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車上荒らし対策にも役立つ! 車外も車内も録画できるケンウッドの最新ドラレコ DRV-MP740 【CAR MONO図鑑】

MotorFan / 2018年9月7日 10時0分

車上荒らし対策にも役立つ! 車外も車内も録画できるケンウッドの最新ドラレコ DRV-MP740 【CAR MONO図鑑】

ケンウッドが2カメラタイプのドライブレコーダーを新たにラインアップ。車両前方とともに車内も撮影でき、車上荒らしや暴漢対策などにも有効なモデルだ。 REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

ケンウッド DRV-MP740……オープン価格

乗用車だけでなくタクシーやトラックにも

これは装着例。本体、付属カメラともにフロントウインドーに取り付ける。コンパクトで視界を妨げることもないだろう。

 DRV-MP740はドラレコ本体に専用小型カメラを付属した2カメラタイプ。本体カメラで車両前方を撮影し、付属カメラで車内を撮影できる。これを利用すれば他者から車内に乗り込まれるなど身に危険が及ぶ状況や駐車中の車上荒らし(オプションの車載電源ケーブル・CA-DR150を使用)などの状況を記録可能。ケンウッドではタクシーやトラックなど業務車両での使用も想定しているという。
 小型サイズ(87.9×50.6×31.9mm)の本体には、2.7型ディスプレイ、高感度GPS、3軸Gセンサーなどを搭載している。付属の専用カメラもコンパクト(44.0×40.4×33.0mm)で、好みに合わせたセッティングが行える。上の写真のようにどちらもフロントウインドウに取り付けることになるが、ほとんどのクルマで目障りになったり運転の妨げになる心配はないだろう。

左はフロント映像で右は車内映像。どちらもフルHD画質で記録ができ、鮮やかでクッキリとしている。 ※写真は開発中のものです。ナンバープレート部分は加工を施しています

 画質の良さも特筆できるポイントで、フロント、車内ともに200万画素CMOSセンサーによるフルHD録画を実現している。しかもF1.8の明るいレンズや明暗差を自動補正するHDR機能(フロントのみ)を採用しており、JVCのビデオカメラ技術やケンウッドの車載技術も生かされているという。付属カメラは水平約100°/垂直約52°/対角約111°の広角レンズと赤外線LEDの搭載により、車内全体の状況を捉えられるとともに夜間やトンネル内でも確実な記録が可能だ。

パソコン向けの専用ビューアーソフト「KENWOOD ROUTE WATCHERⅡ」。フロント映像と車内映像を同時に見られ、日時や記録場所の地図、Gセンサーのデータなども表示する。 ※写真は同社DRV-MR740のものです

 「常時録画」、「イベント録画」、「手動録画」の3種類の録画モードを備え、オプションの車載電源ケーブル・CA-DR150を組み合わせれば駐車中の衝撃や動体検知によって自動的に作動する「駐車監視録画」が利用でき、車上荒らし対策としてきわめて有効。記録映像の再生は背面ディスプレイだけでなく専用のパソコン向けビューアーソフトでもでき、その際にはフロント映像と車内映像の同時表示も行える。
 ほかにも「前方衝突警告」、「車線逸脱警告」、「発進遅れ警告」、「リフレッシュ通知」、「エコドライブ表示」など豊富な運転支援機能が用意されている。

オプションの車載電源ケーブル・CA-DR150を組み合わせて使うと駐車監視録画ができ、車上荒らし対策にも活躍。衝撃や動体を検知した瞬間の前後5秒の状況を自動録画でき、業界最長となる24時間の動作が行える。

■商品名:DRV-MP740
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■最大記録画角(前、車内とも):水平約100°/垂直約52°/対角約111°
■フレームレート:27.5fps
■撮像素子(前、車内とも):1/2.7型フルカラーCMOS
■記録解像度:1920×1080

■問い合わせ:JVCケンウッド
■電話:0120-2727-87

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