バイク雑誌ライターのマン島ほのぼの旅日記#1「マン島ってどんなトコロ?」
MotorFan / 2018年5月30日 10時5分
バイク(特にイタリア系スクーター)が大好物な筆者が、ひょんなことから5月から3ヶ月ほどマン島に滞在することに。せっかくなので、しばらく週一ペースでマン島旅日記をお送りすることになりました。マン島と言えばバイクレースの「TT」が有名(今年は6月2日〜6月8日が決勝ウィーク)ですが、それ以外にもなんだか面白そうなそうな物がたくさんありそうです。 REPORT●大家伝(OYA Den)
クルマ、バイク、そして自転車のパラダイス
マン島で感じた最初の印象は「とにかく広大!」です。そんなイメージを抱えつつスタートしたマン島生活ですが、まずはマン島の基本情報からおさらいしていくことにします。
現在のマン島はイギリス王室の属国として自治権も認められていて、グレートブリテン島とアイルランド島に囲まれたアイリッシュ海にあります。
そもそもグレートブリテン島やマン島はブリテン諸島と呼ばれ、ヨーロッパ大陸のほうからはドーバー海峡を挟んだ北西方向に位置しています。緯度でみると北海道よりも北になるため、この時期の晴れた日中ならTシャツでもいける反面、夜の冷え込みはなかなかのものだったりします。
面積は約572平方kmあって、淡路島と同じくらい。なので冒頭で広大!とは言ってみたものの、人によっては案外狭いと感じるかもしれませんね(笑)。そして人口は8万374人(2016年)なので、淡路島(およそ15万人/2000年)と比べて人口密度はざっくり半分程度といったところです。
それと日本との時差は8時間あって、日本の現在時刻からマイナス8時間で計算すればマン島の現在時刻がわかります。
そんなマン島の主要産業は農業と観光で、街を離れればのどかな田園風景が続きます。観光についてはライダーならピンとくるTT(Tourist Trophy)が有名ですが、それ以外にもたくさんのネタがあるようなので、そういった部分も少しずつご紹介していければといった感じで考えています。
ちなみに食事情は、まあ洋食ですよね。あまり米を食べる習慣がないようで、カレーでもなければライスを見かけることはほぼありません。日本でいうところの定食というか、ライスセット的なのもないので、こちらにきてからは今のところハンバーガー率が高めです。コンビニっぽいミニストアでパンはいろいろな種類を見かけますが、やはり米に関しては冷食やチルドのカレー的なものに限られるようです。
そうそう、これまでに見かけた車両の印象ですが、4輪はベンツ、BMW、VW、アウディといったドイツ車をやたら目にします。つぎにシトロエンあたりかな。2輪でもBMWは多いように感じますが、クルマよりバイク自体が少なめな印象なので、他メーカーとの差はそれほど感じられなかったりもします。それから自転車も比較的多く目にするかも。そんなところで、今回はここまでです!
目にするバイクで多いのはBMWといった印象ですが、ほかにKTM、トライアンフ、それと日本の4メーカーの車両も目にします。フェリーでやって来るツーリングライダーも多いと聞くので、もしかすると目にするバイクは欧州諸国からやって来たライダーたちなのかもしれません。
移動手段として借りだしたRALEIGH・MUSTANG。じつはロード系のスポーツ自転車は初体験だったりします。なので、マン島でロードバイクデビューってことになるんでしょうか。(厳密にはグラベルロードということなのでロードバイクと言っていいのか微妙ですが……)
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