スバル・フォレスターかマツダCX-5か? トヨタC-HRか? ホンダ・ヴェゼルか? 300万円で買える魅力的なSUVはどれだ? 国産車編
MotorFan / 2018年12月9日 18時0分
12月、いわゆるボーナスが支給される時期(支給される人は……)。年末で自動車ディーラーの歳末セールもある。年末決算で、有利な条件で新車が購入できるチャンス! とも言える。ウィンタースポーツのシーズンが始まり、「次買うなら、SUVだ!」と考えている人も多いだろう。
新車でSUVがほしい!(残価設定ローンを使ったら、より手軽になる)とはいっても、新車購入に充てられる資金は、「300万円」というのが、まず考える予算上限、という人が多いだろう。
今回は、年末企画として、「300万円で買えるSUV」を選び出してみた。条件は「300万円プラスマイナス10万円」としてみた。
まずは
スバル・フォレスター アドバンス 309万9600万円
スバル・フォレスター アドバンス 309万9600万円
2.5ℓ水平対向エンジン搭載モデルの「プレミアム」が302万4000円で、ほぼ300万円なのだが、ここでは2.0ℓ水平対向+モーターのマイルドハイブリッドシステム、e-BOXERモデルのアドバンスを選び出した。もちろん、フルタイムAWD。
ボディサイズは
全長×全幅×全高:4625×1815×1715mm
ホイールベース:2670mm
ボディサイズは、300万円級SUVでは「大」のグループに属する。せっかく300万円出すのだから、立派で、燃費もいいSUVがほしい、という人にはぴったりだ。
次は日産。
日産エクストレイル 20Xi 300万9960円
日産のSUVといえば、ジュークとエクストレイル。ジュークはひとつ下のクラスになるから、今回は、特別仕様車の日産エクストレイル 20Xiを取り上げた。アウトドアイメージが強いエクストレイルだから、こちらももちろんフルタイムAWD。燃費はJC08で15.6km/ℓだ。
ボディサイズは、
全長×全幅×全高:4690×1820×1740mm
ホイールベース:2705mm
である。
トヨタは・・・300万円ならC-HR ハイブリッドの最上級グレード「G」の特別仕様車G Mode-Brunoが297万9200円で手に入る。
トヨタC-HR G Mode-Bruno 297万9200円
特別仕様車のG Mode-Brunoは1.8ℓエンジン+THSのハイブリッドモデルで、こちらはFFだ。燃費は、JC08モードで30.2km/ℓと超優秀である。
ボディサイズは
全長×全幅×全高:4360×1795×1550mm
ホイールベース:2640mm
C-HRは、300万円級SUVのなかでは「小」のグループに属する。
もう一台「小」の300万円級SUVを取り上げよう。
ホンダ・ヴェゼル ハイブリッドZ・ホンダセンシング 292万6000円
ホンダのC-RVはベースグレードでも323万280円だから、今回の趣旨から外れる。ホンダで300万円のSUVといえばウェゼルとなる。ヴェゼルだと最上級の1.5ℓ+ハイブリッドのホンダ・ヴェゼル ハイブリッドZ・ホンダセンシングが292万6000円だ。こちらも
AWDで、燃費はJC08モードで21.6km/ℓである。
ボディサイズは
全長×全幅×全高:4330×1770×1605mm
ホイールベース:2610mm
マツダCX-5 25S プロアクティブ 302万9400円
300万円級SUVをマツダで考えると、「小」でもちろんCX-3は楽々ターゲットにできるが、その上のCX-5も、2.2ℓディーゼルエンジン搭載車は手が届かないが、2.5ℓエンジン搭載(Skyactiv-G2.5)の25Sグレードまではいける。25S プロアクティブは、フルタイムAWD。燃費はJC08モードで14.8km/ℓだ。同じエンジンで装備充実方向のグレード25S LパッケージはFFで301万8600円である。
25S プロアクティブ
AWD
全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm
ホイールベース:2700mm
三菱エクリプスクロス Gプラスパッケージ 309万5280円
三菱久々のニューモデル、エクリプスクロスは、エントリーモデルがMの253万2600円。エンジンは、どのグレードも1.5ℓダウンサイジング過給エンジンを積んでいる。300万円級となると、最上級のGプラスパッケージが309万5280円を選ぶことができる。燃費はJC08モードで14.0km/ℓ。
三菱エクリプスクロス Gプラスパッケージ
AWD
ボディサイズは
全長×全幅×全高:4405×1805×1685mm
ホイールベース:2670mm
スズキ・エスクード1.4ℓターボ 265万8950円
スズキに目を向けるとエスクードの1.4ℓターボが265万8950円である。つまり、余裕で買えるわけだ。しかも、グレードは、ひとつしか設定されていないから、迷うこともない。潔し。エスクードのポテンシャルの高さは、MotorFan.jpでは何度もレポート済み。これは魅力的な選択肢になる。トランスミッションがCVTではなく6速ATになるのもエスクードのチャームポイントだ。
AWD
全長×全幅×全高:4175×1775×1610mm
ホイールベース:2500mm
最後に……この企画を考えたきっかけとなったブランニューモデル、レクサスのエントリーSUV、UXを見てみよう。
レクサスUX UX200ベースグレード 390万円
レクサスUXは、エントリーグレードで390万円! 駆動方式はFF。エンジンは2.0ℓNAエンジンに新開発のCVTを組み合わせている。
ボディサイズは
全長×全幅×全高:4495×1840×1540mm
ホイールベース:2640mm
で、「小」の部類なのだが、さすがはレクサス。300万円級ではなく、400万円級でした。
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