょう。価格も高くなります。
スポーツカーの中でも、ラリー競技などのベースモデルは、ほぼ4WDと思って間違いありません。
RRはとても特殊で、現在販売されている車ではポルシェ 911ぐらいしかありません。特にRRをベースにした4WDになると、911 Turboなどに限定されます。MRの4WDでは、ホンダ NSXが有名です。
5. 変速方式を選ぶ
変速方式は、スポーツカーにとって非常に重要な要素です。加速と減速に加えて、旋回時にも大きな影響を与えます。
変速方式は大きく分けると2つ。MT(マニュアルトランスミッション)はクラッチを使って手動で変速する方式です。AT(オートマチックトランスミッション)は、クラッチの代わりにトルクコンバーターを使用して自動的に変速します。
現在、ATはさらに進化し、金属ベルトを使ったCVT(無段変速トランスミッション)やF1のようなメカニズムを使用したDCT(デュアルクラッチトランスミッション)、そしてe-CVT(電気制御無段変速トランスミッション)などが開発されています。
また、MTの進化形としては、電子制御の油圧アクチュエータを組み合わせて自動でギアチェンジを行うシーケンシャルATもあります。スポーツカーでは依然としてMTが一般的ですが、市場全体ではドライバーの負担が少ないATが大半を占めています。
MT
MTはマニュアルトランスミッションの略です。
クラッチとシフトレバーを操作して、好みのギアを選択することで変速できます。特徴としては、駆動力はアクセルとクラッチの2つで調整することです。
これまでスポーツカーでよく採用されており、動力伝達効率が95%以上になるという利点があります。また、燃費性能にも優れたシンプルな構造の変速機です。
一方で、操作が難しく、ドライバーの運転技術によっては変速時にギクシャクしたり、クラッチの摩耗が生じたりします。運転の面白さはありますが、街中や渋滞などでは疲れやすいという面もあります。
AT
ATはオートマチックトランスミッションの略です。
クラッチがないと勘違いされがちですが、実際には流体クラッチを使用しており、人間が操作しないことが大きな違いとなっています。
自動的に変速するため、アクセルとブレーキに集中することができ、ドライバーの負担を軽減することが特徴です。
一方で、構造が複雑であり、コストも増大しやすいというデメリットもあります。AT限定免許が存在するように、操作方法はMTとは全く異なります。
かつては変速タイミングが悪く、スポーツカーには向かないとされてきましたが、現在では性能がかなり向上しており、多くのスポーツカーにも使われるようになりました。
DCT
DCTとはデュアルクラッチトランスミッションの略です。これもATの一種ですが、ATが流体クラッチを使用しているのに対し、DCTは2つのクラッチ構造を持ちます。
奇数番と偶数番のギアにそれぞれクラッチがあり、片方を繋げて片方を切り替える操作が行われます。そのため、クラッチを切った時のようにトルクが途切れることはありません。ATの流体クラッチのようなエネルギーロスもない構造です。
メリットは多いですが、ATよりも発進にもたつきがあり、変速ショックも発生します。クラッチも過熱しやすく、回転数を上げて繋げなければエネルギーロスが発生するという欠点もあります。
DCTはメーカーによって名称が異なります。フォルクスワーゲンのDSG、三菱のツインクラッチSST、アウディのSトロニックなどがあります。
CVT
CVTはATの一種で、クラッチやギアがない無段変速機です。
ベルトやプーリーを使って変速するため、低コストで製造できます。そのため軽自動車などでもCVTが普及してきました。
変速比が大きいため、エンジンの性能を最大限に引き出すことができますが、ハイパワーエンジンには対応が難しいという面もあります。
燃費も向上させることができますが、駆動損失が大きくなるため、スポーツ走行には適していません。
AMT(セミオートマ)
MTを自動化させた機構がAMTです。
分類としてはATに分類され、自動で変速してくれるMTと考えることができます。
AMTは構造がシンプルで伝達効率が高い変速機ですが、変速ショックが大きくなるというデメリットがあります。また構造的にはギアが変わる瞬間にトルクが抜けます。MTとは異なり、予期できないタイミングでもトルク抜けが発生するため、運転には慣れが必要です。
日本ではAMTがあまり評価されず、採用を見送る車種が多いですが、欧州車ではよく採用されています。
6. ボディサイズ
スポーツカー選びにおいて、ボディサイズは重要な要素の一つです。走りと実用性のバランスをどのように取るか、ポイントを解説します。
ボディサイズが大きい場合
スポーツカーでは、軽量化が基本原則です。ボディサイズが大きくなると重量が増え、加速やハンドリングなどの走行性能が低下するからです。
しかし、ボディサイズを大きくするとパーツの搭載スペースが増える、エンジンやサスペンションなど、性能向上のための部品をより大型化・高性能化できます。
また高額なモデルであれば、軽量なアルミやカーボンファイバーなどの高級素材を使用することで軽量化を図ることもできます。
ボディサイズが小さい場合
ボディサイズが小さくなると重量が軽くなり、運動性能が向上します。
しかし、ボディサイズを小さくすることによって、搭載スペースが制限され、エンジンやサスペンションなどの部品を小型化・簡素化せざるを得ないことも。また、ラゲッジスペースや後部座席の快適性を犠牲にすることになります。
2シーターにすることでボディを小型化できますが、ラゲッジスペースや後部座席の快適性を犠牲にすることになります。
7. カスタムパーツの豊富さ
スポーツカーの楽しみの1つは、自分だけのオリジナルカーを作り上げること。しかし、パーツが手に入らなければ、カスタムも思うようにできません。
外装パーツは、自分で作るのは難しく、加工も制限されます。そのため、多くの方は市販パーツを購入する必要があります。
しかし、車種によってカスタムパーツの種類は大きく異なります。人気車種であれば、豊富なパーツが用意されていますが、逆に海外のレアな車種になると、国内ではほとんどパーツが見つからないこともあります。
人気車種とレア車種の例
豊富なカスタムパーツが揃い、細部まで自分好みに仕上げられる
パーツの種類は限られ、カスタムできる部分も限定される
レース向けの高額なパーツが多く、見た目だけ変えたい人には不向き
日本国内ではほとんどパーツが見当たらない
例えば、トヨタ GR86やスバル BRZは専用パーツも多く存在します。特にGR86は豊富なパーツが用意されています。
8. 維持費
スポーツカーを選ぶ際には、維持費を理解することが重要です。マツダ ロードスターと日産 GT-Rを比較してみましょう。
例えば保険ですが、保険の構造では、保険会社がリスクを高いと判断すると料金も高くなります。つまり、その車種の過去の事故の履歴によってリスクが変わるということです。
さらに、ドライバーの保険利用履歴や年齢によっても変わります。例えば、20等級で30歳の場合、GT-Rでは車両保険込みで月に5万円から8万円、ロードスターでは1万円前後が必要です。
次に税金ですが、GT-Rは排気量3,500cc超~4,000cc以下に区分され、年間自動車税は6万6500円です。ロードスターは、排気量1000cc〜1500ccで3万500円かかります。
燃費について考えると、GT-Rのスペックでは8km/L前後、ロードスターのRSでも17km/L前後です。ガソリン代を考えると、10km/L近い差は維持費に大きな違いをもたらします。
さらに、車検の費用もかかりますし、タイヤの摩耗やメンテナンス代金も必要です。
そのため、ロードスターでもガソリン代を節約しても、年間20万円以上の維持費を見込む必要がありますし、GT-Rなら100万円を超えることも予想されます。
国産スポーツカーのおすすめ人気11選
国産スポーツカーは、一時期に比べると車種が少なくなりましたが、それでもスポーツカーを望む声は多く、徐々に復活の兆しを見せています。
ここでは新車で購入できる国産スポーツカーのおすすめ11車種をご紹介しましょう。
ダイハツ コペン GR SPORT
小さなボディにスポーティーな足回りを持っているのが、ダイハツ コペンです。軽自動車では数少ないオープンカーでツーシーターという特徴があります。その中でも「GR SPORT」はコペンの軽快でしなやかな走りにより磨きをかけたモデルです。
現在販売されている2代目は、2014年に登場しました。
「Dress-Formation」という特殊な構造を持っており、ボンネットフード、トランクフード、バンパー(フロント/リア)、フェンダー(左右フロント/リア)、左右ロッカー、フューエルリッドの11パーツとヘッドランプ・リアコンビランプが着せ替え出来る構造です。
手軽に自分の好みに変えられるところもスポーツカーらしいコンセプトといえるでしょう。
なお、トヨタからも「コペン GR SPORT」が販売されていますが、ダイハツで生産されているコペンのOEMモデルです。
グレード(参考) |
GR SPORT |
---|---|
全長 |
3,395mm |
全幅 |
1,475mm |
全高 |
1,280mm |
ホイールベース |
2,230mm |
車両重量 |
850〜870kg |
エンジン |
658cc |
トランスミッション |
CVT/5MT |
最大出力 |
64馬力 |
最大トルク |
92Nm |
駆動方式 |
FF |
トヨタ GRヤリス
トヨタ GRヤリスは、WRCに参戦するためのホモロゲーションモデルとして、コンパクトなヤリスをベースに開発されました。ヤリスは、もともとトヨタ ヴィッツのヨーロッパ販売モデルの名前でしたが、2020年からは日本でもヤリスに統一されています。
ヤリスとGRヤリスは名前こそ引き継いでいますが、ほぼ別の車として作られているスポーツカーです。
前述のとおりWRC参戦を念頭に開発されたモデルであり、軽量かつ剛性の高いボディと、ターボチャージャー付きの1.6L直列3気筒エンジンにより、圧倒的な加速性能と運動性能を誇ります。専用設計のサスペンションやエアロパーツなども標準装備された純粋なスポーツカーです。
グレード(参考) |
RZ "High performance" |
---|---|
全長 |
3,995mm |
全幅 |
1,805mm |
全高 |
1,455mm |
ホイールベース |
2,560mm |
車両重量 |
1,280〜1,300kg |
エンジン |
1,618cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
304馬力 |
最大トルク |
400Nm |
駆動方式 |
4WD |
トヨタ GR86
2012年に販売されたトヨタ 86は2021年に2代目が登場し、「GR86」という名称になりました。プラットフォームは、初代同様に資本提携しているスバルとの共同開発です。
エンジンもスバルが得意とする水平対向4気筒が採用されています。自然吸気ながら235馬力を発生させるのは強力で、先代の中回転でトルクが落ち込むような特性も改善されました。
GR86の中でも最上級グレードのRZは、先代のGTに相当する上級グレードで、タイヤサイズは18インチ、フロントにスポーツブレーキパッドを用いるなど、よりスポーティーなモデルになっています。
パドルシフトの6ATも用意されているため、マニュアルの運転は苦手という方でも乗りやすいスポーツカーです。
グレード(参考) |
RZ 6速マニュアル |
---|---|
全長 |
4,265mm |
全幅 |
1,775mm |
全高 |
1,280mm(ルーフ高) |
ホイールベース |
2,575mm |
車両重量 |
1,270kg |
エンジン |
2,387cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
235馬力 |
最大トルク |
250Nm |
駆動方式 |
FR |
スバル BRZ
スバル BRZは先ほどご紹介したトヨタ GR86の兄弟車にあたります。スバルとトヨタの共同開発車であり、仕様に大きな違いはありません。シャシーやエンジンも同じものが使われています。GR86との相違点は、フェンダーやフロントグリル、エンブレム、内装です。
グレードによっても細かな違いがあります。デザインや価格などをみて、好みのモデルを選ぶと良いでしょう。
BRZに設定されているSTI Sportグレードは、GR86のRZに相当します。
グレード(参考) |
STI Sport |
---|---|
全長 |
4,265mm |
全幅 |
1,775mm |
全高 |
1,280mm(ルーフ高) |
ホイールベース |
2,575mm |
車両重量 |
1,270〜1,290kg |
エンジン |
2,387cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
235馬力 |
最大トルク |
250Nm |
駆動方式 |
FR |
マツダ ロードスター
マツダのライトウェイトスポーツカーといえば、ロードスターです。軽量でコンパクトなボディが特徴のスポーツカーで、軽快なハンドリングが楽しめます。
2シーターでありながら、トランクルームを独立させており、十分なラゲッジスペースが確保されています。
2015年に発売された4代目は、年次改良を重ねながら完成されたデザインで人気が高いです。他のモデルに比べて車両価格も手頃なため、手が届きやすいのも魅力的です。
グレード(参考) |
RS |
---|---|
全長 |
3,915mm |
全幅 |
1,735mm |
全高 |
1,235mm |
ホイールベース |
2,310mm |
車両重量 |
1,040kg |
エンジン |
1,496cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
136馬力 |
最大トルク |
152Nm |
駆動方式 |
FR |
スズキ スイフトスポーツ
スズキ スイフトスポーツは、軽量・高剛性というスポーツカーに欠かせない性能を備えています。ベースモデルのスイフトをエアロなどでスポーティーにするのではなく、別モデルとしているところが特徴です。
現行のZX33S型は、ベースモデルがフルモデルチェンジされても継続して販売されるなど、完全に別扱いとされていることから、スズキの姿勢がうかがえます。
スズキが販売している車種の中でもとびぬけた高性能なモデルであり、エンジンも1.4L DOHCターボと、ベース車とは異なりスペックの高いものが搭載されています。
足回りなども異なるため、見た目はスイフトと似ていますが、実質的には別次元の車と言えるでしょう。
グレード(参考) |
6MTモデル |
---|---|
全長 |
3,890mm |
全幅 |
1,735mm |
全高 |
1,500mm |
ホイールベース |
2,450mm |
車両重量 |
970kg |
エンジン |
1,371cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
140馬力 |
最大トルク |
230Nm |
駆動方式 |
FF |
日産 フェアレディZ
日産 フェアレディZは日産を代表する車種の一つです。過去に日産が販売車種を絞った際にも、フェアレディZは無くさないという方針のもと開発が続けられました。通算6代目の改良型となる現行モデルでは、3.0L V型6気筒ツインターボエンジン搭載を搭載し、力強くスムーズな加速と爽快な吹け上がりが特徴です。
また初代S30型から受け継がれるロングノーズ・ショートデッキスタイルを継承しつつ、現代的な解釈で洗練されたデザインも多くのユーザーを魅了しています。
特にNISMOは標準モデルに比べてさまざまなチューニングが施されており、より高い性能を求める方におすすめです。トランスミッションは、9速ATに一本化されていますが、NISMOの名前に恥じない性能を持っています。
グレード(参考) |
NISMO |
---|---|
全長 |
4,410mm |
全幅 |
1,870mm |
全高 |
1,315mm |
ホイールベース |
2,550mm |
車両重量 |
1,680kg |
エンジン |
2,997cc |
トランスミッション |
9AT |
最大出力 |
420馬力 |
最大トルク |
520Nm |
駆動方式 |
FR |
ホンダ シビックタイプR
小型車のイメージがあったホンダ シビックも、現在ではかなり大きなボディを持つ高性能車へと進化しました。ボディサイズで比べると、86/BRZなどよりも大きいです。
ただし、軽快なエンジンにFFの組み合わせという長い歴史の中で培われてきたシビックのコンセプトが生かされており、現行型の6代目タイプRでも、直4気筒2リッターエンジンにターボチャージャーの組み合わせで最大出力330馬力を誇ります。
スポーツカーらしい装備も充実しており、「Honda CONNECT」対応の専用ディスプレイや専用データロガー「Honda LogR」を搭載。エンジンの水温や油温、ブレーキ圧、アクセル開度からヨーレートまで表示でき、もはやスポーツカーよりレースカーと言っても良いでしょう。
グレード(参考) |
TYPE R |
---|---|
全長 |
4,595mm |
全幅 |
1,890mm |
全高 |
1,405mm |
ホイールベース |
2,735mm |
車両重量 |
1,430kg |
エンジン |
1,995cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
330馬力 |
最大トルク |
420Nm |
駆動方式 |
FF |
トヨタ GRスープラ
トヨタ GRスープラは、かつて販売されていたスポーツカー「スープラ」が2019年に5代目として復活し、注目を集めたモデルです。エンジンとシャシーはBMWとの共同開発のため、トップグレードのRZにはBMW伝統の直列6気筒エンジンを搭載され、382馬力・500Nmの力強いパフォーマンスを発揮します。
そのため、スープラの製造会社はBMW名義で、トヨタが輸入販売元になっています。しかし、車としてはそれぞれの個性を持たせています。
車体は大きいですが、ホイールベースは86より短く、高い旋回性能を実現。86よりも低重心化させ、車体剛性も非常に高い特徴があります。
グレード(参考) |
RZ 6速MT |
---|---|
全長 |
4,380mm |
全幅 |
1,865mm |
全高 |
1,295mm |
ホイールベース |
2,470mm |
車両重量 |
1,520kg |
エンジン |
2,997cc |
トランスミッション |
6MT |
最大出力 |
387馬力 |
最大トルク |
500Nm |
駆動方式 |
FR |
レクサス RC F
レクサスのクーペモデル「RC」をベースによりスポーティーに仕上げられたのがRC Fです。見た目はRCですが、エンジンはV8気筒5リッターとビッグサイズになりました。特筆すべきは、世界初の後輪駆動システム「TVD(トルク・ベクタリング・デファレンシャル)」の採用です。走行状態に合わせて、トルク配分を左右車輪に対して最適に行うシステムで、ハードなスポーツ走行を手軽に行えます。
外観も迫力があり、排気量も大きなRC Fですが、低負荷時には低燃費を実現できる設計で、高出力との両立を実現したスポーツカーです。
グレード(参考) |
RC F |
---|---|
全長 |
4,710mm |
全幅 |
1,845mm |
全高 |
1,390mm |
ホイールベース |
2,730mm |
車両重量 |
1,770kg(装備により異なる) |
エンジン |
4,968cc |
トランスミッション |
8AT |
最大出力 |
481馬力 |
最大トルク |
535Nm |
駆動方式 |
FR |
日産 GT-R
日産がスポーツカーの頂点を目指して開発した車が日産 GT-Rです。もともと「GT-R」はスカイラインのグレードの一つでしたが、2007年に独立した車名としてGT-Rが登場しました。
今では日本を代表するスポーツカーで、フルモデルチェンジは実施されていないものの、毎年改良を重ね、エンジンパワーなども年々向上。
2025年モデルでは、3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、標準モデルでも最高出力570馬力、最大トルク637Nmのパワフルな性能を発揮しています。
さらにGT-R NISMOは、エンジンバランスまで手が入っている最高グレードであり、最大出力600馬力、最大トルク652Nmのスペック向上を例に、さまざまな部分で最適化を図られた超高性能スポーツカーに仕上げられています。
グレード(参考) |
NISMO |
---|---|
全長 |
4,700mm |
全幅 |
1,895mm |
全高 |
1,370mm |
ホイールベース |
2,780mm |
車両重量 |
1,720kg |
エンジン |
3,799cc |
トランスミッション |
AT(デュアルクラッチトランスミッション) |
最大出力 |
600馬力 |
最大トルク |
652Nm |
駆動方式 |
4WD |
外車スポーツカーのおすすめ人気5選
世界には名だたるスポーツカーが多く存在します。
ここでは、日本で購入できる代表的な5車種をご紹介しましょう。
メルセデス・ベンツ メルセデスAMG GTクーペ
高級車のイメージが強いメルセデス・ベンツのサブブランドである「メルセデスAMG」から販売されているのが、AMG GTクーペです。日本で販売されている中でも、V型8気筒ツインターボ搭載のGT63は最上級モデルに位置します。
600馬力に迫るハイパワーエンジンなど、AMGのなかでも最高性能を付与したスポーツカーで、長いボンネットやAMG専用フロントグリルなどがスポーティーな印象を際立たせています。
足回りの設計もハイグレードに恥じない性能で、どのようなシーンでも快適に運転できる車に仕上げられています。
グレード(参考) |
AMG GT63 |
---|---|
全長 |
4,730mm |
全幅 |
1,985mm |
全高 |
1,355mm |
ホイールベース |
2,700mm |
車両重量 |
1,940kg(装備により異なる) |
エンジン |
3,982cc |
トランスミッション |
9AT |
最大出力 |
585馬力 |
最大トルク |
800Nm |
駆動方式 |
4WD |
BMW Z4
トヨタとの共同開発で生まれたのが、BMW Z4です。兄弟車となるトヨタ GRスープラとはエンジンやシャシーが共通となっています。
ロングノーズ・ショートデッキの伝統的なスポーツカーデザインが特徴の2シーターオープンカーです。GRスープラとは異なり、キドニーグリルやヘッドライトなど、BMWらしいデザイン要素がデザインに反映されています。
グレード(参考) |
M40i |
---|---|
全長 |
4,335mm |
全幅 |
1,865mm |
全高 |
1,305mm |
ホイールベース |
2,470mm |
車両重量 |
1,580kg |
エンジン |
2,997cc |
トランスミッション |
8AT |
最大出力 |
387馬力 |
最大トルク |
500Nm |
駆動方式 |
FR |
ポルシェ 911
ポルシェが長年販売を続けてきたスポーツカーが911です。現在の911は「992型」と呼ばれる8代目のモデルとなります。
流麗なデザインを持つ911は、さまざまな種類のモデルが販売されており、レース用のベースモデルとなる「GT3」などエンジンや性能で区別されています。
軽量かつハイパワーなのが911の特徴で、先代より強化された4WDシステムが強力なトラクション(駆動力)を生み出す仕組みです。
特にTurboSグレードは、GT3よりもハイパワーモデルであり、中回転域でのトルクに優れているため、どんな状況下でも走りを楽しめるスポーツカーに仕上げられています。
グレード(参考) |
911 TurboS |
---|---|
全長 |
4,535mm |
全幅 |
1,900mm |
全高 |
1,303mm |
ホイールベース |
2,450mm |
車両重量 |
1,715kg |
エンジン |
3,745cc |
トランスミッション |
6AT |
最大出力 |
650馬力 |
最大トルク |
800Nm |
駆動方式 |
4WD |
ジャガー Fタイプ
イギリスの名門、ジャガーのスポーツモデルがFタイプです。ジャガーというと高級車のイメージがありますが、実はレーシングカーをはじめ、スポーツカーも得意としているメーカーです。
非常に繊細な車づくりをするメーカーであり、Fタイプもハイパワーでありながら、美しいボディデザインを兼ね備えています。
なかなか比較できる車はありませんが、レクサスRC Fと同じような位置づけと考えて良いでしょう。
グレード(参考) |
F-TYPE R75 |
---|---|
全長 |
4,470mm |
全幅 |
1,925mm |
全高 |
1,315mm |
ホイールベース |
2,620mm |
車両重量 |
1,660kg |
エンジン |
4,999cc |
トランスミッション |
8AT |
最大出力 |
575馬力 |
最大トルク |
700Nm |
駆動方式 |
4WD |
アウディ TTクーペ
コンパクトながら、高い走行性能を誇るのがアウディ TTクーペです。軽量化されたボディに低回転から強いトルクを発揮させ、余裕のある走りを見せてくれるスポーツカーです。
TTとは、イギリスのマン島で開催されていたツーリスト・トロフィーというレースにちなんでいます。そのなかでもTTSクーペは、人馬一体という言葉が似合うスポーツカーです。
しかし、2023年に生産が終了してしまったため、手に入れたい方は早めの購入がおすすめです。
グレード(参考) |
TTS Coupe |
---|---|
全長 |
4,200mm |
全幅 |
1,830mm |
全高 |
1,370mm |
ホイールベース |
2,505mm |
車両重量 |
1,450kg |
エンジン |
1,984cc |
トランスミッション |
7AT(Sトロニックトランスミッション) |
最大出力 |
320馬力 |
最大トルク |
400Nm |
駆動方式 |
4WD |
スポーツカー購入時や走行時の注意点
スポーツカーは維持費がかかる
スポーツカーは、維持費だけでも相当な額がかかります。
ですが、走りの楽しみや、カスタマイズの喜び、満足度ということを考えれば、購入するメリットがあるのは間違いありません。
今後、ガソリンエンジンは無くなっていく流れがあります。
世界各国の自動車メーカーが電気にシフトしていく以上、ガソリンエンジンでの走りの楽しみを味わえるラストチャンスになるかもしれません。
中古車は信頼のできる販売店で買う
スポーツカーは、性能を重視しなければいけません。
購入する場合には、どうしても安い車両に目が行きます。
しかし、しっかりとメンテナンスされていないと、走りも生かせませんし、その後の維持費が増大する可能性も出てくるのです。
後悔しても間に合いませんので、安さだけに目を向けず、正しい判断をしていきましょう。
公道ではスポーツ走行をしない
スポーツカーといえば、峠や首都高を走るものとされていた時代もありました。
しかし、道路交通法を守らない危険運転を繰り返すような時代ではありません。
安全に楽しむためにも、サーキット走行会などイベントに参加してみるのも、スポーツカーを愛する人たちの楽しみ方になりました。
まとめ
スポーツカーといっても、多彩な車種があります。各メーカーとも走りという部分にこだわり、完成させているのがスポーツカーです。
スポーツカー選びにおいて、エンジンは最も重要な要素の一つです。しかし、馬力や排気量などのスペックだけを見て判断するのは、ナンセンスです。
それぞれのスペックが何を表し、どのように車に影響を与えるのかを理解した上で、自分の求める走りに合ったエンジンを選ぶことが重要です。
また、実際に試乗して、エンジンのフィーリングを確認することもお忘れなく。
スポーツカー選びは、時間をかけてじっくりと検討しましょう。後悔のない選択をするために、色々な車種に試乗して、自分にぴったりの一台を見つけてください。
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