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動物画像の自動検出技術の開発を本格スタート

MotorFan / 2018年6月1日 12時55分

動物画像の自動検出技術の開発を本格スタート

日本自然保護協会は、ニコンと事業連携し、動物画像の自動検出技術の開発を目指し、共同研究を開始した。


 日本自然保護協会は、全国の活動地で自然環境のモニタリングを実施している。モニタリングでは、センサーカメラを使った動物の調査も実施しており、その撮影枚数は年間で数万枚に及ぶ活動地もある。しかし、撮影された画像には、風などの環境要因により動物が写っていないものも多く、その判別は人によるチェックに頼っており、膨大な労力を要していた。

 この度、上記の課題を解決すべく、日本自然保護協会が蓄積してきた知見や膨大なデータと、ニコンが有する高度な画像解析技術を用いて、動物画像の自動検出技術の開発を本格スタートする。
 開発段階ではあるものの、すでに自動検出の精度は高く、今後、さらなる精度の向上を目指して開発を加速させていく。

 実現すれば自然環境のモニタリングに大きく貢献することはもちろん、獣害対策をはじめ技術の応用も期待される。

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