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意欲的なディーゼルエンジンながらホンダは撤退──N16B

MotorFan / 2018年12月24日 9時55分

意欲的なディーゼルエンジンながらホンダは撤退──N16B

■ N16B シリンダー配列 直列4気筒 排気量 1597cc 内径×行程 76.0mm×88.0mm 圧縮比 16.0 最高出力 88kW/4000rpm 最大トルク 300Nm/2000rpm 給気方式 ターボチャージャー カム配置 DOHC ブロック材 アルミ合金 吸気弁/排気弁数 2/2 バルブ駆動方式 ロッカーアーム 燃料噴射方式 DI VVT/VVL In-Ex/×

 N22Bで採用したNOx触媒でTierIIBin5をクリアしたホンダの次の一手が1.6ℓのダウンサイジングディーゼルエンジン。ヨーロッパ向けEarth Dreams Technology第一弾として2012年にシビックに搭載されてデビューした。振動と剛性に厳しいディーゼルでは常道のクローズドデッキではなくオープンデッキとしたシリンダーや、従来型から重量を2/3に軽減したクランク等で2.2ℓ比47kgという驚異的な軽量化を実現、同クラスのガソリンエンジンを圧倒する。燃費も実走行燃費に近いと言われる欧州複合モード燃費で27.8km/ℓを公称。CO2排出量も含めて国産ディーゼルエンジンのトップスペックとなっている。
 日本国内や北米ではガソリンエンジンベースのハイブリッドに軸足を置くホンダだが、高性能DEの有無が競争力を決定する欧州市場に向けてなりふり構わず精力を投入した英国生産エンジンである。しかし、どうやらホンダは近い将来、ディーゼルから撤退するようだ。


 カムチェーンを片側のスプロケットに掛け、アイドラーギヤで反対側のカムを回すという機構は、ピストンに燃焼室がありバルブ挟み角がほとんどないディーゼルエンジンならではの特徴だ。アイドラーギヤh燃料ポンプの駆動も兼ねている。

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