【インターモト2018】KTM 1290 SUPER DUKE GTの装備を刷新! 新型TFTディスプレイが秀逸!
MotorFan / 2018年10月11日 11時20分
KTMは、ドイツのケルンで開催されたINTERMOTショーにて、よりシャープに、強く、洗練されたプレミアムスポーツツアラーのKTM 1290 SUPER DUKE GTと新しいグラフィックデザインを纏ったKTM 1290 SUPER DUKE Rを発表した。
KTM 1290 SUPER DUKE GT
最もシャープな長距離スポーツツアラー「KTM 1290 SUPER DUKE GT」は、KTM 1290 SUPER DUKE Rが持つ驚異的なエンジンパフォーマンス、ストリートでのハンドリング。そしてレーストラックでの性能を譲り受け、長距離での快適さだけでなく卓越したコーナリング性能を身に付けた。
KTMのエンジニアが開発した兄弟モデルのRに搭載されている最新型の1,301cc、75°Vツイン LC8エンジンは、改良されたレゾネーターチャンバーとチタニウムインレットバルブ、そして新しいマッピングにより、175PSと141Nmのトルという驚異的な数値を記録する。それは端的に言うと、パワーが常に手中にあり、容易に発揮することができるということだ。低回転での滑らかなパフォーマンスに加えて、クイックシフター+の追加により、クラッチ操作無しでスムーズなシフトアップ&ダウンが可能としている。
またKTM1290SUPER DUKE GTは、パフォーマンスとアシスト機能に関するKTMの電子制御装置をフル装備している点もみどころ。リーンアングルセンサー付きのブレーキ、トラクションコントロールとオプションの Track モードを含む選択できるライドモードは、より細かく電子制御の調整を可能とし、様々なコンディションや道路状況においてGTのポテンシャルを堪能できる。
6.5インチのTFTフルカラーディスプレイ装着
2019年モデルの大きな変更点がダッシュボード。新しいエアロダイナミクスを駆使して開発された片手での高さ調整が可能なウインドシールドの後ろに6.5インチのTFTディスプレイを装着。このフルカラーディスプレイは直射日光の下でも認識可能で、その独創的なレイアウトにより、前方の道路から目をそらさずにバイクの状態を容易に認識することができる。バイクの様々なメニューや機能は、左のバーにあるイルミネーション付きのメニュースイッチで感覚的に操作可能。現行モデルはクルーズコントロールスイッチも装備する。
新しいデザインのフロントマスクには形と機能が美しく統合された新しい強力なLEDヘッドライトが装備されている。中央のアルミ製ヒートシンクには6つの超高輝度LEDが搭載されており、夜間走行時にはタンクスポイラーに装着されたLEDコーナリングライトがターンする方向を照らすことができる。
最新型のWP製セミアクティブサスペンションは、高性能のセンサーが自動的に路面状況に適合させることで、積載量や路面状況に関わらず常に正確なハンドリングを提供する。ライダー、同乗者、荷物の状態に合わせてGTのプリロードはボタンを押すだけで調節が可能で、工具は不要だ。また、指先一つで気分や道路に合わせてコンフォート、ストリート、スポーツの中からダンピングを選択することができる。
カラーはホワイトとブラックの2色があり、タンクスポイラーの両側には新しい収納コンパートメントが装備され、収納しているキーや通行券等の大切な小物を容易に取り出すことができる。 また片側には移動中に電子機器の充電ができるUSBソケットが格納され、グリップヒーターも標準装備している。
2019年モデルのKTM 1290 SUPER DUKE GTには長距離走行の快適性を高めるもう一つの装備としてKTM MY RIDEというスマートフォンと接続できる機能が追加され、またTFTディスプレイ上にどこで曲がるかの指示を出すナビゲーションを装備し、音声は5言語で対応される。なお、KTM MY RIDEには別途スマートフォン用のアプリが必要。また、お気に入りのミュージックプレイリストのトラックを切り替えるオプションとともに、 電話発信者のIDが表示された着信を受信または拒否する機能もある。
KTM 1290 SUPER DUKE R
すでにクラストップレベルである「KTM 1290 SUPER DUKE R」は2019年モデルでグラフィックデザインを変更し、よりシャープな外観とした。このマシンの特徴はバランスのとれたシャシーに最高のエンジンを搭載した独自のレイアウトを持ち、様々な場面でライディングの歓びと最先端の電子制御装置による卓越したレベルの安全性を提供する。
177PSの最高出力とワイド&ローのハンドルバー、Brembo製モノブロックブレーキ、コーナリングABSを含むMSC(モーターサイクル・スタビリティ・コントロール)、競技用に開発されたWP製サスペンション、オプションのクイックシフター+(アップ&ダウン)により、ライダーはバイクをきっちりと制御下においた状態で走ることができる。
オプションの「Track Pack」には、ローンチコントロール、スピンアジャスター、3段階のスロットルレスポンス設定、アンチウィリーオフ機能が含まれている。同じくオプションの「Performance Pack」にはMSR(モーター・スリップ・レギュレーション)とクイックシフター+が含まれている。また鍵穴を不要としたRACE ONトランスポンダーキー、そしてスマートフォンとオーディオプレーヤーを統合するKTM MY RIDEも装備されている。
また純正オプションのKTM POWERPARTSによりライダーは 自分の目的に合うようにパフォーマンス、実用性やスタイルを強化できる。
2019 年モデルでは、ブラックとホワイトの2種類の新しいグラフィックデザインとなる。これらはスーパーネイキッドバイクである「THE BEAST」と認識できる仕上がりだ。
※「INTERMOT」で発表となった新型モデルの日本への導入時期は現時点では未定です。
※ スペックと諸元値は欧州仕様です。日本導入モデルのカラーや仕様は変更となる場合があります。
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