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中国で高まるカスタマイズ熱! 「中国アフターパーツ品評会 APEX AWARD(アペックス・アワード)」とは?

MotorFan / 2018年6月4日 16時10分

中国で高まるカスタマイズ熱! 「中国アフターパーツ品評会 APEX AWARD(アペックス・アワード)」とは?

 世界第2位の経済大国となり、年間の自動車生産販売台数も2900万台に迫る中国。自動車の数が増えれば、アフターパーツマーケットも盛況になるのは自然な流れだ。日本はもちろん世界の有名ブランドも購買意欲旺盛な中国市場に商品を投入している。
 急速に盛り上がる中国のアフターマーケット市場だが、数多くの商品が存在し、多くのユーザーは自分にとってのベストな商品を選び出すのは至難の業となっているのも事実。国土が広大な中国のこと、ユーザーの使用環境もそれこそ千差万別なのだ。


 そんな中国の自動車ユーザーに適正な情報を提供すべく、自動車専門誌の編集者やレーシングドライバー等、有識者を集め、アフターパーツをテスト評価するべく開催されているのがアペックスアワード(APEX AWARD)だ。
 このパーツ品評会は、三栄書房発行のハイパーレブの中国語版を発売した性能車(深圳市車致文化伝播有限公司:http://www.procar.cc/)と、汽車之友(中国汽車工程学会:http://www.autofan.com.cn/)が2016年から開催し、第1回目は国際ブランンド・スポーツタイヤ、そして2回目となる今回は国際ブランドSUVタイヤをテーマに実施した。


 テストは2017年12月に、広州にある広州国際サーキットで実施。用意された車両は、日本には導入されていないホンダ・アヴァンシアと、トヨタ・ランドクルーザープラドの日本メーカー製SUV。テスト会場はサーキットだが、SUVタイヤということでサーキットの舗装路面(ドライ&ウェット)のみならず、サーキット敷地内にあるオフロードコースも使って行われた。


 このテストは、商品の優劣をつけることが目的ではない。それぞれの商品が持つ特徴・優位性を一般ユーザーに分かり易く伝え、ユーザーが自分の求める商品を選択するための最適な判断材料を提供することを主旨としている。総勢18名のテスターが、10銘柄のタイヤを、オンロード(ドライ&ウェット)とオフロード、両方テスト走行した上で、そのタイヤの優れているポイントをレポート。情報はライブ動画を含めたウェブ等、多くのメディアで発信される。


 またテスト結果に基づいた表彰式も開催。この表彰式は、中国の国内ツーリングカー選手権の開幕戦に合わせ、その会場となる上海サーキットで5月4日に執り行われた。
 このアペックスアワードは中国からアジアへ、アジアから世界へ情報を発信することを目指している。今後はタイヤのみならず、ブレーキやサスペンション等、広範囲なテストを行っていく予定だ。


 日本とは商品ラインアップの違い等あるが、今後、自動車およびそのアフターパーツは中国市場の影響を大きく受けることは間違いない。テスト結果のみならず今後の展開にも注目したい。


~2017APEX AWARD各賞典名~
■AT(オールテレーン)系タイヤ
・ベストドライコントロール性能大賞&ベストオフロードコントロール大賞
BFグッドリッチ/ALL-TERRAIN T/A KO2
・ベスト総合性能大賞
クーパータイヤ/DISCOVERER AT3
・ベスト編集者注目度大賞
ジィーティー/4X4 AT70
・ベストウェットコントロール大賞&来賓評価総合性能大賞
ジェネラル/GRABBER AT5
  
●MT(マッドテーレン)系タイヤ
・ベスト編集者注目度大賞&来賓総合性能評価大賞
ミッキー・トンプソン/BAJA MTZ P3
・総合性能評価大賞&ベスト快適性大賞 ベストウェットコントロール大賞 
ミシュラン/PRIMACY SUV
・ベストドライコントロール性能大賞&来賓総合性能評価大賞
ダンロップ/SP SPORT MAXX 050+
・ベスト経済性大賞
ダンロップ/GRANDTREK PT3
・ベスト静粛性大賞
ファルケン/WILDPEAK H/T 01
・ベストバランス大賞
グッドイヤー/EFFICIENTGRIP PERFORMANCE SUV

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