ZF:エンジニアリングサービスプロバイダーASAP社の株式を取得
MotorFan / 2018年10月22日 17時10分
ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン(ZF)は、バイエルン州ガイマースハイム(インゴルシュタット近郊)にあるエンジニアリングサービスプロバイダー、ASAPホールディングスの株式の35%を取得する事を発表した。これによりZFは、ますます高まる自動運転と電動化に対するニーズに対応するリソースを、さらに充実させる事になる。
ZFの子会社「ツークンフト・べンチャーズ」のマネージングディレクター兼、ZFアドバンストエンジニアリング責任者のトルステン・ゴレウスキーは以下の様に語っている。
「ASAPグループは、自動運転、電動化、コネクテッドカーおよび車載ソフトの分野において幅広い知見を持っています。この株式取得によって、新しいシステム開発におけるテストと検証に関し、特別な専門知識と豊富な経験をもつ一流の人材を活用する事ができるようになります。先進的なモビリティソリューションの量産化を目指し、ASAPのチームと共同開発作業を行う事を楽しみにしています」
ASAPの取締役会会長、ミハエル・ナイセンは以下の様に付け加えた。
「自動車業界における最大のトレンドである自動運転と電動化分野に、近年当社は注力してきました。世界最大の自動車サプライヤーの一社であるZFとパートナーシップを組むことで、これらの分野における技術開発をさらに進める事が可能になります」
この戦略的パートナーシップと株式保有をツークンフト・ベンチャー社の傘下に置く事で、ZFは当該分野における開発能力を飛躍的に高める事になる。同時に今回の決定は、Eモビリティと自動運転関連のソフトウェア開発力を大幅に強化するという企業戦略にそって下されたものでもある。
ZFのCEOであるウォルフ=へニング・シャイダー氏は、先ごろ開催されたハノーバーモーターショーにおいて、今後5年間に電動化と自動運転のふたつの分野に120億ユーロを投資すると発表した。なお、今回の株式取得金額については両社合意の上、非公開としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Hyundai Motor Groupと東レグループが提携し、素材イノベーションを通じてモビリティの新時代を形づくる
PR TIMES / 2024年4月27日 11時15分
-
TeraWatt Technologyの外部アドバイザーに4名の業界エキスパートが就任
PR TIMES / 2024年4月17日 17時15分
-
テラドローン、世界最大級の無人航空機の展示会『XPONENTIAL 2024』にトークセッションでの登壇決定
PR TIMES / 2024年4月15日 11時15分
-
SANYがインテリジェントな低炭素開発戦略によりインダストリー4.0時代のクリーンエネルギー移行を加速
共同通信PRワイヤー / 2024年4月12日 15時45分
-
Infinidat、TCSとの戦略的提携を発表:新たなエンタープライズストレージ向けサービスでビジネス価値を高め、サイバーレジリエンスを強化
PR TIMES / 2024年4月12日 13時40分
ランキング
-
1元ラブホ従業員が語る裏話。モーニングの目玉焼きを「焼かずに提供する」理由は…
日刊SPA! / 2024年5月5日 8時54分
-
2コンビニは「前向き駐車」すべき? なぜ「バック駐車」は推奨されない? “納得の理由”と守らなかった際の「悪影響」とは
くるまのニュース / 2024年5月2日 17時10分
-
3ウインナーは切り込みNG?「ずっと間違ってた…」食品メーカーが“おいしさ損ねる三箇条”を伝授
ORICON NEWS / 2024年5月4日 17時30分
-
4なぜ「立体駐車場」ではタイヤが“キュルキュル”鳴る?「特殊な床」が原因なの!? 異音には「部品の劣化」の可能性も
くるまのニュース / 2024年5月4日 14時10分
-
5知られざる静岡が誇る蕎麦のチェーン店「そば処 鐘庵」で味わう絶品の桜エビの天ぷら蕎麦とは?
GOTRIP! / 2024年5月5日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください