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トヨタ、未来のモビリティ社会を見据えたサービスと販売ネットワークを表明

MotorFan / 2018年11月1日 17時45分

トヨタ、未来のモビリティ社会を見据えたサービスと販売ネットワークを表明

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2018年11月1日、全国トヨタ販売店代表者会議を開催し、より地域に根ざした新たなモビリティサービスを提供することができる販売ネットワークの変革に取り組むことを確認した。

 トヨタは2018年1月より「脱全国」「町一番のお店づくり」をめざし、日本での営業体制・働き方を従来の「チャネル軸」から「地域軸」に見直し、より地域を見つめていくものにした。今回、こうした考え方をさらに進め、モビリティ社会への対応に向け、どのお店でも地域のお客様の求めるあらゆるニーズに対応するため、2022~2025年を目途に、原則、全販売店全車種併売化を実施するという。

 その上で、新たにカーシェアリング事業を立ち上げるほか、販売店は移動を軸に他業種/行政などと連携したサービスを提供して地域社会をより豊かにする業態を目指すとのこと。なお、この取り組みは2019年4月より東京のメーカー直営販売店4社が融合する新会社「トヨタモビリティ東京」で先行して実施される予定。

 その新戦略の一環として、愛車サブスクリプションサービス「KINTO」の展開も進めていくという。「KINTO」とは、税金や保険の支払い、車両のメンテナンス等の手続きをパッケージ化した月額定額サービスのことで、利用者は好きなクルマ・乗りたいクルマを自由に選べる。また、コネクティッド技術を活用した安全運転・エコ運転の度合いや販売店への定期入庫などをポイント化し、お客様に還元するプログラムも展開するとのこと。なお、新サービスの運営方法・形態などについては現在詳細を検討中であり、当初は東京地区でトライアルを実施する予定。

 今回の新サービス開始について、豊田章男社長は以下のように述べた。

 「クルマが誕生してから100年以上にわたって人々に愛されてきたのは、『便利だから』だけでなく、所有する楽しさ、運転する楽しさ、移動する楽しさなど、人々に様々な『楽しさ』を提供してきたからだと思います。クルマが所有から利活用にシフトしていくなかで、お客様にもっと気楽に楽しくクルマとお付き合いいただくための新たな提案が今回の愛車サブスクリプションサービス『KINTO』です。クルマが欲しくなったら簡単にクルマライフをスタートし、違うクルマに乗りたくなったら乗り換え、不要になったら返却する。必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動できる、まさに『筋斗雲』のように使っていただきたいと考え、『KINTO』と名付けました。今後も、クルマ本来の魅力を伝えるとともに、『愛のつくモビリティを提供し続ける』という想いで、未来のモビリティ社会をもっと、もっと楽しいものにするための取り組みを進めてまいります。」

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