デンソー:MaaS (Mobility as a Service) 領域の技術開発を加速させるため、オンザロード社に出資
MotorFan / 2018年4月19日 21時10分
デンソーは、MaaS (Mobility as a Service) システムの技術開発を加速させるため、クラウドやエッジコンピューティング等で、次世代のソフトウェア開発を行うオンザロードに出資した。出資額は1.6億円、出資後の出資比率は14.88%。
MaaSとは、人やモノの移動における需要者と供給者をマッチングすることで、最適な移動手段の組み合わせを提供し、予約や決済など必要な手続きも一括して行う仕組み。これにより車を持たない人でも、簡単に移動サービスを利用し自由に移動することができ、さらに物流を効率化することなどが可能となる。
MaaSを実現するためには、Internet of Things (IoT) 技術を利用することで、高速に移動する移動体から得た情報をリアルタイムに収集・解析し、その結果をクラウドを介して、運行管理やカーシェア等のサービス提供者に最適な形で伝えていく必要がある。デンソーは、MaaS領域を技術開発の注力分野の一つと定め、多様な車両情報を一元管理、共有するためのクラウド技術や情報を解析するAI技術、車載エッジコンピューターなどの技術開発を加速させている。
今回出資を行うオンザロード社は、従来から通信やクラウドを使った大規模なシステム開発において実績があり、次世代のモビリティサービスに必要となる基幹技術の開発において高い技術力を有している。今後デンソーは、オンザロード社の技術力や開発リソーセスを活用することで、MaaSシステムの開発体制を強化し、ソフトウェア技術開発を加速させる。これらの技術により自動車メーカーやサービス提供者の製品開発、サービス開発の成功に貢献していく。
デンソーは、新たなモビリティ社会の実現への貢献を目指し、国内外のIT企業との仲間作りを積極的に推進している。今後も、クルマに乗る人だけでなく、クルマを持たない人にも安全・安心で便利な移動手段の提供を目指し、MaaSの実現に貢献していく。
<オンザロード社の概要>
1.社名 株式会社オンザロード
2.所在地 愛知県名古屋市中区錦1丁目19番24号 名古屋第一ビル 4階
3.社長 滝川 将宗
4.設立年月 2001年4月
5.資本金 2千万円
6.事業内容 ソフトウェア開発事業、エデュケーション事業
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
シェアリングプラットフォーム「Kuruma Base」を学生EVカーシェアリングに提供
共同通信PRワイヤー / 2024年12月19日 11時0分
-
Idein、エッジAIソリューションの拡充に向けた新展開―― OpenAIのモデル「CLIP」を活用した画像解析アプリを発表
PR TIMES / 2024年12月18日 13時45分
-
Boost Mobileとウインドリバーが連携し、Open RANネットワークで最大規模のCaaS ベンダー移行を実現
PR TIMES / 2024年12月16日 22時40分
-
タレス、CipherTrust Data Security Platform as-a-Serviceの機能を拡張
PR TIMES / 2024年12月4日 12時45分
-
「Kuruma Base」へ屋外専用鍵管理Box実装
共同通信PRワイヤー / 2024年12月2日 11時0分
ランキング
-
1お金で何でも解決できそうな“超富裕層”に共通している3つの悩み。「絶対に負けられない戦い」も
日刊SPA! / 2024年12月22日 8時53分
-
2ガサガサ肌が簡単に潤う!40・50代に使ってほしいボディケア商品3つ
つやプラ / 2024年12月22日 12時0分
-
3「痛くない親知らず」をそのまま放置するとどうなるか…「今すぐ抜いたほうがいい親知らず」の判断基準
プレジデントオンライン / 2024年12月22日 9時15分
-
4「海に眠るダイヤ」2018年を描く"最大の謎"の真相 現代編の設定が、なぜ「2024年」ではないのか
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 14時0分
-
5“あおり運転”してきた相手の正体にア然。警察に捕まって土下座レベルの謝罪をするまで
日刊SPA! / 2024年12月22日 8時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください