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ジープ チェロキーの2019年モデルに採用されたマグナの熱可塑性プラスチックバックドアが魅力的なソリューションと証明される

MotorFan / 2018年12月24日 21時20分

ジープ チェロキーの2019年モデルに採用されたマグナの熱可塑性プラスチックバックドアが魅力的なソリューションと証明される

ジープチェロキー2019年モデル用にFCA社と共同開発したマグナのリサイクル可能な熱可塑性プラスチックバックドアは、欧州と北米のSPE(Society of Plastics Engineers)自動車イノベーションアワードのボデー・外装部門最高位やCAMXの最高イノベーションアワードなど、数々の自動車業界を代表するアワードを受賞した。

 マグナエクステリアのバックドア担当グローバル製品ラインディレクターであるRiad Chaaya氏は、「FCA社と協力して取り組むことにより、従来のスチール製バックドアから熱可塑性プラスチックバックドアへの移行のサポートを、わずか約18か月という期間で行うことができました」とし、「これにより、28%の重量削減に成功し、デザインの自由度も大幅に増しました」とコメントしている。

 このチェロキーのバックドアモジュールは、熱可塑性プラスチックバックドア量産プログラムとしては初の大量生産プログラム。また、構造性能、生産性、寸法精度を上げる赤外線溶着を外装面の裏側に使用しているのも業界初。
 生産の視点から言うと、熱可塑性プラスチックバックドアを採用することにより、バックドアモジュールの製品の複雑さが軽減され、初期投資も削減、また、マグナがバックドアの完成品を納品することから、完成車生産ラインの生産能力アップなどのベネフィットが自動車メーカー側で期待できる。

ジープ チェロキーMY19(PHOTO:CHRYSLER)

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