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熱効率40%超え。トヨタの新型エンジンDynamic Force Engine 2.0ℓ搭載モデルはこれから続々

MotorFan / 2018年3月13日 18時5分

熱効率40%超え。トヨタの新型エンジンDynamic Force Engine 2.0ℓ搭載モデルはこれから続々

カムリに搭載されて登場したTNGAの新エンジンシリーズA25A型(Dynamic Force Engine 2.5ℓ)に続いて、2.0ℓ版が登場した。コンベで40%、ハイブリッド版で41%という熱効率の高さが新エンジンのキーポイントだ。最初に搭載するのは、次期トヨタ・オーリスとレクサスUXになる。



エンジンの熱効率のスタンダードを押し上げるトヨタの新エンジン、Dynamic Force 2.0ℓ。直列4気筒単筒容積500ccの自然吸気エンジンである。TNGAによる新しいエンジンでコンベとHEV用の2スペックが用意されるが、前者が40%、後者が41%という極めて高い熱効率を実現している。上の図を見てもわかるとおり、この熱効率は従来の比出力と熱効率のトレードラインを大きく離れたものだ。この高い熱効率のために、最新技術を惜しみなく投入した。

このエンジンは、カムリに積んでデビューしたDynamic Force 2.5ℓ版であるA25A型の2.0ℓ版と考えればいい。基本コンセプト、燃焼の考え方は同じ。ただし、この1年で進化した部品やユニットを積極的に採り入れているという。2.0ℓ版が世界で初採用した「レーザーピットスカートピストン」も、今度は2.5ℓ版へ入れていくと予想できる。これがトヨタが狙うモジュラーエンジン開発のシナジー効果だからだ。圧縮比がコンベが13.0、HEVが14.0というのも2.5ℓ版と同じだ。搭載方向は、後方排気である。このエンジンは、TNGAのメインエンジンのひとつとなり、日本、中国、北米、南米、欧州の5拠点で生産される。最初に搭載されるのが、ジュネーブショーでデビューしたトヨタ・オーリスとレクサスUXになる。


2.0ℓDynamic Force Engine(コンベ用)
エンジン形式:直列4気筒DOHC
排気量:1986cc
ボア×ストローク:80.5×97.6mm
圧縮比:13.0
燃料噴射:D-4S(DI+PFI)
最高出力:126kW/6600rpm
最大トルク:205Nm/4800rpm
改変バルブタイミング:In/Ex
排出ガス規制対応:ULEV50

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