超高性能PHV、ポールスター1の最新プロトタイプが公開【北京モーターショー2018】
MotorFan / 2018年4月25日 18時55分
エレクトリック・パフォーマンス・ブランドに生まれ変わったボルボ傘下のポールスター。600psの出力ながら、150kmのEV走行を可能とするプラグインハイブリッドモデルのポールスター1の最新プロトが、北京モーターショー2018に姿を現した。
従来はボルボのモータースポーツやハイパフォーマンスカーを担っていたポールスター。そのポールスターが、化石燃料からの脱却を図るため高性能電気自動車のブランドとして新たに独立するという昨年の発表は衝撃だった。
誰もが予期しなかった大変革を遂げたポールスターが放つ第一号車がポールスター1である。その最新プロトタイプモデルが北京モーターショー2018でお披露目された。
ポールスター1は2Lエンジンが前輪を、リヤに搭載される2つのモーターが後輪を駆動するプラグインハイブリッドの4WDモデルだ。プラットフォームはXC60やS90で採用される実績あるSPA(スケーラブル・パフォーマンス・アーキテクチャー)を使用するが、約50%はポールスター1のために新設計されているという。
ちなみに気になるシステム最高出力は600ps、1000Nmとなり、EV巡航距離は市販のハイブリッド車でトップレベルとなる150kmを実現している。リヤモーターによるトルクベクタリング機能も採用されるので、今までのPHVのイメージを覆すパフォーマンスを実現しているに違いない。
最新プロトタイプは2019年の販売を見据えて、−25℃の北極圏でハンドリングや高速テストを実施したばかり。どれほどの走りを我々に見せてくれるのか、最近のボルボ車の上質なクルマ造りから鑑みても、ポールスター1への期待は高まるばかりだ。
ポールスター1の生産は、ボルボと吉利HDとのジョイントベンチャーが約840億円の投資をして建設する中国・成都の工場にて行われる。生産数は年間500台ほどになるという。すでに市販車と見紛うばかりの完成度の高いプロトタイプ出展したポールスター。未来を見据えたプレミアムブランドの最新作が早くも現実味を帯びてきた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタ『プリウスPHEV』に400万円以下の「Gグレード」登場、ユーザー拡大ねらう
レスポンス / 2024年9月23日 8時0分
-
フェラーリ初のフルEVはまさかのハッチバック!? 生産開始は2025年後半か
レスポンス / 2024年9月13日 8時0分
-
ボルボのEV、名称変更とあわせて特別仕様車「EX40 Ultra Single Motor Black Edition」登場
マイナビニュース / 2024年9月12日 11時25分
-
モデル史上最大のデザイン変更を見よ! アウディ『Q5スポーツバック』次期型を初スクープ
レスポンス / 2024年8月31日 12時0分
-
プラグインハイブリッド車(PHEV)とは? おすすめ車種4選やメリット、補助金などを解説
MōTA / 2024年8月26日 18時0分
ランキング
-
1226kmを走破「世界一超人の91歳」その驚く肉体 20年間食べ続けてきた「食事メニュー」を公開
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時0分
-
2お財布も「ETCカード」も忘れて「高速」乗ったらどうなる!? つい「うっかり」が大ごとに? 二度と経験したくない「一部始終」とは
くるまのニュース / 2024年9月23日 7時10分
-
3どうして新NISAなんてやってしまったんだ…60歳元会社員“退職金2,000万円”がみるみる減って大後悔「退職日に戻りたい…」【元野村證券セールスマンの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月23日 10時45分
-
4〈倍速老化の恐怖〉痛みがまったくないのに体の中は地獄絵図…急に老け込む人に見られがちな6つの病態、その真犯人とは
集英社オンライン / 2024年9月23日 10時0分
-
5現在使用しているエアコンのメーカーランキング! 2位「ダイキン」、1位は?
オールアバウト / 2024年9月22日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください