川崎重工の4輪バギーが消防車に! 多用途四輪車、MULE PRO-FX(EPS)が消防車に国内初採用
MotorFan / 2018年6月1日 11時30分
川崎重工の多用途四輪車「MULE PRO-FX(EPS)」(以下、MULE)は、大手消防車メーカーである株式会社モリタから高い機動性や悪路における走破性などが評価され、同社の新型消防車「小型オフロード消防車 Red Ladybug」のベース車として採用された。公道走行ができない多用途四輪車が、各種構造を変更することで大型特殊自動車として公道走行が可能な消防車に採用される例は国内初だ。
川崎重工が誇る「現代のワークホース」が消防車に
近年、日本で発生している災害の現場では、消火作業、緊急の運送、避難援助、水辺の救助などにおいて不整地を走行でき、なおかつ機動性の高い作業車が必要とされている。
川崎重工のMULEシリーズは、4WDによるパフォーマンス、耐久性、快適性を備え、頼りになる“現代のワークホース”として1988年以来、北米を中心に牧場や農場のメインテナンスやハンティングなどで数多くの実績を有することから、不整地での消防活動への利用が期待され、今回の採用となった。
川崎重工は、今回の消防車のベース車採用を機に、災害対応、消防防災やレスキュー、簡易除雪などの用途拡大に向けた利用を提案していくという。
「MULE PRO-FX(EPS)」の特長および主要諸元
(特長)
・高い耐久性と機動性、オプション装備品が充実しているので、多用途に活躍。
・エンジンやハンドリング、サスペンション性能が高く、長時間走行での疲労低減を実現。
主要諸元
全長×全幅×全高:3385mm×1625mm×1965mm
最低地上高:265mm
タイヤサイズ:前26×9.00R124PR 後26×11.00R124PR
装備質量:830kg
最小回転半径:4.8m
荷台積載質量:453kg
牽引質量:907kg
乗車人員:3人
エンジン:水冷・4ストローク・DOHC直列3気筒
排気量:812cc
最高出力:35kW(48ps)/5500rpm
最大トルク:65Nm/3500rpm
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