富士通:バッテリーフリービーコン「PulsarGum」の機能強化版を販売開始
MotorFan / 2018年4月1日 6時40分
富士通は、バッテリーフリービーコン「FUJITSU IoT Solution Battery-free Beacon PulsarGum(PulsarGum; パルサーガム)」を機能強化し、3月30日より販売開始する。本製品は、株式会社富士通研究所の研究成果を活かし、従来品に比べて約10分の1の明るさでも動作可能であるため、照明を抑えた製造現場や施設の廊下、物流倉庫内などより幅広い現場での活用が期待できる。
IoTの普及にともない、幅広い業種・業界でIoTデバイスの導入による業務革新の検討が進んでいる。IoTデバイスのひとつであるビーコンは、手軽に導入できるため広く利用されていますが、新たにお客様の業務環境に設置する際は、各ビーコンの電源の確保や設置作業の手間が大きな課題となっていた。
富士通の提供する、太陽電池により電池交換が不要かつ軽量で設置が容易なバッテリーフリービーコン「PulsarGum」は、顧客の業務環境で活用されてきた。従来品は照明の近くでの利用を想定していたが、製造現場や施設の廊下、物流倉庫など、照明の抑えられた現場でも利用したいといった顧客の声があった。
バッテリーフリービーコン「PulsarGum」が発する電波をスマートフォンなどで受信し、IoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」へ連携する。その情報を分析することで、人や物の位置や動線の把握、生産性向上に向けた業務分析など、顧客の現場業務の改善活動を支援する。
■ より幅広い現場での活用を実現
デバイスに内蔵する太陽電池を小型化・多段化するとともに電源回路を改良し、従来品の約10分の1の明るさでの安定動作を実現した。これにより、照明の抑えられた廊下や夜間の外灯近くなど、より幅広い現場で活用できるようになった。
■ 屋外での利用が可能
デバイスの回路に保護機能を新たに搭載したことで、直射日光が当たり過大な電力が供給された際にも安定動作が可能となった。これにより、屋外の構造物や設備などにも安心して設置できる。
外形: W19 × D72 × H3 mm
重量: 約3g
無線周波数帯: 2.4GHz Bluetooth Low Energy
動作照度: 300LX
発信頻度: 1回/1.28秒 (注2)
無線出力: 1mW [通信距離約10m]
ID: ucode
防水性: IPX-7相当
販売価格は個別見積もり、出荷開始は2018年4月末の予定。2020年度末までに15万枚の販売目標を立てている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
AIが会議で発言「アジア地域の売上は……」 富士通が仕掛ける新サービスとは?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月15日 17時18分
-
作業効率化や安心・安全な現場づくりに向けた改善を自律的に支援する映像解析型AIエージェントを開発
PR TIMES / 2024年12月12日 16時45分
-
STマイクロエレクトロニクス、低消費電力・長距離ワイヤレス通信対応SoC「STM32WL33」の提供を開始し、専用エコシステムを拡張
PR TIMES / 2024年12月10日 17時10分
-
法人向け小型スマートフォン「Omni e4 compact」2025年1月 販売開始!使いやすいサイズでIoT対応も充実
@Press / 2024年12月9日 10時0分
-
日医工と富士通、AIの活用により医薬品製造DXへの取り組みを推進
PR TIMES / 2024年12月5日 17時15分
ランキング
-
1災害時にも役立つ! 「ハンドソープ」の便利な持ち歩き方 警視庁が公開
オトナンサー / 2024年12月20日 22時10分
-
2トヨタ『エスティマ』復活最新スクープ!…生まれ変わった天才タマゴに採用される技術とは
レスポンス / 2024年12月21日 7時0分
-
3【美容室】どうせ髪切るし…「寝癖」がひどいまま来店はOK? 直すべきか 本音を現役美容師に聞く
オトナンサー / 2024年12月20日 20時50分
-
4「余命1年」治療第2弾がん免疫療法のリアルな効果 副作用は軽く、旅行に行けるほど体調良好だったが…
東洋経済オンライン / 2024年12月21日 9時20分
-
5香取慎吾「2025年はソロでブレイク」超納得の理由 「国民的ソロタレント」としてのポジション確立なるか
東洋経済オンライン / 2024年12月21日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください