MR2、ソアラ、セリカXX! トヨタ80年代の車を一気に紹介したムックが発売!
MotorFan / 2018年4月19日 17時35分
何かと注目される1980年代。今とはちょっと違う、強烈なバイタリティを感じる。そんな時代の象徴でもあるのが、80年代の国産車。この時代から、日本には独特なクルマの文化が芽生え始めていたのかもしれない。 とにかく、コンセプト、メカニズム、デザインのそれぞれが見逃せないのが80年代なのだ。このムックはそんな時代のトヨタ車を一挙紹介する特集号!MR2、ソアラ、セリカXXなど、突出した個性を持った車種を紹介しよう。
1980年代で注目されるトヨタ車といえばたくさんあるが、中でも注目だったのは1981年に登場した。初代ソアラ。車は贅沢品と見られていた時代、2Lエンジンでも贅沢なのに、ソアラは直列6気筒の2.8LエンジンをDOHC化。当時自主規制として145ps以上出さなかったのに、170psなんて破天荒なパワーを誇示。2ドア専用ボディというのも極めて贅沢だった。こんな時代の幕開けから、80年代はさらに加速していった。
セリカXXは1981年に2代目となった。ラグジュアリーだった初代から大きく変わり、よりスポーティに。この後はスープラに車名変更。ソアラの登場によって、セリカの名に即したスポーティ路線を強化する存在となった。Aピラー以降を4気筒のセリカHBと同デザインにするものの、ソアラ同様に直列6気筒2.8LのDOHCエンジンを搭載。圧倒的なパフォーマンスを誇示。
これはほんのイントロダクション、83年登場のAE86レビン/トレノは元より、クレスタを生んだ伝説のマークII・3兄弟など、今はブランドの消滅した名車も続々登場。
そして89年には、セルシオが登場。ここから北米ではレクサスという新ブランドが生まれた。しかし日本ではその存在も難しく、クラウンという大御所ブランドとの立ち位置もあり、まずクラウンV8が登場してからセルシオが発表されるなど、いかにも日本的な事情も見え隠れした時代でもあった。
いずれにしても、技術的にもある程度世界を見据えられるようになり、追いつく時代から個性を発揮するべき時代に舵を切り出せたのが80年代。それだけにこれまでの禁を破り、より個性的な提案型のクルマが続々と登場してきた時代。同時に日本向け、世界向けとニーズに合わせたクルマ作りが明確になってきたのも80年代。
この時代から、日本には独特なクルマの文化が芽生え始めていたのかもしれない。
とにかく、コンセプト、メカニズム、デザインのそれぞれが見逃せないのが80年代なのだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタ「クラウン”クーペ”」誕生か!? もはや懐かしい“ハイソカー”復活の可能性とは?
くるまのニュース / 2024年9月23日 13時10分
-
ホンダ「プレリュード」復活で「スペシャルティカー」に熱視線! トヨタ「ソアラ」待望論も!? 一体どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月9日 10時10分
-
ソファみたいな「ふかふかシート」が豪華だった! 80年代に大流行の「ハイソカー」なぜ消えた? 現代で見かけなくなったワケとは
くるまのニュース / 2024年9月8日 12時10分
-
トヨタ「新型“7人乗り”プリウス!?」に反響多数! ながーーい「3列ステーションワゴン」に「やっぱ欲しい」の声も! 「“新”プリウスα」復活CGに「期待」集まる
くるまのニュース / 2024年8月28日 14時10分
-
トヨタの「“2列6人乗り”セダン」!? 前席に“3人”乗れる「ゆったり仕様」! 大排気量「V6」搭載の“FF最高級モデル”「プロナード」とは
くるまのニュース / 2024年8月26日 16時10分
ランキング
-
1本当に実写? 再現度がヤバすぎたキャラに「すべて完璧」「あまりに自然」
マグミクス / 2024年9月24日 21時25分
-
2WHOが注意を呼びかける「エムポックス」とは?治療薬はあるのか【薬学部教授が解説】
オールアバウト / 2024年9月24日 20時45分
-
3土井善晴氏が味噌汁に入れた“意外なモノ”に驚き 「めちゃめちゃおいしい」
Sirabee / 2024年9月24日 5時0分
-
4フェリシモ商品「パクリでは…?」指摘相次ぐ→販売中止に 猫のしっぽ部分を模したクッション、類似の商品が存在「深くお詫び」
まいどなニュース / 2024年9月24日 19時10分
-
5人気のポイント勢力図が変わりつつある?【ポイント経済圏の調査から解説】
オールアバウト / 2024年9月24日 19時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください