ヤンマー:高精度の自動運転を実現した密苗田植機「YR8D オート仕様」を発売
MotorFan / 2018年11月29日 14時25分
ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリは、ディーゼルエンジン搭載の密苗田植機「YR-Dシリーズ」の追加仕様として、自動直進と自動旋回機能を装備し、誰でも熟練者なみの高精度作業ができる「YR8Dオート仕様」を2月1日に発売する。
近年、農地の集約による経営の大規模化や、就農者減少・高齢化による人手不足といった課題を抱える農業分野において、ICTを活用した作業効率化が求められている。ヤンマーは、長時間作業の疲労軽減の実現と、高精度作業を可能にするオート田植機をラインアップに追加した。
本機は、「オート/ロボットトラクター」に続く自動運転技術「SMARTPILOT」シリーズの第2弾となる、ICT技術で農作業の効率化・省力化に貢献する農業機械として開発。自動運転ユニットを共通化し、田植機に適したプログラムを設定することで、高い精度の自動化を実現した。
密苗田植機「YR8D オート仕様」
■発売日:2019年2月1日
■商品価格:3,955,000円~5,545,000円(税抜、 メーカー希望小売価格)
■販売目標:初年度200台
(1)ほ場や作業者の条件・使い方に合わせて選べる2モード
「直進モード」では、直進のみを自動で、旋回などの運転操作は手動で行う。「オートモード」では、自動直進に加え、旋回にともなうハンドル操作と植付部の昇降などの操作を自動で行う。
これらのモードは、ほ場条件や作業者のスキル、作業内容に応じて設定することができる。
(2)タブレットにより簡単・安心な操作を実現
防塵・防水性に優れた10.1インチのタブレットを採用。タブレット内の情報はアイコンやイラストで表示し、作業領域や経路作成、運転中の軌跡確認などを簡単に行える。
RTK-GNSS(RealTimeKinematic–GlobalNavigationSatelliteSystem)を活用し、GNSS衛星からの電波により位置情報を取得し基地局からの補正情報を受信することで誤差数センチの作業が可能。オプションでヤンマー独自の基地局を設置することで高い精度での補正情報取得が可能になる。
(3)密苗との相乗効果による更なる省力化
密苗は、慣行栽培とほぼ同じ管理方法で、規模や地域、品種に関わらず、収量も慣行と同等を確保することが可能。今までと同じ面積を少ない育苗箱で植えることができるため、育苗箱や培土などの資材費を削減でき、播種や苗運びにかかる時間の短縮や、人件費、重労働による身体的負担の軽減に貢献する。自動操舵と密苗技術の相乗効果による革新的な省力化で、スマート農業を実現する。
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