【カーナビ歴史探訪】車種専用大画面ナビという新ジャンルを確立 アルパイン ビッグX VIE-X088 【CAR MONO図鑑】
MotorFan / 2018年11月2日 5時0分
高い人気を誇るアルパインのビッグXシリーズだが、その歴史は2010年から始まった。「美しく装着できる車種専用大画面ナビ」のコンセプトは今でも受け継がれている。 REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
7型よりも1.43倍大きな8型大画面を実現
アルパインのAV一体型ナビ・ビッグXシリーズはその名前からイメージできるように大画面が魅力。現在では11型までラインアップしているが、初代モデルは8型からスタートした。
アルパインでは他社と同様に2DINサイズの一般的なAV一体型ナビをリリースしていたのだが、2010年のモデルチェンジで突如として8型ディスプレイ搭載の「ビッグX VIE-X088(オープン価格)」を発表。規格サイズである2DINでは物理的に7型ディスプレイを納めるのが限界だが、独自サイズボディを設定することで8型ディスプレイの内蔵を実現した。もちろん、それでは取り付けられないので、自然な装着感を生み出す車種専用の取り付けキット「パーフェクトキット(別売:当時価格1万4700円~)」も同時に開発された。
しかも見た目だけでなく機能面にも車種専用を取り入れ、純正ステアリングリモコンによるコントロールができたり、装着車に合わせた音響データなども搭載していた。
ちなみに当時の適合車種はプリウス、アルファード/ヴェルファイア、エスティマ、ノア/ヴォクシー、インサイトなど全部で11モデルとなっており、順次ラインアップが拡大されていった。
ビッグXシリーズはこの後、2012年には9型、2014年には10型、2016年には11型とディスプレイサイズを拡大していき、本体+取り付けキットという装着スタイルではなく、ナビとセンタークラスターを一体化したスタイルをメインとしてフィット感も格段に向上。車種専用機能についてもバックカメラガイド線&バックドアガイド線表示、地デジアンテナ位置設定、専用オープニング画面などが追加されていった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…10V型有機EL搭載! 車内エンタメの頂点を極めた『ストラーダ』最新作
レスポンス / 2025年1月12日 19時0分
-
アルパインから新製品続々! 新デザインのドライブレコーダー搭載デジタルミラーにN-BOXやスペーシア専用の「メティオサウンド」も!
くるまのニュース / 2025年1月9日 10時40分
-
アルパイン、ドラレコ搭載デジタルミラーを新発売、純正ミラー交換式で130車種に対応
レスポンス / 2025年1月7日 21時0分
-
これが今のスタンダード!? ナビアプリ&ディスプレイオーディオの注目モデル6選
&GP / 2024年12月30日 13時0分
-
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…画面が大きいだけじゃない!『ビッグX シリーズ』の魅力的な機能を徹底解剖
レスポンス / 2024年12月29日 18時0分
ランキング
-
1天正遣欧使節・千々石ミゲルの墓、長崎県諫早市の文化財に…ミカン畑での墓石発見から20年
読売新聞 / 2025年1月15日 17時0分
-
2芥川・直木賞に選ばれた3作家 どんな人物?
毎日新聞 / 2025年1月15日 20時3分
-
3芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
4高齢者は「体重」が重要…標準を下回ると死亡リスクが急上昇
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
5スニーカーのインソールを変えるだけで「靴の機能は劇的にアップ」する。“初心者が買うべき”一足とは
日刊SPA! / 2025年1月15日 15時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください