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直列6気筒、満を持して復活。その理由とは? まずはSクラスから搭載

MotorFan / 2018年7月21日 10時25分

直列6気筒、満を持して復活。その理由とは? まずはSクラスから搭載

■M256 シリンダー配列 直列6気筒 排気量 2999cc 内径×行程 83.0mm×92.4mm 圧縮比 10.5 最高出力 320kW 最大トルク 520Nm 給気方式 ターボチャージャー カム配置 DOHC ブロック材 アルミ合金 吸気弁/排気弁数 2/2 バルブ駆動方式 ロッカーアーム 燃料噴射方式 DI VVT/VVL In-Ex/×

 ダイムラーの新エンジン戦略の中核をなす直列6気筒エンジン。絶滅寸前と思われた直6復活の背景には、直4とのモジュラー化による生産合理化メリットだけではなく、ターボや電動化によって年々過密化する一方のエンジンルームにおけるスペースが、最早V型では確保できない、という事情もあるとされる。

 それらを踏まえて登場する新直6は、ISG(統合型スターター&ジェネレーター)で48V電源を使用可能とし、補機ベルトを撤廃。ISGで発電された48V電力は、電動コンプレッサーを駆動し、併用されるターボチャージャーのターボラグを解消。同時に15kW/220Nmの出力で駆動力アシストを行なう「全部のせ」パワートレーンとなる。ベルト駆動補機レスは直6のネガであるエンジン長の低減にも貢献する。

エンジン後方に配置されるISG。ストロングハイブリッドと違ってEV走行はできないが、システム構成がシンプルでコンパクト。スタート装置にも使えるから、おそらく7G(9G)トロニックのトルクコンバーターはなくなるのではないか。

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