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2025年登場予定の新型車11選! 価格と発売日を予想・解説

MōTA / 2024年12月25日 14時30分

2025年 新型車

2025年には、11車種の新型車の登場が予想されます。そこで当記事では軽自動車、SUV、ミニバン、ハッチバック、クーペとそれぞれボディタイプ別に新型車をピックアップ。 各車種の価格や発売時期、ボディサイズ、外観、内装などについて、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが予想、解説します。新車購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

2025年 新型車

ダイハツ ムーヴ

ダイハツ ムーヴ(画像は先代型)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

135万円〜190万円

2025年6月ごろ

ダイハツの新型ムーヴは、2023年5月に予約受注を開始しましたが、認証不正問題の影響で発売が延期されていました。しかし、2025年に改めて販売される見通しです。

注目すべきポイントは、ムーヴの派生車種である「ムーヴキャンバス」と同様に、車高が1700mm以下でありながら後席側にスライドドアが採用される点です。

デザインについては、ムーヴキャンバスが丸みを帯びたフォルムであるのに対し、新型ムーヴは直線を基調としたシャープな外観となる模様です。

車両のコンセプトは、従来のムーヴと同様に実用性を重視しており、スライドドアを備えながらも130万円台の手頃な価格帯のグレードが用意されると予想されています。

また、エアロパーツを装着したスポーティなグレードの設定も期待されます。

ホンダ N-ONE e:

ホンダ N-ONE(画像はガソリンモデル)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

270万円〜300万円

2025年4月ごろ

ホンダからは、軽自動車「N-ONE」をベースにした電気自動車「N-ONE e:」が発売される予定です。

ホンダ N-VAN e:

この車両は、すでに販売されている「N-VAN e:」と同じモーターや駆動用電池が採用されています。

モーターはエンジンに比べて瞬発力が高く、アクセル操作への反応が非常に俊敏です。また、モーター駆動はノイズが少なく、加速も滑らかであるため、「N-ONE」の丁寧に仕上げられた内外装と組み合わせることで、より上質な走行体験が期待されます。

ホンダ N-ONE RS

N-ONE e:の予想される価格帯は270〜300万円とやや高めですが、国から最大55万円の補助金を受けられるため、実質価格は「N-ONE」の最上級グレード「RS」に近い価格になる見込みです。

トヨタ クラウンエステート

トヨタ クラウンエステート

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

600万円〜800万円

2025年4月ごろ

トヨタのクラウンシリーズでは、これまでに「クラウンクロスオーバー」、「クラウンスポーツ」、「クラウンセダン」の3種類が販売されていますが、2025年4月ごろに4つ目のモデルとして「クラウンエステート」が登場する予定です。

クラウンエステートはシリーズの中で最上級モデルと位置づけられています。

ボディサイズはすでに発表されており、全長4930mm、全幅1880mm、全高1620mmと大型で、リヤゲートの角度を立てた設計により、前後席や荷室には十分なスペースが確保されています。

特に後席は頭上と足元が広々としており、シートを倒せば荷室長が約2mに達するため、車中泊にも対応可能です。

また、内装は高級感のある仕上がりとなるでしょう。

パワートレインはクラウンスポーツと同様に、直列4気筒2.5Lハイブリッドとプラグインハイブリッドの2種類が用意される予定です。

全車に4WDが搭載されるほか、後輪操舵システムも採用され、走行の安定性と小回り性能の高いSUVとなるでしょう。

高性能なメカニズムや豊富な装備を備えるため、価格は基本グレードのハイブリッドでも600万円を超える可能性があります。

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4(現行型)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

350万円〜500万円

2025年9月ごろ

トヨタ RAV4は2019年に発売され、2025年で発売から6年を迎えます。このタイミングでフルモデルチェンジが行われ、次期型が登場する見込みです。

外観デザインは現行型の特徴を受け継ぎ、引き続き野性味あふれる力強いスタイルになると予想されています。

パワートレインには、新開発の直列4気筒1.5Lターボエンジンが搭載される可能性があります。

また、現行RAV4と同様に、2.5Lのハイブリッドとプラグインハイブリッドの選択肢も用意されるでしょう。

日産 キックス

日産 キックス(北米仕様)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

300万円〜400万円

2025年6月ごろ

日産 キックスは、海外市場ではすでに新型モデルが発売されています。

フロントマスクは日産の最新デザインが採用され、外観全体も引き締まった印象でスタイリッシュに仕上げられています。

ボディサイズは全長4370mm、全幅1800mmと現行型よりもワイドになり、ホイールベース(前後の車軸間の長さ)は現行型より40mm長い2660mmに拡大されています。

パワートレインは現行型と同様にハイブリッドのe-POWERが採用される見込みですが、日産のミニバン「セレナ」に搭載されている直列3気筒1.4Lエンジンをベースにした上位仕様が導入される可能性も高いです。

マツダ CX-5

マツダ CX-5(現行型)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

350万円〜500万円

2025年10月ごろ

マツダ CX-5は2016年末に発売されましたが、2025年にフルモデルチェンジが行われる予定です。

ボディサイズは現行型とほぼ同じになる見込みですが、新しいプラットフォームが採用されます。

パワートレインには、現行型に搭載されているクリーンディーゼルターボに加え、ハイブリッドシステムも新たに導入される可能性があります。

スバル フォレスター

スバル フォレスター(北米仕様)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

440万円〜480万円

2025年10月ごろ

スバル 次期フォレスターはすでに海外で発売されています。

プラットフォームはスバルのツーリングワゴン「レヴォーグ」と共通で、ボディ剛性が向上しているため、現行型より走行の安定性と乗り心地がさらに良くなっているでしょう。

車内の広さは現行型とほぼ同じですが、内装の質感が向上している点が特徴です。

パワートレインには、スバルのSUV「クロストレック」に搭載されているフルハイブリッド「S:HEV」が採用されています。エンジンは水平対向4気筒2.5Lで、十分な動力性能を発揮する見込みです。

この性能向上に伴い、お買い得グレードでも予想価格は440~480万円と、現行型よりも高くなる可能性があります。

日産 エルグランド

日産 エルグランド(現行型)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

450万円〜600万円

2025年12月ごろ

日産のLサイズミニバンであるエルグランドは、2010年に発売されたモデルが現行モデルとして販売され続けており、プラットフォームが古いことやハイブリッドのe-POWERを搭載していないことから、近年は売れ行きが低迷しています。このため、2025年にフルモデルチェンジが行われる見込みです。

新型エルグランドは、ボディサイズがやや拡大され、ライバルであるトヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」と同程度の大きさになると予想されています。プラットフォームやパワートレインは、SUVのエクストレイルをベースに開発される可能性が高いです。

パワートレインにはe-POWERが採用され、発電用エンジンには直列3気筒1.5Lエンジンが搭載されるでしょう。このエンジンには、圧縮比を変化させる機能やターボが組み合わされる予定です。

また、後輪を前輪とは別のモーターで駆動する4WDシステム「e-4ORCE」も設定される見込みです。

アルファードやヴェルファイアが豪華さを重視しているのに対し、新型エルグランドは「上質な走り」にも重点を置いたモデルになると考えられます。

日産 リーフ

日産 リーフ(現行型)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

430万円〜550万円

2025年10月ごろ

日産 リーフは2017年に発売され、2025年には8年が経過します。現行型のプラットフォームは初代リーフと共通で、設計の古さが指摘されています。

そのため、次期型は大幅に刷新され、走行安定性や乗り心地がさらに向上すると予想されています。

価格帯は430~550万円程度になる見込みですが、国から最大85万円の補助金が適用されるため、実質的な負担額は抑えられる可能性があります。

スズキ スイフトスポーツ

スズキ スイフト(クールイエローレヴ コンセプト)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

240万円〜260万円

2025年11月ごろ

スズキ スイフトスポーツは、スイフトをベースに開発されたスポーツモデルです。これまでのモデルでも外観には専用のエアロパーツが装着され、スポーティなデザインに仕上げられています。

エンジンには直列4気筒1.4Lターボが搭載され、パワーアップが図られるほか、従来モデルにはなかったマイルドハイブリッドシステムも採用される見込みです。

この変更により、新型の価格は240~260万円程度に上昇すると予想されています。

ホンダ プレリュード

ホンダ プレリュード(プロトタイプ)

売れ筋グレードの予想価格帯 予想発売時期

500万円〜550万円

2025年6月ごろ

ホンダ プレリュードは、かつて日本でも販売されていたスペシャリティクーペで、2025年に復活する見込みです。

基本構造やプラットフォームはホンダのハッチバック「シビック」をベースにしています。以前、北米市場では2ドアファストバッククーペの「シビッククーペ」が販売されていましたが、現在はラインナップされておらず、プレリュードは実質的にその後継車種となります。

プレリュードは、シビックの5ドアハッチバックよりもコンパクトで、全長は約4500mm、ホイールベースは約2700mmと予想されています。

クーペとしては後席の足元が広めで、大人4名が快適に乗車できるでしょう。ただし、天井は低めの設計です。

パワートレインには、直列4気筒2.0Lエンジンを搭載したハイブリッド「e:HEV」が採用される予定です。2基の高出力モーターに加え、高効率エンジンとASC(アクティブサウンドコントロール)を連動させた「S+シフト」が新たに搭載され、e:HEVの走行時の楽しさが向上しています。

e:HEVは基本的にエンジンで発電し、モーターが駆動を担当しますが、S+シフトを使用することで、パドル操作によるスポーティな運転感覚を楽しむことができます。

エンジンとモーターの協調制御により、有段式ATのような操作感が実現されています。

またサスペンションやプラットフォームはシビックをもとにしていますが、サスペンションのチューニングが改良され、走行安定性と乗り心地のバランスも両立しています。

【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:木村 博道/小林 岳夫/佐藤 正巳/島村 栄二/茂呂 幸正/日産自動車/SUBARU/MOTA編集部】

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