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小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol2走行性能編>

MotorFan / 2018年3月1日 18時5分

小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol2走行性能編>

ついに発売となったルノー・トゥインゴGT。ルノー・スポールが手を入れたという走行性能はいかに?(PHOTO&REPOET:石川順一)

横Gを感じても車体はべったり

前回は、トゥインゴGTが見た目もスペックもベースモデルよりスポーティになったことを確認した。今回は実際に試乗で体感したことをお伝えしたい。

エンジンのスタート方法は今となっては珍しいキーシリンダータイプ。キーを差し込んでひねると車体の後ろから勇ましい音が聞こえてくる。

主に首都高での高速走行を試したが、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)とは思えないほど車体の安定性が高い。直線でもコーナーでもぴったりと地面に吸い付くような走りが楽しめる。やや横Gを感じるような高速カーブでも思い描いた通りのラインを描いて曲がってくれる。安定性に寄与している横滑り防止装置(ESC)の設定を通常モデルよりも若干リヤを滑らせる設定にしているというが、日常域ではあまり感じられず、むしろ安心感を抱いてしまうほどだ。バリアブルギヤレシオ(VGR)ステアリングを採用し、高速のときほどハンドル操作による車輪の動きを少なくしていることも一因だろう。

ただドライビングポジションは若干慣れが必要かもしれない。シートは座り心地はいいものの、ホールド性が十分とはいえず、高速コーナーではかなり体を振られてしまう場面もあった。加えて、MTではかなりペダルが内側にオフセットされていて、クラッチペダルはセンターコンソールのすぐそば。左足で踏ん張ろうとすると、足の置き方に工夫が必要だ。もっとも足下スペースが狭いAセグメントに分類される車種の中では、操作のしやすさは十分確保されている方といえるだろう。


思いのままに操れるMTと運転のレベルをアップさせてくれるEDC

ミッションの違う仕様もそれぞれ乗り比べた。せっかくのスポーツモデルということもあり、まず選んだのがMT。クラッチをつなげた際のショックが小さく、ストレスフリーな印象である一方で、ギヤの切り替えは亜鉛合金の重めのシフトノブの効果もあってかなり操作しやすい。ただ、タコメーターが装備されていないので、メーターのシフトタイミング表示か、エンジンの音を頼りにシフトチェンジすることになる。裏を返せば、クルマと対話しながら運転を楽しめるともいえるので、走りを楽しむ人にとっては魅力のひとつといえるかもしれない。


もっとも純正のラジオにはスマホアプリと連携してスマホに回転計を表示する機能があるというので、それを利用するのも手。ところが新たに用意された専用ナビを選んでしまうとスマホとの連動機能はなくなってしまうという。どちらを選ぶか実に悩ましい。

アクセル感度が向上されていることもあり、MTらしいダイレクトな加速が楽しめる。丁寧な踏込みには、かなりリニアに反応を示し、車体の底から唸りを上げるエキゾーストとともに車体をぐんぐん前へ進めてくれる。もっとも安全性を考慮しているためか、急な踏み込みには反応が抑え気味に設定されているようだ。


AT限定免許でも気軽に乗れるEDC(エフィシエント デュアル クラッチ)も思いの外走りを楽しめる仕様だった。一度マニュアルモードに切り替えれば、ギヤがMTより1段多い分、細かなシフトチェンジが可能。シフトダウンは任意にできるのはもちろんのこと、減速に応じて適正なタイミングで自動で行ってくれる。変速のショックを感じることもなければ、余計な操作の手間を省くこともできるので、誰でも運転がうまくなった気になれる。

小回りの良さはベースモデルゆずり。実際、お台場海浜公園駅近くにある広めの二車線道路でUターンを試してみたが、少ないハンドル操作で最大舵角まで切ることができ、一度も切り返す必要がなかった。最小回転半径4.3mは伊達ではない。

RRらしい操縦性や加速性に加えて走行性能も磨き上げられたトゥインゴGT。家族も乗るし、運転ベタなパートナーが乗ることも考えると…と妥協しがちな車選びに、新たな選択肢を与えてくれそうだ。



■specifications■
全長×全幅×全高(mm):3,630×1,660×1,545
エンジンタイプ:直列3気筒DOHCターボチャージャー
総排気量:897cc
最高出力(EEC):80kW(109ps)/5750rpm
最大トルク(EEC):170Nm(17.3kgm)/2000rpm
トランスミッション:5速MT/6速DCT
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
燃料供給装置:電子制御式マルチポイントインジェクション
エンジン型式:H4B
タイヤ:前 185/45R17、後 205/40R17
ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク、後 ドラム
車両重量:1,010 kg(MT)/1,040kg(EDC)
乗車定員:4人
価格:MT 229万円 EDC 239万円

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