2018年前期の撤去オービスは全22機! スピード取り締まりは、いよいよ変革期へ突入だ!【交通取締情報】
MotorFan / 2018年8月14日 16時50分
日々、減っていく固定式オービス。が、逆にスピード取り締まりによる包囲網は、技術の進歩と共に、さらに厳しくなっている、というのも事実だ。
2018年1月から6月までに撤去された固定式オービスは22機。機種別の内訳はこうなっている。
LHシステム:2機
Hシステム:11機
旧型レーダー式:6機
旧型ループコイル式:3機
合計22機!
警察の方針通り、Hシステムおよび旧型のレーダー&ループコイル式を中心に、着々と撤去が進んでいるようだが、同じ位置で、新機種に代替えされたのはわずか、2カ所(厳密に言えば国道19号線の木曽郡木曽町日義村、同じく南木曽町のHは手前にLHが新設され、Hには「運用停止中」というシートが被せられ稼働はしていない模様だが、事実上、代替えといえそうだ)。つまり、警察の固定式オービスによるスピード取り締まりの見直しの結果、それぞれの地点での有効性が認められなかったということに他ならない。
ちなみに、昨年、警察庁が公開した、固定式オービスの新しい整備方針は以下の通りだ。
【整備方針】
〇速度違反自動取締装置 更新整備 ⇒ 耐用年数、老朽化の程度を踏まえ、必要性を個別に判断
〇新規整備 ⇒ 設置基準を満たすもののうち、速度抑制の必要性が高い路線に限定
※ 整備の必要性を勘案し、更新整備と新規整備のいずれを優先させるか個別に判断
というように、今後も、不要と判定された固定式オービスは順次、撤去されていくだろう。ただし、固定式オービスが減っていくからといって喜ぶのは早計だ。既報の通り、今、警察は、移動オービスやレーダー&レーザー式パトカー、ヘリコプターとのコラボなど、交通取締方法に多様性を持たせることで、より効率をアップさせていこうという、従来はあまり感じられなかった「意欲」を見せている。固定式オービスは、位置さえ把握してしまえばそれほどの脅威はなかったが、今後は、より非定置性、偶然性が強まっていくということは間違いない。
交通取り締まりの常識が変りつつある今、われわれドライバーも、認識を新たにして、より安全運転を心がける必要がありそうだ。
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