走っているととても気持ちのいい装備〜三角窓〜
MotorFan / 2018年4月5日 18時40分
旧車の魅力を毎月お伝えているG-ワークス。ここで旧車ならでは、昔の人の知恵を紹介していこう。それは、まだエアコンが一般的ではなかった&無くてもなんとかなった時代の装備であります。
よく言われることだけれども70年代に生産されていたクルマたちは、エアコン(エアーコンディショナー)やクーラーはまだ取り付けられて無く、一部の車両にオプションとして取り付けられる程度のもの。今では考えられないけれど、それだけ高級品でもあり、無くてもなんとかなった時代でもあった。
と言っても、暑い日は暑いから窓を開けたりして走っていたけれど、ただ窓を開けただけでは自分の望んだ部分に風が当たらなかったり、車種によってはそれほど風が入ってこないなど、不都合なこともあった。そんな時代、もてはやされたのが以前、G-ワークス別冊・旧車のすべてシリーズでも紹介した三角窓。
フロントドア・ウインドゥ前斜め部分に取り付けられ、ガラスが三角形な事からこの名前が付いているけど、ガラスの中央等にヒンジが取り付けられており、操作により回転して走行時の風を利用し、室内に空気を入れることが出来る。これがかなりの効果で20km/hも出していれば風が入って来るようになり、40km/hにもなると相当量の風が室内に入ってくる。スピードを出せば出すほど、風は強くなるけど、心配ご無用!三角窓のガラスの角度を変えることにより流入量や風の向きを変えることができるのだ。なんとか運転者や助手席に乗っている人を快適にしようと考えたんだろうね〜昔の人の知恵はやっぱりスゴイ!!
と、ココで終わらないのがG-ワークス!三角窓の根元に付いている、レバーを開けるタイプは一般的だけど、開け閉めにはまだ何種類かあったんだ。
タテグロと言う通称で有名なHA30グロリアスーパーデラックス(写真は昭和45年式)は、なんとレギュレーターを回して開けることができ、H130Bセドリックスペシャル6(写真は昭和44年式)はダイヤルを回して開けることが出来る。こちらは乗り手に優しい配慮がされていて、さすが高級車は違うよね♪
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