圧縮着火の超希薄燃焼を火花点火でアシストする──MAZDA SKYACTIV-X
MotorFan / 2018年7月7日 13時40分
■SKYACTIV-X シリンダー配列 直列4気筒 排気量 1997cc 内径×行程 ─ mm×─ mm 圧縮比 16.0 最高出力 140kW(目標値) 最大トルク 230Nm(目標値) 給気方式 スーパーチャージャー カム配置 DOHC ブロック材 アルミ合金 吸気弁/排気弁数 2/2 バルブ駆動方式 ロッカーアーム 燃料噴射方式 DI VVT/VVL In-Ex/×
試験機の写真が公開されただけで、未だ詳細は明らかにされていないエンジンである。ルーツブロワーによる過給が行なわれる模様だが、その過給機も公開はされていない。圧縮比は16.0と発表されているが、過去に出願された特許情報から見ても、運転状況によって可変圧縮とするのであろう。その手段がミラーサイクルによる疑似可変なのか、機械的な可変圧縮比なのかもまた、不明である。
判明しているのは全運転領域でプラグ点火を行なうことで、これをマツダはSPCCI(Spark Plug Controlled Compression Ignition)と呼んでいる。かつてのホンダCVCCのように、少量の燃料を火種としてプラグで着火し、その際の燃焼圧力伝播によって圧縮着火を誘発する仕組みだと考えられる。これによってHCCI最大の問題点だった着火の不安定性を解消し、超リーン運転とすることでNOx発生を抑制するはずだ。ダイムラーをはじめ名だたる自動車メーカー道半ばで挫折した内燃機関起死回生の方法論は、2019年の量産化に向けて最後の煮詰めに入っている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
JAXAが月着陸機SLIMの成果報告、気になる國中所長の最終評価は「69点」
マイナビニュース / 2024年12月27日 21時30分
-
運用終えた月探査機「SLIM」プロジェクト解散を前にJAXAが会見で総括
sorae.jp / 2024年12月26日 21時10分
-
エンジンコンディションは吸排気バルブ周りが大きく影響
バイクのニュース / 2024年12月20日 7時10分
-
日本の宇宙開発にとって2024年は「実り多き一年」 イプシロンSロケット燃焼実験失敗とロケット開発の行方は?
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月16日 12時0分
-
バイクの電脳「ECU」は、やることがテンコ盛り!?
バイクのニュース / 2024年12月13日 11時10分
ランキング
-
1「完璧」「みんなが食べたい味」プロも完食の美味しさ...。餃子の王将で頼むべき、最強中華6選とは。
東京バーゲンマニア / 2025年1月7日 17時5分
-
2「想像の100倍寒かった」関東から「盛岡」に移住した30代男性の後悔。「娯楽がパチンコか飲み屋しかないのも辛い」
日刊SPA! / 2025年1月7日 8時51分
-
3マジで危険…。 信号待ちで「バイクのすり抜け」違反じゃない? 「マジで危ない」「クルマの後ろで待て」との声も 何がダメな行為なのか
くるまのニュース / 2025年1月7日 16時40分
-
4「いつまで待たせるんだ!」若い女性店員に文句を言う迷惑客は“まさかの人物”だった…こっそり店長に“会社と名前”を教えた結果
日刊SPA! / 2025年1月7日 15時51分
-
5"優しい気遣いさん"すぐキレる人に対処するコツ 相手に「キレることによるメリット」を与えない
東洋経済オンライン / 2025年1月7日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください