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スバルUSAとセンター・フォー・ペット・セーフティー:SUV車内におけるペットの安全・危険スポットを公表

MotorFan / 2018年5月7日 15時5分

スバルUSAとセンター・フォー・ペット・セーフティー:SUV車内におけるペットの安全・危険スポットを公表

3列SUVセグメントがファミリーカーとして人気を高めている中、スバルUSAとペットの安全を守るための調査や支援を行う非営利団体センター・フォー・ペット・セーフティー(Center for Pet Safety: CPS)が気温の上昇や旅行シーズンの始まりを前にしてSUV車内におけるペットの安全を守るための勧告を行った。

 自動車の衝突事故においてきちんと繋がれていないペットは簡単に投射物と化してしまい、ペットや人間の重大な怪我の原因となってしまう。だからこそ、スバルUSAとCPSは自動車においてペットの安全確保の重要性の認識を広めるために協力している。より大型な3列SUVが普及する中、スバルUSAとCPSはこの独特なデザインを持つ車内においてどこがペットにとって安全・危険なのかを検証した。

 3列座席の車内にて搭乗者とペットが皆安全にいられるためには:
 ①体重が20ポンド(9kg)以下のペットはケージに入れるかリードをつけ、2列目のシートに乗せる。
 ②20ポンド以上のペットは3列目のシートにリードでつなぎ、2列目のシートの真後ろにいるようにする。
──という対処が必要。また、衝突事故の衝撃で前方に飛ばされてしまうので絶対に通路に乗せてはならないという。3列SUVにおいて子供とペット両方を乗せる場合、子供を2列目のシートに、ペットを3列目の逆側のシートに乗せるべきとのことだ。

「これらを意識することで、衝突事故においてペットや同乗者の怪我のリスクを最小限にすることができる。いずれの場合も、ペットはきちんと繋ぐかケージに入れておくのが良い。スバルのようなパートナーのおかげで、安全性を高める周知を進めることができた」とCPS創設者・CEOのLindsey Wolko氏は言う。

「スバルオーナーの多くはペットオーナーでもある。正しい乗せ方の周知徹底は重要である。スバル アセントなどの3列SUVでペットを乗せて安全に運転できるための研究を進めるにあたり、長年のパートナーであるCPSと再び協力できることをうれしく思う」とスバルUSAの代表・CEOのThomas J. Doll氏はコメントした。


CPSによる2015年クレート耐力試験の様子

 スバルは3列SUVである新型アセントを発表しており、北米市場において更なる成長を目指している。よりダイナミックになった性能と快適なドライブを実現する広い内装、そして最新のドライバーアシスト技術が特徴となっている。新型アセントは座席が3列あり、2列目はキャプテンズチェアとベンチチェアの二種類から選べる。


 スバルは常に安全を念頭に開発を進めてきた。2019アセントはアイサイト ドライバーアシストテクノロジーが標準装備されており、自動ブレーキやクルーズコントロールが機能である。また、新しくアイサイト アシストモニター(EAM)も追加され、アイサイトの警告をヘッドアップディスプレイに、システム情報をフロントガラスに投影する。

 CPSとスバルの提携は2013年のペット用シートベルトの試験から始まった。驚くことに市場に出回っている様々なペット用ベルトには安全性に大きな差があり、多くは衝突事故の際重大な怪我や負傷につながってしまうことがわかった。試験の目的はペットを乗せて安全に運転する重要性の周知を進めるためで、2014年にCPSより勧告書が発表された。2015年にはペットの安全を守るグッズのランキングを発表した。ペット移動用のケージやキャリアの試験プロトコルなども2016年にCPSが発表している。

詳しくは:http://www.centerforpetsafety.org/
および:http://www.subaru.com/pets


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