DS X E-TENSE 左右非対称で登場! 2035年ってこんなクルマ!!【パリモーターショー2018速報】
MotorFan / 2018年10月5日 12時0分
2035年という未来の車を提案したのが、PSAグループのDSブランド。プジョー、シトロエンとは異なるハイエンドのモデルを提供するDSだが、ここで提案されるのは異なる価値の融合だった。
あまりに衝撃的だったのが、PSAグループのプレミアムブランド “DS”から登場したコンセプトカー“DS X E-TENSE”だ。なんとこのモデルは左右非対称。そして登場が想定されるのは17年後の2035年。
結構先の話だが、こうした未来を想定することで、目標に向かうというのも一つの方法。また、この中に埋め込まれた造形や素材、色使いといった多くの提案に対し、市場がどういう反応を示すのか? といった点がコンセプトカーと次期モデルをつなぐ重要な役割を担っているともいえる。
しかし、実際には見えているものがすべてではない。ここからのメッセージを受け取ることで、DSの考えている未来が見えてくる。
つまりはドライバー、パッセンジャー双方のニーズに特化させるクルマ作りということだ。ドライバーにとっては限りなく、リアルでダイナミックな世界。エクステリアまでを非対称にしたのは、つまり左側にいるドライバーを中心としたエクステリアの実現で、常にドライバーにとって全方位が均等に掌握しやすい環境として実現されることを意味している。たとえ左側にいても、全く異なることのない左右の車両感覚。そんなものを実現したいという思いが、この造形から読み取ることができる。
パッセンジャーにとっては、限りない快適性の実現。超ハイレベルのポテンシャルを発揮する環境下にあっても安堵感のある空間を実現することだ。それも隔絶するのではなく、このダイナミックな空間をリアルに感じながらもたおやかに感じられること、そのゆとりの空間が見えてくる。
しかし問題は、この両者の空間が隔絶されていることだろう。もちろん電子デバイスによるコミュニケーションなどはいかようにも語ることができるが、構造や造形の中での提案がない点、ここにこれからの課題があることも教えてくれたと思う。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ジャガーの新世代「タイプ00」はむしろ伝統的だ 超絶モダンな中に見えるブリティッシュネス
東洋経済オンライン / 2025年1月11日 11時0分
-
凄い新次元のデザイン採用のトヨタ「bZ4X」を初公開! 「直線」と「曲面」の美学を表現したモデリスタのデザインとは?
くるまのニュース / 2025年1月10日 11時50分
-
全長3.4m! レクサスなのに「軽自動車サイズ」!? 小さな高級車「LF-SA」はしっかり“4人乗れる”超コンパクトカー!「ド迫力顔×極小ボディ」実現したスイスの斬新モデルとは!
くるまのニュース / 2025年1月7日 12時30分
-
ダイハツの「4人乗り軽トラ」がスゴい! 旧車デザイン×斬新「屋根開きスタイル」採用! 超オシャレな“4WDマシン”「バスケット」とは
くるまのニュース / 2024年12月31日 16時10分
-
ダイハツ斬新「4ドア“クーペ”」がスゴイ! “全長4.2m”の流麗ボディ&旧車デザイン採用! モダンな豪華内装も超カッコイイ「DNコンパーノ」とは?
くるまのニュース / 2024年12月17日 6時40分
ランキング
-
1オフィスの窓から飛び降りて、障がいを負った33歳女性が語った「壮絶半生」と「今、伝えたいこと」
日刊SPA! / 2025年1月13日 8時53分
-
2一人で暮らす老いた親の「ヒートショック」を防ぐ対策法は?【介護の不安は解消できる】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月13日 9時26分
-
3「ゲーセン」大激変で中年ゲーマーが排除される訳 中年ゲーマーは嫌?「IPとクレーンゲームの店」に
東洋経済オンライン / 2025年1月13日 8時40分
-
4豆腐を洗おうとした女性、彼氏に阻止されムカッ 「なぜ洗おうと思った?」「私は洗う」ネットは意見が真っ二つ
まいどなニュース / 2025年1月13日 11時30分
-
5若くても「冬の風呂場」で絶命することがある…飲酒後の入浴や高血圧だけではない"身近なリスク要因"
プレジデントオンライン / 2025年1月13日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください