125ccスクーターの主要どころの仕様とスペックを徹底比較!
MotorFan / 2018年12月31日 9時0分
前回紹介した主要125ccスクーターによる走行性能の一斉検証に続き、ここではディテール部分やスペックを比較。一括りに125ccスクーターとは言ってもボディサイズやタイヤ径、シートのサイズなど様々。ここでは細かい部分を隅々まで計測して比較することで、それぞれの車両の魅力を探り出してみよう。 PHOTO●渡辺昌彦(WATABABE Masahiko)/星野耕作(HOSHINO Kosaku)
HONDA PCX HYBRID……43万2000円
![全長:1925mm/全幅:745mm/全高:1105mm/シート高:764mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854515_201811261738280000001.jpeg)
![14インチタイヤを採用するいわゆるハイホイール・スクーター。125ccとしては車格が大きめで全長も長い。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854516_201811261739170000001.jpeg)
![キーONで文字が浮き出るデジタル表示。センターにスピード、左下にバッテリー残量、右下に燃料計となる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854517_201811261739560000001.jpeg)
![シート長は最も長く、タンデムでも窮屈に感じることはない。ステップも長めでゆったりと座ることができる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854518_201811261741580000001.jpeg)
![14インチホイールは安定感が高く、ハンドリングもマイルド。ブレーキのサイズはφ230だ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854519_201811261740110000001.jpeg)
![リヤサスは2本。長さは325mm(実測)、3段階のバネレートを持つスプリングを採用。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854519_201811261740110000002.jpeg)
![フロントインナーカウルにある左側のボックスには、スマホの充電に便利なアクセサリーソケットが用意されている。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854520_201811261742260000001.jpeg)
車両重量(kg):135
エンジン:水冷4ストロークSOHC2バルブ+モーター
最高出力(ps/rpm):12/8500・1.9/3000(モーター)
最大トルク(kgm/rpm):1.2/5000・0.44/3000(モーター)
燃料タンク(ℓ):8
燃費(国交省届出値):55.0
ブレーキ(前・後):ディスク・ドラム
タイヤ(前・後):100/80-14・120/70-14
HONDA PCX……34万2360円
![全長:1925mm/全幅:745mm/全高:1105mm/シート高:764mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854524_201811261755080000001.jpeg)
![基本的なディメンションはPCX HYBRIDと同じ。車重は5kg軽い分、取り回しの際にわずかだが差を感じる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854525_201811261756020000001.jpeg)
![速度、燃料計のほか、平均燃費計や時計も備える。液晶パネルの左右にはウインカーや警告灯を備える。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854526_201811261756410000001.jpeg)
![シートは長さ、幅共に余裕があり、様々なポジションで座れる。前方が細身になっているので足つきも悪くない。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854527_201811261757500000001.jpeg)
![ホイール、ブレーキはハイブリッドと同じ。14インチの大径ホイールは低燃費にも寄与する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854528_201811261758550000001.jpeg)
![リヤ周りもハイブリッドと同じ。325mmのリヤサスはストロークが大きく乗り心地がマイルド。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854528_201811261758550000002.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854529_201812041007090000001.jpeg)
![持っているだけでイグニッションのON/OFFやハンドルロックが可能なスマートキーを採用している。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854530_201812041008560000001.jpeg)
車両重量(kg):130
エンジン:水冷4ストロークSOHC2バルブ
最高出力(ps/rpm):12/8500
最大トルク(kgm/rpm):1.2/5000
燃料タンク(ℓ):8
燃費(国交省届出値):54.6
ブレーキ(前・後):ディスク・ドラム
タイヤ(前・後):100/80-14・120/70-14
YAMAHA NMAX ABS……
![全長:1955mm/全幅:740mm/全高:1115mm/シート高:765mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854533_201812041017280000001.jpeg)
![ボリュームのあるデザインでかなり大柄に見えるが、サイズはPCXとほぼ同じ。全長が30mmほど長い。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854534_201812041018270000001.jpeg)
![丸いシュラウドの中に液晶パネルが収まる。タコメーターはなく、周囲の黒い部分に各種警告灯などが配置される。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854535_201812041018590000001.jpeg)
![シートは座面部分が広くゆったり目。ステップ部分の幅は少し狭いが、長さがあるのでポジションの自由度が高い。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854536_201812041019350000001.jpeg)
![13インチはヨーロッパのスクーターにも採用が多い。ブレーキディスクはφ240と大型。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854537_201812041021070000001.jpeg)
![リヤサスは2本タイプ。長さは325mmで乗り心地は良い。ブレーキは油圧ディスク。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854537_201812041021070000002.jpeg)
![特徴的な顔つきのヘッドライトはLED。ロービーム時には2灯で、ハイビーム時には中央が点灯して3灯になる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854538_201812041022000000001.jpeg)
車両重量(kg):127
エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ
最高出力(ps/rpm):12/7500
最大トルク(kgm/rpm):1.2/7250
燃料タンク(ℓ):6.6
燃費(国交省届出値):50.5
ブレーキ(前・後):ディスク・ディスク
タイヤ(前・後):110/70-13・130/70-13
価格:35万1000円
YAMAHA CYGNUS X SR……31万8600円
![全長:1985mm/全幅:690mm/全高:1115mm/シート高:775mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854541_201812041024310000001.jpeg)
![ハイホイールと10インチモデルの中間となるサイズ。ボリューム感のあるデザインだが幅は意外とスリム。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854542_201812041027130000001.jpeg)
![左側には大型のタコメーターを備え、スポーティな印象。液晶パネルのバックライトはブルーに光る。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854543_201812041027520000001.jpeg)
![シートは長さも短くコンパクトでポジションの自由度は低め。ステップ部分はフラットな部分の面積が広い。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854544_201812041028480000001.jpeg)
![今回唯一12インチを履き、旋回性と安定性を両立する。ブレーキはφ255と大径。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854545_201812041033430000001.jpeg)
![リヤサスは2本。長さは355mmでストロークも大きくしなやか。リヤブレーキもディスクだ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854545_201812041033430000002.jpeg)
![キャップが外れないエアプレーンタイプで、キー操作により開閉ができる。給油時に手が汚れないのも嬉しい。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854546_201812041034260000001.jpeg)
車両重量(kg):118
エンジン:水冷4ストロークSOHC4バルブ
最高出力(ps/rpm):9.8/7500
最大トルク(kgm/rpm):1.0/6000
燃料タンク(ℓ):6.5
燃費(国交省届出値):43.3
ブレーキ(前・後):ディスク・ディスク
タイヤ(前・後):110/70-12・120/70-12
YAMAHA AXIS Z……24万3000円
![全長:1790mm/全幅:730mm/全高:1145mm/シート高:770mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854549_201812041036520000001.jpeg)
![50ccから乗り換えても違和感がないほどコンパクト。車重も100kgで取り回しも楽々。幅はボリューム感あり。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854550_201812041038080000001.jpeg)
![逆三角形のシュラウドに収まるアナログ式メーター。スピード、積算計、燃料計のみでシンプル。トリップはない。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854551_201812041039000000001.jpeg)
![シートは少し長めだが、前後の段差は大きく、タンデムシート側が長め。ステップはフラットで荷物が置きやすい。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854552_201812041039430000001.jpeg)
![フロントブレーキのディスクはφ200と小さめだが、タッチもよく、街乗りで扱いやすい。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854553_201812041041120000001.jpeg)
![ブレーキはドラム。サスは1本で、長さは380mmと長め。タンデム時でも乗り心地はいい。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854553_201812041041120000002.jpeg)
![タンデムシートは広めで、アシストグリップ大型で掴みやすい。滑りにくく、直射日光でも熱くなりにくい表皮が特徴。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854554_201812041042050000001.jpeg)
車両重量(kg):100
エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ
最高出力(ps/rpm):8.2/6500
最大トルク(kgm/rpm):0.99/5000
燃料タンク(ℓ):5.5
燃費(国交省届出値):58.0
ブレーキ(前・後):ディスク・ドラム
タイヤ(前・後):100/90-10
SUZUKI SWISH……31万8600円
![全長:1830mm/全幅:690mm/全高:1095mm/シート高:760mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854557_201812041053050000001.jpeg)
![アドレスV125に比べてほんの少しボリュームアップしているが、それでも十分コンパクト。幅もスリムだ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854558_201812041053530000001.jpeg)
![メーターは大型のフル液晶。中央に大きめのスピードが表示され、その上にはバー形状のタコメーターが配される。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854559_201812041054350000001.jpeg)
![シートはコンパクトサイズにしては余裕があり、クッションもしっかり。ステップはフラットだが前傾している。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854560_201812041055120000001.jpeg)
![軽快な操作性と操縦性を追求した10インチを採用。ディスクブレーキのサイズはφ210。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854561_201812041057270000001.jpeg)
![リヤブレーキはドラム。アルミ製スイングアームを装備した2本サスを採用し、調整は3段階。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854561_201812041057270000002.jpeg)
![メインキーの横にはスマホなどの充電に便利なUSB端子を装備。防水のキャップははめ込み式となっている。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854562_201812041058200000001.jpeg)
車両重量(kg):114
エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ
最高出力(ps/rpm):9.4/7000
最大トルク(kgm/rpm):1.0/6000
燃料タンク(ℓ):5.5
燃費(国交省届出値):51.0
ブレーキ(前・後):ディスク・ドラム
タイヤ(前・後):100/90-10
KYMCO GP125i……18万3600円
![全長:1810mm/全幅:705mm/全高:1100mm/シート高:745mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854565_201812041100290000001.jpeg)
![全長は短いがボリューム感のあるデザインとリヤ上がりのフォルムがスポーティな印象。それでいてシート高は低い。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854566_201812041100410000001.jpeg)
![右にアナログのタコメーター、左には液晶のマルチファンクションパネルを備える。デザインは派手だが見やすい。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854567_201812041102000000001.jpeg)
![シート長は590mmとコンパクト。タンデムシート部分の幅も狭い。ステップはフラットだが中央部が狭い。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854568_201812041102400000001.jpeg)
![フロントブレーキは、レーシーなウェーブタイプを採用する。ディスクサイズはφ200。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854569_201812041103510000001.jpeg)
![リヤブレーキはドラム。リヤサスは1本で、長さは265mmと短く、少し硬めのセッティングだ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854569_201812041103510000002.jpeg)
![フロントのボックス部にはUSB端子を装備する。キャップはねじ込み式になっている。](https://motor-fan.jp/images/articles/10006676/big_854570_201812041104240000001.jpeg)
車両重量(kg):106
エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ
最高出力(ps/rpm):9.0/7000
最大トルク(kgm/rpm):9.1(Nm)/5500
燃料タンク(ℓ):4.5
燃費(国交省届出値):-
ブレーキ(前・後):ディスク・ドラム
タイヤ(前・後):3.50-10
※ボディサイズ(全長・全幅・全高・シート高)は編集部による実測値です。
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