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スリーエム ジャパン:「ご当地図柄ナンバープレート」に活用される3Mのフィルム技術

MotorFan / 2018年9月7日 20時45分

スリーエム ジャパン:「ご当地図柄ナンバープレート」に活用される3Mのフィルム技術

国土交通省の施策として、2018年10月頃から地域の風景や観光資源を図柄にした地方版図柄入りナンバープレートが交付される予定だ。この図柄入りナンバープレートの実現に一役かっているのが、3Mのフィルム技術。従来の塗装では難しかったカラフルでグラフィカルなデザインの再現を可能にした。

 図柄入りナンバープレートに使用されている3Mのフィルムは、グラフィックの再現性に特化し、凹凸のある面にも追従して貼ることができる。屋外看板や電車、バスのラッピングなどに使用されてきたフィルムの知見を活かして開発された。フィルムを貼ることで、ナンバープレートの耐久性も上げ、いつまでも美しい図柄を保持することができる。
 これからは、個性豊かな図柄入りナンバープレートを見つけることが、ドライブの楽しみのひとつになるかもしれない。

海外の事例紹介

 米国では、1950年から図柄入りのナンバープレートが導入され、州ごとに様々なデザインのものが交付されている。ミネソタ州では、州の自然と動植物の保護を目的に1955年から交付を開始。ナンバープレートを取り付けることで関係団体への寄付ができる仕組みになっており、約10万台の車に設置されている。

 米国での図柄入りナンバープレート導入には、3Mのフィルム技術が大きく貢献している。また、車の自動運転化に伴うインフラ整備の一環として、ナンバープレートで使用する反射材フィルムの埋め込み情報を自動運転車に伝えるなど、米国では実証実験も進んでいる。


ナンバープレートとフィルムの歴史

 米国で図柄入りナンバープレートが導入された約70年前から、ナンバープレートで使用するフィルムの技術は進化を遂げてきた。

1950-  エンボス加工付きナンバープレート(柔軟性を有するガラズビーズタイプ反射シート)
1975-  グラフィック付きナンバープレート (シルク印刷やフレキソ印刷による図柄入り反射シート)
1984 -   セキュリティ付きナンバープレート(偽造防止機能を有する反射シート)
2008-  夜間視認性を改良したナンバープレート(プリズムレンズ型反射シート)



図柄入りナンバープレート 開発秘話

上:屋外爆露試験 左下:促進耐候性試験 右下:洗浄試験

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