Cクラスにも「Lセダン」! メルセデス・ベンツ、ホイールベースを80mm伸ばした、富裕層向けエグゼクティブサルーンを発表【北京モーターショー2018】
MotorFan / 2018年4月26日 15時0分
メルセデス・ベンツは、熱気溢れる北京モーターショー2018の会場で「Cクラス Lセダン」を発表した。標準ボディに対してホイールベースを80mm延長することで、後席の居住性を飛躍的に高めた中国専用モデルである。
Cクラスの大刷新を受けた「中国専用モデル」
「Aクラス Lセダン」に続いて、メルセデス・ベンツが“ワールドプレミア”として公開したのは、Cクラスの「Lセダン」だった。
この「Cクラス Lセダン」はホイールベースを80mm伸ばし、延長分はすべて後席の居住スペース拡大に使われている。実際、写真を見るだけで、サイドビュー(すなわちリヤドア)が伸びやかな印象になっているのがハッキリと分かる。
また、助手席の電動シートは、後席からもリモコン操作で簡単に動かすことができるので、より快適な移動空間を得ることができる。
Cクラスのロングホイールベース版は、すでに2014年から現行モデル(W205)で中国市場に投入されており、今回発表の「Cクラス Lセダン」は、欧州で発表されたCクラスのビッグマイナーチェンジに合わせたものである。
巨大な中国マーケットに挑む、ダイムラーの本気度
注目は新開発の1.5L直4ターボにEQブーストを追加した、48ボルトのマイルドハイブリッドであるが、最新インフォテインメントシステムや最先端の安全運転支援システムの搭載、マルチビームLEDヘッドランプ、12.3インチの高精細液晶パネルを用いたデジタルメーターなど、同社が誇る最新装備にアップデートされる。
この発表により、ダイムラー社はマイバッハブランドの「ビジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメート・ラグジュアリー」を含め3台のワールドプレミアを北京モーターショーで行ったことになる。
この点だけを見ても、中国市場へ賭けるダイムラーの本気度や意気込みが伝わってくる。
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