日本精工:安全性を向上させた「樹脂ピン式内部収縮ステアリングコラム」を開発
MotorFan / 2018年5月22日 11時55分
日本精工(NSK)は、ステアリングコラムとして、衝突安全性を向上させ、かつ軽量で高い振動剛性を有するチルト・テレスコピックコラムを開発し、発売した。
ステアリングコラムは、自動車の3大機能 “走る” “曲がる” “止まる” の “曲がる” を司る部品。加えて、万が一の事故の際には、コラム自体が縮んでドライバーへの衝撃を吸収する安全性能を有している。昨今、自動車には更なる安全性・快適性の向上、環境への配慮が求められており、ステアリングコラムにも同様の対応が要求されている。NSKは、これらの要求に応えるチルト・テレスコピックコラムを開発した。なお、チルト・テレスコピックコラムとは、ハンドルを上下方向(チルト)や前後方向(テレスコ)に位置調整できるコラムのこと。
製品の特長
◆新たな離脱構造の採用による安全性の向上(離脱荷重のバラツキを25%低減)
離脱構造をコラムパイプ部に設定することにより、コラム構造体の離脱荷重を一定に保つことができ、衝突に対して安定した衝撃吸収を実現。安全性がさらに向上している。
◆従来比約15%(約560グラム)の軽量化を達成
離脱構造の変更により部品点数の削減と形状の簡素化を実現。ステアリングコラムの軽量化で、自動車の燃費向上に貢献する。
◆従来比約11%(約7Hz)の振動剛性アップによる快適性の向上
チルトブラケットを最適に設計することで高い振動剛性を実現。ハンドル操作の安定性が高まり、快適性が向上している。高い振動剛性とはコラムの共振振動数が高いことを指し、一般に高いほど外部からの振動を感じにくくなる。
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