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スズキ・クロスビーとトヨタ・アクア。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?

MotorFan / 2018年9月14日 6時0分

スズキ・クロスビーとトヨタ・アクア。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?

大人気の軽自動車、ハスラーのイメージをうまく引き継いで登場したAセグメントクロスオーバーのスズキ・クロスビー。このカテゴリーに新風を吹き込んだニューカマーだ。対するアクアは、ご存知トヨタのベストセラーAセグ・ハイブリッドHBである。今回は、SUVテイストを身に纏ったアクア・クロスオーバーとクロスビーを比べてみよう。

トヨタ・アクアクロスオーバー

 アクアのクロスオーバーは、前後バンパーの形状を変更し、全高を30mm高めブラックのフェンダーガード風パーツをつけてSUVテイストに仕上げたグレードだ。アクアの絶対的な長所は、その燃費性能だ。JC08モードで34.4km/ℓという驚異的な燃費性能は、登場以来、だいぶ時間が経ったがいまだに健在だ。
 クロスビーは1.0ℓ直3ターボエンジンにスズキ得意のマイルドハイブリッドを組み合わせたパワートレーンを採用する。マイルドハイブリッドシステムは、スターターと発電機を兼ねたISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を使うタイプだから燃費の取り分はアクアのTHSほどではないが、活発なエンジンのおかげで走りは活発だ。
 まずは、全体のサイズ比較から。

スズキ・クロスビーハイブリッドMZ 全長×全幅×全高:3760×1670×1705mm ホイールベース:2435mm ミラーtoミラー:1900mm

全長やホイールベースはアクアよりも短いが、全高は高い独自のフォルム。ボリューム感あるデザインも相まって、室内が広そうな印象を与えるほか、「車格感」で見劣りすることもない。

スズキ・クロスビーハイブリッドMZ
全長×全幅×全高:3760×1670×1705mm
ホイールベース:2435mm
車重:1000kg
エンジン:直列3気筒DOHCターボ
最高出力:99ps(73kW)/5500rpm
最大トルク:150Nm(15.3kgm)/1700-4000rpm
トランスミッション:6速AT
駆動方式:4WD
最小回転半径:4.7m
JC08モード燃費:20.6km/ℓ
車両本体価格:214万5960円

トヨタ・アクアクロスオーバー 全長×全幅×全高:4060×1715×1500mm ホイールベース:2550mm ミラーtoミラー:2015mm

アクア標準車と比べて、最低地上高は140mmから170mmにアップ。専用の外装を備えるため、全長や全幅もほんの少し大きくなっている。とはいえ取り回しのしやすさはほぼ同等と言える。

トヨタ・アクアクロスオーバー
全長×全幅×全高:4060×1715×1500mm
ホイールベース:2550mm
車重:1100kg
エンジン:直列4気筒DOHC
最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
最大トルク:111Nm(11.3kgm)/3600-4400rpm
トランスミッション:電池式無段変速機
駆動方式:FF
最小回転半径:5.4m
JC08モード燃費:34.4km/ℓ
車両本体価格:206万2800円

ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。

スズキ・クロスビーハイブリッドMZ 室内長×室内幅×室内高:2715×1355×1280mm

運転することが楽しくなりそうな、遊び心とユーティリティを兼ね備えたインテリア。便利な収納類が数多く用意され、物の置き場に困らない。エコクール付きフルオートエアコンや前席シートヒーターは全車に標準で備わるなど装備類も充実している
リヤシート高:700mm カラーアクセントが取り入れられたおしゃれなシート。後席にもスライド機構を備えるため、膝前のスペースは実測160〜330mmの範囲で調整できる。
フロントシート高;630〜680mm 頭上には約110mmのクリアランスが取られ、とても広々とした空間が広がる。

トヨタ・アクアクロスオーバー 室内長×室内幅×室内高:2015×1395×1175mm

インテリアのデザインや仕様もアクア標準車と共通で、加飾や装備の内容は最上級グレードの「G」と同等だ。センターメーター内部には4.2インチのカラーディスプレイを備え、Toyota Safety Sence Cやオートエアコンも標準装備される。
リヤシート高;550mm 後席スペースは膝前が150mm、頭上が約40mm。地上高が上がっているが、クロスビーほどの見晴らしの良さはない。
フロントシート高:530〜550mm 撮影車はオプションのホワイトソフトレザーを装備。パッケージオプションに含まれる前席シートヒーターも備わっている。

スズキ・クロスビーハイブリッドMZ

通常時:奥行き360mm 高さ800mm

後席格納時:最大奥行き:1490mm 最小幅:1080mm

後席が左右独立でスライドできるので奥行きは約530mmまで拡大可能。また背もたれを倒した状態でのスライドも行なえ、この時の床面長は最大で1160mmも確保。奥行き自体はさらに長い。

トヨタ・アクアクロスオーバー

通常時:奥行き710mm 高さ810mm

後席格納時:最大奥行き1520mm 最小幅1000mm

底の深い、ひょうたん型をしたラゲッジフロアが特徴。幅、奥行きともに申し分ない広さを備えるが、6対4分割可倒式の後席シートバックを倒すと、大きな段差が残ってしまう。

 クロスビーのトランクスペースは、リヤシートスライド最後端での奥行きはハイトワゴン系軽自動車+αといったところ。容量はVDA測定方式で124ℓを確保する。注目したいのは荷室幅で、最大1305mmもあって、ゴルフバッグを横積みできるのだ。これは軽自動車ではできないし、このクラスでは実現しているのは珍しい。また、助手席まで倒すと2mを超える奥行きが出現する。サーフボード(ショートボード)や大型の組立家具も積める便利な機能があるのがクロスビーのチャームポイントのひとつだ。

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