ダットサンとセリカ。変わらない輝きはオーナー愛の賜物。ヒストリックカー2選 MOTOR SPORT JAPAN2018
MotorFan / 2018年4月15日 10時10分
4月14日お台場で開催されたモータースポーツジャパン2018。モータースポーツファン垂涎のコンテンツ盛りだくさんの会場の様子を現地からレポート! TEXT & PHOTO◎石川順一
レプリカカー展示の隣では1989年までに生産された歴史的名車の30台がずらりと並んでいた。いずれもかなりのコンディションを保っており、オーナーの愛を感じさせてくれること請け合いだ。ここでは気になった2台をご紹介したい。
1.クランク棒が時代を感じさせる!ダットサン17型フェートン
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312026_201804151005280000001.jpg)
おそらく展示車両のなかで一番歴史があったのが、1938年式の最終型ダットサン。古き良き時代を感じさせるデザインに、今となっては絶対に見ることのない機構が来場者の視線を集めていた。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312028_201804151005530000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312029_201804151006010000001.jpg)
まず気になるのが、車体前面に飛び出したクランク棒。手回しでエンジン始動をするのかと思えば、実は補助的なものなのだ。日産車は創業当時からセルモーターを全車に採用しているので、あくまでセルが回らないときのみ使用するという。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312031_201804151006290000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312032_201804151006370000001.jpg)
手動の機構も多い。ウィンカーもそうだ。設置場所もAピラー側面で、そこのケースから飛び出るように出てくる。発光するようだが、今とは違いチカチカと点滅せず、光り続けるそうだ。
ワイパーも手動。雨の日はハンドル操作にワイパー操作と大忙しになりそうだ。今となっては当時施されていた工夫が興味深く見える。
2 まるで宇宙船!トヨタ初代セリカカスタム
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312035_201804151008120000001.jpg)
メッキのフロントバンパーがだるまのひげ面に見えることから「ダルマセリカ」という愛称で親しまれた初代セリカ。こちらのマシンは新車で購入し、オーナーの趣味で46年間コツコツとカスタムしてきたものだ。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312037_201804151008270000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312038_201804151008370000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312039_201804151008450000001.jpg)
車体全体がターコイズブルーメタリックでまとめられているので、古いSFの宇宙船にも見えてくる。かなり目立つ色だが、もともとの純正色だったそうだ。
ドアはガルウイング。内装も外装と同じ色でまとめられているので、ますます不思議な空間に見えてくる。ETが操縦していても違和感がない。
ライトカバーは当時カスタムパーツとしていて出ていたもの。こちらはヒンジがついており、ボンネットを開ける際は一度前面に引っ張り出す必要があるという。なかなか見ないギミックだ。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10003841/big_312041_201804151009450000001.jpg)
会場ではそのほか、いすゞピアッツァや日産ケンメリGT-Rなど一見の価値があるマシンがそろい踏み。愛車にかけるオーナーの思いをぜひその目で確かめてほしい。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
宇宙開発をリードするスペースX どこがスゴい!? 宇宙服もご紹介!
sorae.jp / 2024年7月14日 11時33分
-
美しき初代『シルビア』が高原を駆け抜ける…CSP311オーナーズクラブ総会
レスポンス / 2024年7月12日 11時45分
-
660ccの新型「小さな高級車」公開! 日産の“軽”に「ラグジュアリーすぎ」の声も!? 新型「セレナ“ミニ”」なルークス「アーバンクロム」発売に反響集まる
くるまのニュース / 2024年7月3日 17時10分
-
遠い恒星へと旅するのに必要な驚愕のエネルギー 光速の50%を超える速度で飛行するとしたら
東洋経済オンライン / 2024年6月27日 15時0分
-
日本を代表するハーレー・エンジニアと所ジョージさん 2人の深い関係を示す1台のカスタムバイク
バイクのニュース / 2024年6月27日 8時10分
ランキング
-
1父親と“彼女の母親”がまさかの…両家顔合わせの食事会で二人が「固まった」ワケ
日刊SPA! / 2024年7月24日 15時54分
-
2まさにお値段以上! ニトリの便利グッズ「1台10役スライサーセット スピナータイプ」とは?
オールアバウト / 2024年7月24日 21時15分
-
3いい加減にして!何でももらってくる“自称・節約上手”の母のせいで衝撃の事件が…
女子SPA! / 2024年7月24日 8時47分
-
4トヨタの新型「ランドク“ルーミー”」初公開!? 全長3.7m級「ハイトワゴン」を“ランクル化”!? まさかの「顔面刷新モデル」2025年登場へ
くるまのニュース / 2024年7月23日 11時50分
-
5高齢者がお金をかけず老後を楽しむためには?無料または安価でできる趣味8つ
オールアバウト / 2024年7月24日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)