三菱自動車 世界戦略を担うコンパクトSUVを中国初披露【北京モーターショー2018】
MotorFan / 2018年4月26日 13時55分
2018年4月25日、北京国際モーターショーがスタート。世界が注目する巨大市場だけに、各社がどのようなブースを展開しているのか気になるところ。中国企業との合弁会社を持つ三菱自動車のブースでは、期待の新型車とコンセプトモデルが展示された。
ブランニューの世界戦略車「エクリプスクロス」とコンセプトカー「e-EVLUTION」を展示
2018年4月25日より始まった第15回北京国際モーターショー(一般公開は29日から)の三菱ブースでは、同社のブランドメッセージ“Drive your Ambition”を体現するコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を展示。2017年の東京モーターショーで世界初公開され、北京国際モーターショーで中国初披露となった。
さらに、日本では3月より販売開始となったコンパクトSUV「エクリプスクロス」も中国初登場。世界約80カ国で販売されるブランニューの世界戦略車だけに中国市場での期待も大きいようだ。


中国長沙市で生産されるエクリプスクロスのエンジン
世界戦略車であるエクリプスクロスに搭載される4B40型 1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンは、広汽三菱汽車有限公司(広汽三菱)が湖南省長沙市の経済技術開発区に新設したエンジン工場にて生産されることもあり、エクリプスクロスと共にスケルトンモデルが展示されている。
広汽三菱は電動車ラインナップを拡充
三菱ブースは、広州汽車グループ、三菱商事、三菱自動車による車両生産販売合弁会社である「広州三菱汽車有限公司」との共同出展となっており、三菱自動車ブランドで中国現地生産される「アウトランダー」「ASX(日本名:RVR)」を出品。広州三菱汽車有限公司ブランド車として、3月より販売が始まった新型のプラグインハイブリッドEV「祺智(チーツー)-PHEV」を出品している。
さらに広汽三菱は電気自動車(EV)のコンセプトカー「E MORE」を発表。スポーティなスタイルの5ドアSUVで、ルーフレールの上にはソーラーパネルが設置されていた。また、航続距離は400km以上と発表されている。西安で生産予定とされ、現地のアナウンスでは2018年9月から10月頃に市販される予定というが……。
電動車へのシフトを加速する中国市場だけに、アウトランダーPHV、祺智(チーツー)-PHEVに続き電気自動車を投入して電動車のラインナップを強化していくようだ。
E MORE スペック
全長×全幅×全高:4337mm×1825mm×1640mm
最高出力:132kW
最大トルク:290Nm
航続距離:400km以上
最高速度:156km/h
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