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生活道路で速度違反取締! 国道17号線の新型移動オービスに誤測定の疑いあり!?【交通取締情報】

MotorFan / 2018年10月28日 10時0分

生活道路で速度違反取締! 国道17号線の新型移動オービスに誤測定の疑いあり!?【交通取締情報】

2017年1月3日、午前2時18分頃、埼玉県の国道17号線、北本市深井に設置されていた新型移動オービス、センシスSSSが、とあるクルマを速度超過で測定&撮影を行った。その超過速度は45km/h。制限速度が60km/hなので、そのクルマは105km/hで走行していたことになる。確かに、深夜の幹線道路(片側2車線)ということで、あり得ないスピードではない。が、撮影された本人は、とある根拠を持って否認し現在、埼玉地裁にて係争中だ。もし、それが事実なら、最新鋭のオービスが誤作動を起こしたということになるが、果たしてその真相は?

スピード違反は認めるが、想像を遙かに超えた速度超過通告には納得できません!

 埼玉県警に検挙 されたのは、読者!

 熊谷市在住のKクン。「撮影当日の同時刻、自分の愛車で現地を通過したのは確かだ。また、流れに乗り、それなりの超過スピードで走っていた」ことも認めている。深夜と言うことで、愛車のクルーズコントロールを〇〇km/hに設定し、一定のスピードで走っていたそうだ。もちろん、速度違反であることは間違いないし、当のKクンもその点に関しては否認するつもりもない。が、少なくとも赤切符を切られるほどの速度ではなかったということだ(ちなみに、深夜にもかかわらず、撮影された事に気づかなかったという証言も興味深い)。

 が、2017年5~6月に実家に届いた呼出状に従い、埼玉県警に出頭すると、45km/hオーバーであることを告げられたため、クルーズコントロールの件と、さらに200m弱先の信号(写真参照)が赤だったために、105km/hというスピードで走行することは考えられないということを主張し、否認。さらに後日、交通機動隊にも呼び出され、調書をとられたという。そして、埼玉地方検察庁の取り調べを受けたのはこの5月。警察から地検に書類送検されるまでに約1年の日数が経っている。結局、地検により起訴処分となり、この7~8月に正式裁判へ移行したというわけだ。これにともない、Kクンは国選弁護人を依頼し、8/2、埼玉地方裁判所での初公判に臨んでいる。

 初公判は原告、被告双方の事実の確認に終始し、実際の弁論が始まったのは9/14。原告側(地検)が埼玉交通機動隊員や速度測定器を扱う技官を承認として喚問し、件のオービスの設置以来の検査等の結果を証言。中でも、技官が過去の検査において「データの吸い上げが出来ないことが1度あった」と証言したことは興味深い事実だ。

 いまのところ当情報局で把握したのは事件の発端と裁判に臨むまでの経緯の概略。今回はこれ以上の記述は避けるが、この裁判は、結果によっては現在、絶賛進行中の警察による速度取り締まり施策の浮沈に関わる裁判でもある。当情報局としても次回公判(第3回)を傍聴し、事実関係が明らかになり次第、各サイトで報告する予定だ。

 なお、当該オービスは、紛れもなく、当サイトで報告した、あの「放火により燃えた」オービス。こちらの方も真相究明に向け、調査続行中!

最新交通取り締まり事情はこちら!⇑

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