【2024年】広い軽自動車はどれ? 車内空間や荷室が広いおすすめ軽自動車5選
MōTA / 2024年7月30日 13時0分
最近の軽自動車は、室内が広いので家族みんなで快適に過ごせるだけでなく、運転もしやすいです。 さらに、荷室も広くて大容量なのでアウトドアレジャーや買い物も快適にこなせます。 この記事では、ゆったり広い軽自動車のおすすめ車種をランキング形式で紹介します。
ゆったり広い軽自動車が人気の理由
軽自動車は普通車と比べて車体が小さいため、「車室内が狭い」「乗り心地が悪い」「安かろう悪かろう」というイメージがある人もいるかもしれません。しかし近年の軽自動車は規制の上限まで室内を広げる工夫が施されており、装備品が充実した快適な車種が増えています。
ゆったり広い軽自動車が人気の理由は以下のようなものがあります。
広い軽自動車が人気の理由
それぞれ詳しくみていきましょう。
軽自動車でも家族で快適に乗れる
最近の軽自動車は、家族みんなでゆったりと乗れるように、室内空間がとても広くなっています。
特に、背の高い「ハイトワゴン」や「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるタイプの車は、天井が高くて頭上も広々。まるで大きな車に乗っているような開放感があります。
しかも、便利な機能や快適な装備もたくさんついているので、普通の車とほとんど変わらないくらい快適に過ごせます。
そのため、軽自動車でも十分満足できるという人が増え、人気が高まっています。
荷物が多く積めるので買い物にも便利
最近の軽自動車は、荷室スペースがとても広いので、たくさんの荷物も楽に載せることができます。
大きな買い物袋や、アウトドア用品などもたくさん積めるので、週末のレジャーや旅行にもぴったりです。
天井が高いタイプを選べば、荷物の積み下ろしも楽々。
さらに、座席を倒せば大きな荷物も載せられるので、用途に合わせて使い分けられます。
このように、軽自動車はコンパクトなのに使い勝手が良いので、多くの人から選ばれています。
軽自動車だから燃費がいい
軽自動車は、ガソリンをたくさん使わずに長く走れる「燃費の良さ」が魅力です。
最近の軽自動車には、燃費をさらに良くする「マイルドハイブリッド」という技術が使われているものもあります。
ガソリン代が高くなっている今、燃費の良さは、家計にとってとても嬉しいですよね。さらに軽自動車にかかる税金も、普通車よりも安いです。
そのため、車を維持する費用をできるだけ抑えたい人にとっては、軽自動車はとても魅力的な選択肢です。
普通車ミニバンと比べて運転しやすく価格も安い
スーパーハイトワゴンやハイトワゴンの軽自動車は普通車と比べて小型ではあるものの、スライドドアを搭載した箱型のボディとなっており、ミニバンのようなファミリーカーとしての使い方もできます。
さらに軽自動車はボディが小さく取り回しやすいため、ミニバンと比べて運転しやすい点もメリットです。
特に都市部など道幅や駐車場が狭い地域にお住いの方や、運転に自信がない方には、ミニバンよりも取り回しやすい軽自動車の方が好まれています。
また、軽自動車はボディが小さくエンジン排気量も小さいため車両価格が低く、ガソリン代や税金などの維持費も普通車より低コストに抑えることができます。
4人以上を乗せることがほとんどない人や、子どもがまだ小さいファミリーには「ミニバンよりもコスパが良い」と評価され人気を集めています。
このように、ゆったり広い軽自動車は特にファミリー層やレジャーを楽しみたい方たちに選ばれています。
室内空間の広いおすすめ軽自動車ランキングTOP5
ここからは広い軽自動車の中で「室内空間の広さ」に注目したおすすめ車種をランキング形式で紹介します。
ランクインしたのはハイトワゴン〜スーパーハイトワゴンが中心です。
第1位 スズキ スペーシア
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3395×1475×1785mm |
---|---|
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2170×1345×1415mm |
WLTCモード燃費 |
19.8~25.1km/L |
スズキ スペーシアの主な特徴
・マイルドハイブリッドの採用で高い燃費性能を誇る
マイルドハイブリッド搭載モデルのみの設定。減速時のエネルギーを利用して発電し、加速時にはその電力を活かしてエンジンをアシストすることで低燃費を実現しています。
・後席の装備を充実させたことで快適な空間を実現
後席にレッグレストとして利用できる「マルチユースフラップ」がついたことで、後席でも快適に過ごせます。
・安全装備も充実
右左折時にも危険を検知することができる衝突被害軽減ブレーキなどにより安全性がさらに向上しました。
スズキ スペーシアの荷室の主な特徴
後席は荷室側からもスライド操作が可能で、ワンタッチで倒すこともできます。床面がほぼフラットなため27インチの自転車をラクに載せられます。
第2位 日産 ルークス
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3395×1475×1780〜1800mm |
---|---|
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2200×1335×1390〜1400mm |
WLTCモード燃費 |
17.5~20.9km/L |
荷室容量(VDA方式) |
117L(4名乗車時) |
日産 ルークスの主な特徴
・広々とした室内空間により家族みんなで快適に過ごせる
普通車のミニバンなどの室内高にも負けない高さで、大人でも頭をかがめることなく快適に座れます。小さな子どもなら立ったまま着替えることも可能。
・減速エネルギーで発電! 低燃費を実現
減速時の運動エネルギーで発電した電力を蓄え、蓄えた電力を再利用することで低燃費に寄与する「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」が搭載されています。
・軽自動車史上初の快挙! 満点の安全性能
軽自動車で初めて予防安全性能評価で満点で最高の「Aランク」を獲得。衝突回避支援システムや車線維持支援システムなど予防安全技術も充実しており、長距離運転でも安心です。
日産 ルークスの荷室の主な特徴
荷室のフロア下には収納があり、汚れ物や工具を収納できて便利です。後席を倒せば27インチまでの自転車も積み込めます。
第3位 三菱 デリカミニ
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3395×1475×1800〜1830mm |
---|---|
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2200×1335×1390〜1400mm |
WLTCモード燃費 |
17.5~20.9km/L |
荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高) |
1390×1115×1080mm |
三菱 デリカミニの主な特徴
・後席を含め快適性にこだわっている
座り心地と通気性にこだわった合成皮革のシートが採用されており、快適な座り心地を実現。プラズマクラスター付きのリヤサーキュレーターや、リヤロールサンシェードなど後席の快適性にもこだわりが詰まっています。
・低燃費でパワフルな走りを実現
減速時のエネルギーで発電した電力を効率よくリチウムイオンバッテリーに充電し、加速時にモーターでエンジンをアシスト。トルクフルかつ低燃費な走りを実現しています。
・SUVのような走破性で滑りやすい路面も安心
滑りやすい路面での発進をサポートする機能など、SUVのような走破性も魅力的です。
三菱 デリカミニの荷室の主な特徴
後席側と荷室側から後席をスライドさせることができます。
荷室床面や後席シートバックには汚れが拭き取りやすい素材が採用されており、汚れを気にせずアウトドアギアを載せられるのも魅力です。
第4位 ホンダ N-BOX
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3395×1475×1790〜1815mm |
---|---|
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2125×1350×1400mm |
WLTCモード燃費 |
18.4~21.6km/L |
荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高) |
1535mm×1120mm×1205mm |
ホンダ N-BOXの主な特徴
・ガソリンエンジンのみの設定でありながら高い燃費性能
ガソリンエンジンのみでハイブリッドの設定がないにも関わらず、高い燃費性能が特徴です。ハイブリッド車の乗り味や走行音が苦手な方におすすめです。
・抜群の使い勝手と広々とした空間
天井が高く広い車内は、左右独立にスライドできるリアシートと合わせて抜群の使い勝手を誇ります。また、室内高は1400mmもあり、子どもが車内で立って着替えることもできます。
・最新の安全運転支援システムを全車に標準装備
全車に標準装備されている最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」も高性能で、安心・安全性能も高さも人気の理由です。
ホンダ N-BOXの荷室の主な特徴
後席を倒せば27インチ自転車をそのまま積載できます。助手席まで倒せば長尺(約180cm)の物も積めます。
第5位 ダイハツ タント
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
3395×1475×1755〜1775mm |
---|---|
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高) |
2125×1350×1370mm |
WLTCモード燃費 |
19.6~22.7km/L |
荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高) |
1500×1007×1061mm |
ダイハツ タントの主な特徴
・乗り降り&荷物の積み下ろしラクラク
助手席ドアと左側スライドドアの間の柱がないので前後席ともに乗り降りしやすく、後席足元に大きな荷物を積んだり、後席にチャイルドシートを設置したりするのも簡単。
・子育てファミリーに便利な「ミラクルウォークスルーパッケージ」
運転席のロングスライドシートを組み合わせた「ミラクルウォークスルーパッケージ」を採用し、運転席に座ったまま後席の子どもの世話ができるなど、先代モデルよりもさらに使いやすさが向上。
・安心・安全をサポートする「次世代スマートアシスト」を搭載
自動ブレーキや車線逸脱警報の予防安全機能に加え、駐車支援等のアシスト機能も追加された「次世代スマートアシスト」を搭載しています。
ダイハツ タントの荷室の主な特徴
荷室には上下2段調節式デッキボードが設置されており、荷物の整理がしやすいです。さらにデッキボードを外せば背の高い荷物が積めるなど、荷室の利便性が高いです。
※ 同じ買取店から異なる電話番号で連絡がくる場合があります。
※ 一部実車の確認が必要な場合があります。
広い軽自動車が向いている人
広い軽自動車は使い勝手の良さと経済性のバランスが良い魅力的なボディタイプです。ここでは広い軽自動車が特に向いている人の特徴を2つピックアップしました。
広い軽自動車が特に向いている人の特徴
それぞれ見ていきましょう。
子どもがまだ小さい4人以内の家族
広い軽自動車は、子どもがまだ小さい4人以下の家族にぴったりです。
後部座席にはリクライニングシートやスライドシートがあり、広々とした空間を活用できます。
チャイルドシートを2台設置しても、ベビーカーを積むスペースが十分にあります。
スライドドア付きの車種を選べば、子どもの乗り降りも簡単で安心です。
さらに、広い軽自動車は燃費が良く、維持費も安いため、家計にも優しいです。
ソロキャンプなど1~2人でアウトドアを楽しみたい人
広い軽自動車は、ファミリー以外にも大いに役立ちます。
ソロキャンプやアウトドアを楽しむ人にとっても、広い軽自動車は理想的です。
テントやタープ、焚き火台など、キャンプに必要なギアをたくさん持っていけます。
現地で「これを持ってくればよかった」と後悔する心配がありません。
インテリアバーを使えば、スキー板やスノーボードを天井に積むことができ、ルーフキャリアやボックスを使わなくても、手軽にウィンタースポーツを楽しめます。
シートを倒せば、室内をほぼフラットにできるので、車中泊も快適です。
「一人でどこへでも行ける!」アクティブな人には、広い軽自動車がおすすめです。
広い軽自動車に向かない人
広い軽自動車は、さまざまな人に適したボディタイプですが、向かない人もいます。その理由は、軽自動車特有の制約にあります。
特に以下の2つの特徴に当てはまる人は、広い軽自動車でも窮屈に感じるかもしれません。
広い軽自動車に向かない人の特徴
1つずつ説明します。
5人以上の家族
軽自動車には乗車定員が4人という制限があります。
広い軽自動車でもこの定員は変わらないため、5人以上の大家族には向いていません。
5人以上の家族には、普通車のミニバンや3列SUVが適しています。
ただし、12歳未満の子どもは1人を0.5人としてカウントできるため、軽自動車でも5人(「大人2人+子ども3人」または「大人1人+子ども4人」)まで乗車できます。
この場合、チャイルドシートの着用も免除されますが、安全面を考慮するとおすすめできません。
これはあくまで臨時の対応と考えた方が良いでしょう。
5人以上の家族では、常に5人以上を乗せることになるため、快適性と安全性の面でミニバンや3列SUVが適しています。
小学校高学年以上の子どもがいる家族
子どもが小学校高学年以上になると、身長が伸びて体つきも大きくなります。
そのため、広い軽自動車でも窮屈に感じることがあるかもしれません。
ハイトワゴンやスーパーハイトワゴンは頭上のスペースは広いですが、足元や肩幅のスペースは限られています。
特に長距離移動では、体が疲れやすくなり、ドライブや旅行を楽しめなくなる可能性があります。
子どもの成長に伴い、車の選び方も変わってくることを考慮しましょう。
4人家族であれば普通車のハッチバックやSUV、5人以上の家族であればミニバンや3列シートのSUVが適しています。
広い軽自動車の選び方
広い軽自動車と一口に言っても、様々なタイプの車種が販売されています。軽自動車は人気があるため、ボディタイプの選択肢が豊富です。
それぞれの用途やニーズに合った車種を比較検討しやすいように、重要なポイントを5つピックアップしました。
広い軽自動車の選び方
一つずつ見ていきましょう。
車内空間のゆとりで選ぶ
軽自動車の車内空間は、ボディタイプによって異なります。
それぞれの使い方に合った軽自動車を選びましょう。
軽自動車には、ハッチバック、ハイトワゴン、スーパーハイトワゴン、SUV、バンなど、様々なボディタイプがあります。
特に車内空間が広いのはスーパーハイトワゴン、SUV、バンタイプです。車内空間を重視したい人は、これらのボディタイプを選ぶと良いでしょう。
【軽自動車のボディタイプ】
ボディタイプ | 代表車種例 |
---|---|
ハッチバック |
スズキ アルト |
ハイトワゴン |
スズキ ワゴンR |
スーパーハイトワゴン |
スズキ スペーシア |
SUV |
スズキ ハスラー |
バン |
スズキ スペーシアベース |
ハッチバック
軽自動車の中では最も燃費が良いですが、広さの面では他ボディタイプに劣ります。通勤や通学のために一人で近距離を走る人などに向いており、車中泊には不向きです。
ハイトワゴン
後述するスーパーハイトワゴンより全高が低いため、走りが安定しやすいです。ときどき人や荷物をのせる人におすすめで、車中泊には不向きです。
スーパーハイトワゴン
子どもの送迎や買い物など、人や荷物をたくさんのせたい人に最適です。特にスライドドア付きモデルであれば使い勝手が良いでしょう。
天井が高く室内空間が広いため、車内で長時間過ごす車中泊でも快適に過ごすことができます。
SUV
室内空間も走破性能もアウトドア好きにピッタリです。
SUVは高い地上高と4WD(四輪駆動)が組み合わされているモデルが多いので、オートキャンプ場よりも本格的なサイトでアウトドアを楽しみたい人の頼もしい相棒となるでしょう。
バン
荷室の広さなら軽自動車トップクラスを誇ります。そのため、人よりも荷物を優先して載せたい場合に活躍します。
商用車をベースとしているバンは、多くの荷物を載せられるよう装備が簡略化されているボディタイプです。
アウトドア趣味や車中泊のために自分でさまざまなカスタマイズを施したい人に適しています。
座席スペースの広さやレイアウトで選ぶ
広い軽自動車を選ぶ際には、座席スペースの広さやレイアウトも重要です。カタログ上で「広い軽自動車」とされていても、実際の座席スペースの広さやレイアウトの使い勝手は車種によって異なります。
後部座席のスライド量、倒し方、倒したあとの床面の平らさなど、車種ごとの特徴をチェックしましょう。
スライドドアの有無で選ぶ
広い軽自動車は、スライドドアのある車種とない車種があります。スライドドアは主にスーパーハイトワゴンに多く、狭い駐車場でもドアを全開にしやすいのが特徴です。
ベビーシートに子どもを乗せるときや、小さな子どもの送迎に便利です。
また、隣の車にドアをぶつける心配がないため、特に都市部など狭い駐車場が多い地域で人気があります。
さらに、スライドドアを搭載した車種は床が低く設計されていることが多く、足腰に不安のある高齢者や、大きく重い荷物を運ぶ人にも好まれています。
安全性能で選ぶ
最近では、軽自動車にも先進的な安全運転支援システムが搭載されるようになっていますが、車種やメーカーによって重視している安全性能が異なります。
車の使用シーンや用途に合わせた安全性能を選ぶことが大切です。
自動車保険と同じように、「備えあれば憂いなし」。
安全機能に投資することは、安心につながる価値ある選択です。
特に夜間の運転が多い人や、歩行者や自転車が多い地域に住んでいる人は、運転者の努力だけでは避けられないリスクもあります。
万が一の際に、安全機能があなたを助けてくれることもあるので、よく検討してみると良いでしょう。
リセールバリューも考慮する
広い軽自動車を選ぶ際は、リセールバリューの高さも重要なポイントです。
リセールバリューとは、中古車として売るときの再販価格のことで、車が持っている価値を示します。「残価率」とも呼ばれます。
一般的に、リセールバリューは新車から3年後で50~60%、5年後で40~50%程度です。
広い軽自動車は新車の価格が高くなることがありますが、人気のモデルや走行距離が少ない車、メンテナンスが良好な車はリセールバリューが高くなりやすいです。
高く買っても高く売れるので、コストパフォーマンスが良く、広い軽自動車をお得に楽しめるでしょう。
まとめ
広々とした車内空間や座席が魅力の広い軽自動車についてご紹介しました。
軽自動車には法規上の制約がありますが、座席のスライドやリクライニング機能を使うことで室内を広く使えます。また、後部座席を倒すことで広い荷室も確保できます。
車にのせたい人数や物、機能、リセールバリューを考慮して広い軽自動車を選ぶと、一人でも家族でも便利で快適なドライブが楽しめます。
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