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マツダ・アテンザとトヨタ・カムリ。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?

MotorFan / 2018年9月12日 6時0分

マツダ・アテンザとトヨタ・カムリ。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?

マツダ・アテンザとトヨタ・カムリはエンジン横置き(基本はFF)の大型セダンである。全長4800mmオーバー、ホイールベース2800mmオーバーの堂々たる正統派人気セダンのパッケージングとトランクスペースを比較してみよう。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ”

 マツダのフラッグシップセダンであるアテンザは、2012年デビューながら、その後2度の大幅改良を受けて、上級セダンらしい走りを質感を持っている。対するトヨタ・カムリは、TNGAの横置きプラットフォームであるGA-Kプラットフォームを採用した大型セダンだ。メインマーケットは北米で、日本国内仕様は2.5ℓエンジン+モーターのハイブリッド仕様のみだ。
 まずは、全体のサイズ比較から。

マツダ・アテンザXD Lパッケージ 全長×全幅×全高:4865×1840×1450mm ホイールベース:2830mm ミラーtoミラー:2090mm

セダンとワゴンで全長およびホイールベースが異なり、写真のセダンに対してワゴンは全長4805mm、ホイールベース2750mmと少し短い。流麗で肉感的なフォルムも他車にない特徴だ。

マツダ・アテンザXD Lパッケージ
全長×全幅×全高:4865×1840×1450mm
ホイールベース:2830mm
車重:1660kg
エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
排気量:2188cc
最高出力:190ps(140kW)/4500rpm
最大トルク:450Nm(45.9kgm)/2000rpm
トランスミッション:6速MT
駆動方式:4WD
最小回転半径:5.6m
WLTCモード燃費:18.8km/ℓ
車両本体価格:419万400円

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ” 全長×全幅×全高:4885×1840×1445mm ホイールベース:2825mm ミラーtoミラー:2080mm

全長もホイールベースもアテンザとほとんど変わらず、サイズ的にもガチンコで競合。カムリに優位性が見られるのは後席のゆとりで、ルーフラインが平坦な分、乗員の頭上空間が少し広い。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ”
全長×全幅×全高:4885×1840×1445mm
ホイールベース:2825m
車重:1580kg
エンジン:直列4気筒DOHC
排気量:2487cc
最高出力:178ps(131kW)/5700rpm
最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3600-5200rpm
トランスミッション:電気式無段変速機
駆動方式:FF
最小回転半径:5.9m
JC08モード燃費:28.4km/ℓ
車両本体価格:419万5800円

 ボディサイズはほぼ両車オーバーラップするが、カタログにおける最小回転半径は、ずいぶん違う。アテンザが5.6mなのに対してカムリは5.9m。小回りはアテンザの方がきくということだ。
 燃費は、アテンザがWLTCモード、カムリがJC08モードと、モードそのものが違うから比較する際は注意が必要だ。
 さて、ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。

マツダ・アテンザXD Lパッケージ 室内長×室内幅×室内高:1960×1550×1170mm

造形や素材、手に触れた時の触感など、あらゆる面で上質さを向上。一部グレードには速度計とマルチディスプレイを兼ねた先進的な7インチ液晶メーターを採用した。8インチワイドディスプレイとコマンダーコントロールは標準装備。
リヤシート高:550mm 後席スペースは膝前が約180mm、頭上はセダンが約40mm、ワゴンが約100mmとゆとりも十分。
フロントシート高:510〜560mm 前後席とも自然な包まれ感があって、座り心地は良好。写真のナッパレザーは2色が用意されるのもうれしい。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ” 室内長×室内幅×室内高:2030×1535×1185mm

アテンザと対局をなす、曲線的な非対称デザインを採用。オプティトロン2眼メーターには7.0インチカラーマルチディスプレイが組み合わされる。T-Connectナビとカラーヘッドアップディスプレイは最上級グレードのみ標準装備。
リヤシート高:570mm 後席空間は膝前が約230mm、頭上が約50mmとスペース的にはゆとりがあるが、前席下に足を通す空間は少し窮屈だ。
フロントシート高:530mm〜590mm 撮影車はスポーティなアクセントカラーが加えられた本革シートを標準装備。

マツダ・アテンザXD Lパッケージ

奥行き1180mm 最小幅1020mm

荷室の奥行きもセダンとワゴンで異なるが、後席の6対4分割可倒機構は共通。後席を倒した場合の最大奥行きはセダンが約2000mm、ワゴンが約1920mm。

トヨタ・カムリG”レザーパッケージ”

奥行き1160mm 最小幅780mm

荷室側は手前ほど広く、最大幅は約1660mm。かなりワイドで大きな荷物も積みやすい。後席は6対4分割可倒式で、後席を倒した場合の最大奥行きは約2050mm。

 アテンザのトランクは、通常でも奥行きが1180mmもある。VDA式測定では474ℓもの容量がある。後席を倒せば、大人が無理なく横になって寝られるほどの床の広さに驚く。IKEAで大きめの組み立て式家具を買っても余裕で持って帰れるサイズは、やはり大型セダン、アテンザの魅力のひとつだろう。床下にはパンク修理キットや若干の車載工具が収まる床下収納スペースがある。

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