IHI、世界最高レベルの高発電効率を誇る航空機転用型ガスタービンを採用した国内新設天然ガス火力発電所向けガスタービン発電設備を受注

MotorFan / 2018年3月23日 17時5分

IHI、世界最高レベルの高発電効率を誇る航空機転用型ガスタービンを採用した国内新設天然ガス火力発電所向けガスタービン発電設備を受注

株式会社IHIは、この2月、住友共同電力株式会社から、「LM6000PF」ガスタービン3基を含む、15万kW級ガスタービン発電設備建設工事を、設計・調達・建設・試運転業務を請負うフルターンキーにて受注した。

「LM6000」とは、B747などの大型旅客機に搭載されているGE社のジェットエンジン
「CF6-80C2」を発電用に転用したもので、現在実用化されている
40MW級ガスタービンのなかで、世界最高レベルの性能を発揮する
高効率ガスタービンである。

地球環境問題への関心が世界的な高まりを見せる中、石油や石炭に比べてCO2排出量が大幅に少ない天然ガスを燃料とする、ガスタービンを用いた発電設備に注目が集まっている。今回受注した発電設備の中心機器である「LM6000PF」は、IHIの発電用ガスタービンラインナップのなかでも、高効率を誇る航空転用型ガスタービンであり、実用化されている単機出力4万kW級のガスタービンの中で世界最高レベルの性能を有している。

今回の受注は、住友グループ各社ならびに国内の電力需要に対して将来にわたって環境負荷の低い良質な電力を安定的かつ継続的に供給することを目的とし、住友化学株式会社愛媛工場新居浜地区内に建設さされる。引渡しは2022年6月の予定だ。 
 
 
この他にも、同工場で発生する副生ガス(水素)の有効利用や、「LM6000PF」3基・排熱回収ボイラー3基・蒸気タービン2基から構成されるコンバインドサイクル発電方式の採用、また、同工場に蒸気を供給する熱電併給のコージェネレーションの構築により、省エネルギーとCO2排出量低減を同時に実現できる発電設備の構成となっている。

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