ヤマハ、キッズ向け2ストモトクロッサー「YZ65」を新発売
MotorFan / 2018年3月10日 15時50分
ヤマハ発動機株式会社が、モトクロッサーYZシリーズの新製品として、キッズライダーでも扱えるコンパクトボディに水冷2ストローク64cm3エンジンを搭載した「YZ65」を2018年5月22日より発売しすることを発表した。
![「YZ65」ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)](https://motor-fan.jp/images/articles/10003283/big_251170_201803071327460000001.jpg)
「YZ65」は、“MY FIRST FASTEST BLUE BIKE”をコンセプトに開発。
初めて競技用モトクロスバイクを使用するお子様(体重50kg以下)をターゲットに、1973年の初代YZ250から40年以上に渡る技術開発のノウハウを投入し、キッズライダーが扱いやすい軽量/コンパクトなサイズ感と、速く走るための走行性能を兼ね備えたモデルとなっている。
主な特徴は、
1)パワフルながら扱いやすい新設計水冷2ストローク64cm3エンジンの搭載
2)優れた走破性に貢献する新設計セミダブルクレードルフレーム、分割アルミ製リアフレームの採用
3)コーナー進入時、ショック吸収時の安定感を支える前後サスペンションの装備
4)憧れの上位モデル「YZ450F」とのリレーションを行いながら、強靭さを感じさせるスタイリングなど
なお、本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2018年3月7日から12月9日の期間限定で予約の受付を行い販売する予定となっている。
■企画の狙い ■
「YZ450F」を頂点に、クロスカントリーエンデューロに対応した「YZ250FX」、お子様向けの「PW50」など、エントリー層からファンライド層、シリアスなトップクラスへと繋がるステップアップ構造に対応することにより、オフロード市場の活性化を目指すヤマハオフロードコンペティションモデルをラインナップ。
今回の「YZ65」は、キッズ向けモデルとして、エントリー層の拡大を狙い企画されたもの。誰よりも速く走りたい、レースで勝ちたいと思うキッズライダーの初めてのコンペティションモデルとして、乗り易さと扱い易さ、パワフルで速く走れる性能を兼ね備えている。
■YZ65の主な特徴 ■
1)パワフルながら扱いやすい新設計水冷2ストローク64cm3エンジン
YPVS(ヤマハパワーバルブシステム)搭載の新設計水冷2ストローク64cm3エンジンを採用。
エンジンの回転数に応じて作動する排気ポート脇に設けたバルブ(YPVS)が排気のタイミングをコントロールし、低回転域から高回転域まで、効果的な排気タイミングを得ることで、ライダーが意のままに操れるレスポンスの良い加速特性を実現している。
また、クランクウエブの一部に樹脂製ウェイトを織り込むことにより、高い1次圧縮比への対応と最適なクランク慣性マスを両立させ、瞬発力のあるパワーフィーリングをもたらしながら、体感振動の低減にも繋がっている。
新設計した吸・排気系についても、燃焼の流れにおける脈動効果をポイントに設計し、瞬発力があり、かつ扱い易いパワーフィーリングに貢献する。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003283/big_251176_201803071525560000001.jpg)
2)優れた走破性に貢献する新設計セミダブルクレードルフレーム、分割アルミ製リヤフレーム
各ディメンションや剛性バランス、前後サスペンションとの相乗効果で、軽量ながら安定感あるハンドリングと扱い易い特性を実現。
ギャップ走行時の吸収性や接地感に加え、安定したラップタイムや空中での安定感などをポイントに開発されている。
また、リヤフレームは軽量なアルミ製でマスの集中化を図りながら、整備性を考慮した分割タイプとなっている。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003283/big_251178_201803071525570000001.jpg)
3)コーナー進入時、ショック吸収時の安定感を支える前後サスペンション
フロントは、コーナー進入時の安定感と優れたギャップ吸収性確保のため、36mm径インナーチューブのKYB製倒立式フロントフォークを採用。アウターチューブはアルミ合金材ワンピース構造で優れた剛性を確保し、軽量アルミ製ステムシャフトとの組み合わせで安定感と軽快なハンドリングを両立させている。
リヤは、新設計モノクロスサスペンションとアルミ製リアアームを組み合わせ、底付きしにくい減衰特性を備えショック吸収時の安定感と接地感を実現。リヤアームの樹脂製チェーンサポートは軽量化だけでなく、小径ホイールでも轍の影響をうけにくいコンパクト設計としている。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003283/big_251180_201803071529280000001.jpg)
4)憧れの上位モデル「YZ450F」とのリレーションを行いながら、強靭さを感じさせるスタイリング
“Take a new step MX”をコンセプトにデザイン。憧れの「YZ」シリーズのDNAを受け継ぎながら、「YZ65」独自のスタイリングを調和させている。
「YZ」シリーズのシンボルとなるシートからリアフェンダーまで繋がる“ホリゾンタルライン”を基調に、ディテールの面構成を煮詰め、フィット感、スリム感などのバランスを整備。
また、外装パーツ類を極力ミニマムに、かつ軽量感あるデザインに仕上げることにより、マシントータルとしての“足回りの強靭さ”の強調にも繋げている。サイドカバーなどライダーが直接触れる面は、跨るときの動き易さを考慮し、滑らかな面構成となっている。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003283/big_251183_201803071529380000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003283/big_251184_201803071530210000001.jpg)
<「YZ65」ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)>
・発売日:2018年5月22日
・メーカー希望小売価格:475,200円(本体価格440,000円/消費税35,200円)
・販売計画:100台(年間、国内)
※YZ65は、国土交通省の認定を受けていませんので、ナンバープレートを取得できません。また道路を走行できません。道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。私道、寺の境内、海辺、堤防上、農道、林道など道路の形態を整えていないところでも、人や車が自由に出入り出来るところは道路とみなされます。
※保証(クレーム)の対象外製品となります。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
モトクロス競技用「ヤマハ YZシリーズ」25年モデル7機種を発売、「YZ450F」「YZ250F」は前後サス仕様変更など戦闘力アップ
レスポンス / 2024年7月18日 17時30分
-
クロスカントリー競技用「YZシリーズ」2025年モデルを発売~3年ぶりモデルチェンジの「YZ250FX」はクロスカントリーでの扱いやすさに磨きをかけ戦闘力アップ~
Digital PR Platform / 2024年7月18日 11時0分
-
カワサキ、新たなグラフィックを施した「KX/KLX」シリーズ全7モデルを発売
マイナビニュース / 2024年7月12日 16時30分
-
ファクトリーマシンをイメージ! カワサキが「KX112」「KX85」「KX85L」「KX65」の新型モデルを発売
バイクのニュース / 2024年7月7日 8時10分
-
ハスクバーナ、モトクロス競技車両4機種の2025年モデルを発表
レスポンス / 2024年6月26日 13時0分
ランキング
-
1「ハイオクとレギュラー」は何が違う? ハイオクが「高い」のはなぜ? “ハイオク指定車”にレギュラーを入れたらどうなる?
くるまのニュース / 2024年7月22日 21時10分
-
2腰痛に悩む女性が今すぐに取り入れるべき「3つの習慣」…“ぎっくり腰のリスク”も軽減
女子SPA! / 2024年7月22日 17時42分
-
3大人以上に暑い!?子どもの「熱中症」リスクが高い理由…異変に気づくためには?
南海放送NEWS / 2024年7月22日 17時54分
-
4天才物理学者アインシュタインの脳に見られる特徴とは?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 9時26分
-
5【マック】ナゲットの持ち方で性格診断できるだと?SNS大盛り上がり「お上品ナゲットタイプだった」「確実に神経質ナゲットタイプ」
東京バーゲンマニア / 2024年7月22日 17時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)